私の農業体験記 2011年12月
草刈り3
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111202(金)
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2筋目(草刈り完了)
3筋目
3度目の草刈りで、やっと2筋を刈り終えた。
3筋目は更に草が多いからもっと大変だろう。
野菜畑部分を覗いてみたら「原野」に帰っていた。畑に戻すのは容易ではない。
今まで「ing」で生きてきた私には、突然の失業状態は、結構なストレスになっている。その意味では、無心になれる草刈りはありがたい。
我が国には「緑を守ろう」という表現がある。
外国では、緑は単に色を示すだけだが、我が国では「緑地」を指すことが多い。かつて、自然保護運動をしたことがあるが、緑の定義が出来ずに混乱が起きた。
草刈りをしながら、緑が喧嘩をしている。
八朔畑にとって、それ以外の植物は『敵』である。どれも草刈りの対象に過ぎない。
雑草と言っても、花屋さんで売っている花も自生している。写真の花は、あまりに可憐なので、伐採(約3mの高さに成長)後に、先端を切って持ち帰った。
八朔が落ちている、きっと風によってであろう。
このまま腐らすのは勿体ないと思い持ち帰った。人間には無理でも野鳥にとってはご馳走になるかもしれない。
・・・と、こんなことを思いながらの作業である。
空き缶が落ちている。糞もある。
どうやら、誰かが「犬の散歩コース」にしているらしい。防草シートの破れも、犬の足掻きで出来たと思われるヶ所もある。それにしてもマナーの悪い人だ。
隣百姓
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111205(月)
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隣百姓
http://www.geocities.jp/yonbanhome/memory2/memory05.html
稲は、もともと熱帯の作物す。日本では、梅雨による降水と熱帯並みの夏の高温で稲作を可能にした。しかし、田植えを始める時期は大問題だった。早すぎては冷害の危険、遅すぎては台風の被害と、常に凶作と隣り合わせの危険性を持っている。
そこで、このリスクを避ける知恵が生まれた。それは、稲作の上手な人の動きに合わせて、農作業をすることであった。Aさんが田起こしを始めれば、その後を追い。Bさんが種を蒔けば、すぐに蒔くというやり方であった。これを『隣百姓』という。隣近所をよく見て、遅れないように真似ていく農業である。
この方法は、真似をする相手を間違えずに、すぐにその後を追いさえすれば、並み以上の成果を上げることが出来るので、江戸時代にいたるまで、長く続けられてきた。
4度の作業で、1反の八朔畑の約7割の草刈りを終えた。
残るは1筋と10坪ほどの野菜畑です。とはいえ、野菜畑は写真のように「原野状態」です。草を刈り、耕し、施肥などと、農地への道のりはまだまだ遠い。
農業知識のない私は、見よう見まねでやりたいのですが、参考にするものがない。
周りに農地はいっぱいあるのに、この辺りは全て第2種兼業農家。米以外は作らず、今は全て「ひつじ田」です。
隣百姓が成り立った時代は「素晴らしい」ことだったに違いない。
隣百姓2
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111206(火)
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隣百姓のように「見よう見まね」が出来ない私は、造園が本業の友人からアドバイスをもらい、後はネットが先生である。
草刈りが済めば施肥になる。1月に八朔を収穫し、2月に剪定ですが、剪定で出た枝は「細かく切って自然に返せ」とネットにある。しかし、草刈りをしながら「石ころと以前の剪定枝」が邪魔で仕方がない。ネット情報をどこまで信じてよいものやらである。
以前は爺様がやっていたのに、まるで農具が見つからない。爺様はどのようにして「畑を守ったのか?」まことに不思議である。そこで、一から道具を揃え始めている。
・草刈り機に弾かれていろんなものが飛んでくる。作業ではメガネが必須です。
・草刈りに夢中になると頭上が疎かになり、頻繁にハゲ頭に枝が当たる。怪我をしないうちにヘルメットを買った。
