昭和四日市石油独身寮/四日市市
1994/3竣工・RC−5F,PH付


航空写真(管理棟側)

航空写真(寮棟と駐車場)

管理棟側から見る外観

管理棟側から見る外観

道路から見る寮室外観

施設に権限を持つ労働組合のトップと大論争をした「思い出多い」建物です。
一方的に押切り、造ったのですが、竣工式に労組委員長から大歓迎を受けたことを思い出します。
当時、全国で10棟を超える独身寮が建設されており、「贅沢ではないか」という批判に晒されました。
調べたところ、安い方から3番目に相当し、「コストパフォーマンスの良い建物」と言う評価に一転しました。案外、委員長氏から評価を受けた理由かもしれません。


窓の「上下の外壁」は鮮やかな「紫」を使っています


駐車場から見る寮室外観

駐車場から見る寮室外観(夜景)

トンネル状のエントランス

エントランスを抜けると大空間のロビーです。
床のグラデーションはいかがでしょうか!

ロビーの階段を上がると、
下の写真の2階「集会室」に出ます。

ロビーから見る庭の夜景

集会室突き当たり木製戸のところが
写真右の和室です

和室集会室で、マージャン大会等に利用
(家族宿泊室は別に用意されています)

集会室を出れば、ルーフテラス
年1回の「ビアパーティー」の会場です

1階食堂
ここでもグラデーションが使われています

庭を見ながらの大浴場です。

大胆に御影石を使った庭作りにしました

EVホール

広い寮室
「押入・クローゼット・物入」が設けられており、釣り道具やスキー板も収納できます
この建物では、大胆に原色が使われています。
カラープランを出した時点では「難色を示した」企業TOPも、外壁の試験張りを見てから「フリーハンド」の承認を出してくださり、以後自由に決めることができました。
ゼネコンもこの「色使い」を面白がり、費用の嵩む手間仕事も快くしてくださいました。