爺様の畑 |
■110224(木) |
dogfight |
爺様は超人である。執刀医の術後予測(余命や病状の推移)など、見事に吹き飛ばして回復している。
ただ、退院後、変わったこともある。
・食事の好みが分かり、とめどのない食欲となった
・お酒を好むようになった
・こらえ性が無くなった
などである。己の欲求に素直になったのだろうが、「飯・風呂・トイレ・酒」など待ったなしになり、時には声も荒げるという(入院以前はこんなことは絶対になかった)。
食欲とお酒は爺様の希望に沿うようにしている。ドクターの予測を凌駕しているとはいえ、やはり限界はあるのだろう。「余生は自由に生きればよい」と私は思ている。

ミカン畑全景 |
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爺様の入院で放置されたのが「畑」である。
例年なら12月に採り入れして、2ヶ月ほど寝かす八朔がそのままになっている。
約半数は、落下しているが、木で熟しているものも多い。手入れが行き届いておらず、市販品ほどの甘さはないが、程よい酸味になっている。
そこで、3家族に声をかけた。
2家族8人が「ミカン狩り」に来てくれるそうで、次の日曜に採り入れを行い、もてるだけ持ち帰っていただこうと思う。
きっと楽しい日曜日になりそうだ!
今後の「畑」であるが、私に継ぐ自信はない。何せ、畑仕事の経験はなく、体力もない。それでも「やってみたい」と言う気持ちはある。
晴耕雨読が夢であったが、肝心の畑がなかった。いま、目の前にそれがあり、私は困っている。ままならぬ人生に苦笑いである。
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