・30分も作業をすれば汗みずくになる。風邪をひかぬようウインドブレーカーを買った。季節柄防寒着はあるが、純粋なウインドブレーカーは衣料品店では売っていない。結局、スポーツ用品店でサッカー用を購入。性能は抜群だが、農作業にはいささかもったいない。
・四つん這いで木の足元の草刈りを行う。この時、膝のお皿に頻繁に石が当たり、とても痛い。怪我をする前に膝パットを購入したが、これもスポーツ店でしかなかった。バレー用で、とても快適である。
・腰ベルトを購入した。これで、鋏や鋸が携帯できる。
・手袋は軍手を使用しているが、適切なものが見つかれば購入したい。
・作業用のエプロンは重宝している。
・足元は長靴だが、安全靴の方が良いかもしれない。
春に農機具用の物置を購入した。
今では、スコップ・鍬・剪定鋏・鋸(2種)・鎌(2種)と増えてきた。草刈り機の替刃や混合油もストック。肥料やキャリアも収まっており、物置は大活躍である。
用具や道具は買えるけれど、私に一番欠けているものは「指導者」である。作業を通じて地元の先輩に出会えればと、期待している。
爺様の思い
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111207(水)
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5度目の草刈り(111206)をしました。
まずは、3筋目から熊手で刈った草を集め、トラ刈り部分にもう一度草刈り機を当てました。
4筋目に進む前に、東側境界に流れる水路まで行けるように開削をしました。外周の水路側から、4筋目に向かって刈り進むためです。
ところが、開削は草刈りより「柴刈り」状態です。僅かな開削で、写真のような枝の山が二つ出来ました。
水路(白く見える)まで開削した場所
開削で切り払ったブッシュ
八朔の枝に架かっていた爺様の鍬
このブッシュを切り開いたことで、爺様が使っていた農具が出てきました。
写真のように木に架かったままだったり、地面に放置されたりでした。農具を納める小屋がなかったとはいえ、このように放置する爺様ではありません。
一昨年末、入院する直前まで農作業をしていた爺様ですが、きっと「根気が続く」状況ではなかったのだろうと想像します。
一通り草刈りが済んだら、ゴルフ場で言えば、フェアウエイの状態を保ちたいものです。
植物の生存本能に勝てるハズがありません。だから、雑草の根絶やしが出来るとは思っていません、今後は「雑草が成長しない」ように頑張ります。
爺様も、テーラーをやめてから八朔畑の面倒を見ています。
特に指導者がいたわけではなく、我流で試したようです。
八朔の足元に稲わらを敷き詰めたところや、石ころを敷き詰めた跡があります。きっと、どうすれば「雑草を押えられるか」試行錯誤だったのだと思います。
八朔畑は爺様から託されたわけではありません。
私が勝手に始めたことです。和歌山で暮らし始めて2年になりますが、寡黙な爺様と話す機会も少ないままできています。
草刈りをしながら、爺様と話をしているような気持ちになってきました。何処まで出来るか?分かりませんが、可能な限り続けて行こうと思います。
最低の植木屋
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111212(月)
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八朔畑の入り口に積まれた「剪定柴(写真)」を見て呆然とした。
庭木の手入れをした後の柴である。草刈りをして、綺麗に整地した入り口を塞ぐように積まれている。
八朔畑の所有者は爺様ではない。
約30年前、後継者のいなくなった親戚筋の畑を、爺様がお世話するようになったのが始まりである。爺様が寝込んだいま、私が受け継いだ。
このことは、地主氏は知っているはずであるが…
剪定柴を捨てたのは、地主邸の庭木剪定を請けている植木屋である。地主氏が許可をして「八朔畑に捨てた」と言うのが、この成り行きと分かった。
ちなみに、地主氏は草刈り作業が行われていることを「知らなかった」そうである。
それにしても、程度の低い植木屋である。今時、剪定柴は持ち帰るのが当た前で、剪定費用に「柴の処分費」が計上される時代である。
庭木の剪定はセンスの必要な職業である。それなりに、感性を持っているはずなのに、草刈り整地された畑で、誰が見れも「手入れがされている」ことが分かる場所、それも1ヶ所しかない入り口に積み上げる神経が分からない。
己の植木畑に、赤の他人が剪定柴を積み上げたらどんな気がするのか?考えたことがあるのだろうか。最低の植木屋である!
これからエンドレス
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111214(水)
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「最低の植木屋」と罵ってみたが、翌日、剪定柴は倍になっていた。
私の怒りは「筋違い」だと家内にたしなめられた。冷や水をかけられた心境である。ただ、家内の指摘は間違いではない。畑の貸借契約はない、管理を頼まれたわけでもない。ようは、爺様や私が「勝手にやっていた」に過ぎない。
地主側から見れば「迷惑なこと」かもしれないのだ。
地主氏には、ここはもう畑ではなく「不要なものを捨てる場所」になっているのだろう。そう思うと見えてきたこともある。今まで「なんで畑にこんなのもが?」と思ってきたものが理解できる。ようは私が勝手に入れあげていたにすぎない。
TPPに参加すれば「日本農業は壊滅する」と叫んでいたが、TPPなど関係なく、農業の壊滅は遠くない。八朔畑には、そんな日本農業の問題が凝縮されている。
・八朔畑は道路に接しておらず「建物用地」にはなり得ない
・少なくともこの八朔畑の後継者はいない
私が「農業をしたい」と思っても、法の壁で出来ない。
私が農家の資格を持っていないため、農地を買うことも借りる(小作)こともできない。農家を保護する名目で、新規参入の間口を酷く狭めているのだ。
つまり、この八朔畑は、売ることも継続することも、私のようなものに貸すこともできないようになっている。処分費の要らない「捨て場」が一番の活用に違いない。だから、私の草刈りなど「関係ない」のである。
剪定柴だけではなく、幾度も「捨て場」として利用されていたはずである。30年もこの畑を見てきた爺様は、畑守りを真剣にすることの「むなしさ」を感じてきたのではないか。
刈り取った草は数か月後に再利用できるが、
写真のようなブッシュは腐るのに時間がかる
畑の一角に集めて自然に帰る日を待つ
運び込まれた剪定柴(まだまだ増えるそうな)
昨日、6度目の草刈りをした。最も原野化していた部分で、草刈り機が「噛んで」仕方なかった。
濃い草むらには「石ころ・空き缶・樹脂容器・剪定した枝」が散乱しており、たびたび草刈り機を止めて、退かせてから作業を続けることとなった。普段より長い、5時間の作業であったが、予定量を終えることが出来なかった。
私は未経験者であるが、イメージしていた畑と、この現実は酷く違う。
几帳面な爺様から、この畑の現状は考えられない。きっと「よい畑にしよう」と言う熱意は失われていたと思う。
この数日の出来事で〜〜次は木の根元を丁寧に除草して施肥の準備に〜〜などと考えていたことが霧散した。
これからは『健康増進しながらの暇つぶし』だと考えることにした。きっと、爺様もそんな心境ではなかったか?
あと一度の作業で、一通りの草刈りが終わる。
最初に草刈りした辺りのタンポポが元気よく伸びている、エンドレスの始まりです!
道具・農具や肥料も購入してあるが、さてどうしようか?
来年夏には「自分で作った野菜を食べる」ことを夢見ていたが、もうぶっ飛んだ。今後はいろんなものを買うこともないだろう。木の根元の除草・土起し・施肥には季節があるが、暇つぶしなら気張ることもない。
継続的な健康増進には「草刈り」は良い方法だと思っている。
草刈り機に邪魔な、石ころ・空き缶・樹脂容器・剪定した枝とうを、根気よく排除して行こうと考えている。これなら優に1年以上かかる。『健康増進しながらの暇つぶし』には、八朔畑は良い処である。
追記
私の季節外れの草刈りは、自然界には大迷惑に違いない。
草刈り機に驚いて出てくるカエルやバッタが多い。しっかり冬眠の妨げになっている。そのうち冬眠から起こされた蛇と出会うかもしれない。
一方、水路で泳ぐオタマジャクシに出会った。これは明らかに季節がおかしい、やはり気候が変化しているのだろうか?
野鳥には草刈り機の音は気にならぬらしい。
モズが、2mほどの距離にやって来て私の作業をじっと見つめていた。ジョウビタキもやって来て、至近距離でウロチョロする。愛らしいヤツです!
いささか気をそがれた畑作業ですが、こうして体を使い、地べたを這ったりしていると「とても楽しい」のだ。本当に良い暇つぶしである。
やっと完了
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111218(日)
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野菜畑の畝が出てきた
刈り取った大量のブッシュ
空き缶や石などが散乱している
爺様の使っていた農具
写真上:遠景で撮ってみた。八朔の足元が刈られ、野菜畑跡地が分かる。
相も変わらず私は退路を断って行動する。
さんざんホラを吹いて、道具を買い揃えて草刈りを始めたが、1000uの八朔畑の草刈りが出来るなど、私自身が1番信じていなかった。
それも、背丈を超すセイタカキリンソウやシマトネリコのブッシュを切り開いてのことである。
7回の作業、約30時間でやっと一通りの草刈りを終えた。
原野のようであった所から、野菜畑の畝が出てきた。
今すぐ耕したい衝動に駆られた。
次回からは、八朔の根元を手作業で草刈りを行う予定です。
畑にあるまじきことですが、空き缶や大きな石、樹脂ゴミなどが所構わず散乱している。
何せこれらは、草刈り機の邪魔ばかりしますので、根元の草刈りをしながらこれらも掃除していくつもりです。
概ね1時間の作業で5分の休憩を取ります。
一切れのクッキーと熱いコーヒーがとても旨い。
膝の保護のためバレーボール用にプロテクターを付けている。安心して、膝をついて作業が出来るだけではなく、とても暖かい。
膝が冷えないと、作業がとても楽であることを知りました。
一通りの草刈りで、爺様の使っていた農具を見つけた。
何処え纏めて保管して置こうと思う。
第2ラウンドスタート
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111218(日)
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今日から、草刈りも第2ラウンドです。
八朔の幹と幹の間を入念に草刈りをします。畑には、石・空き缶・樹脂ゴミ・剪定枝などが散乱しており、草刈り機の障害になります。そこで、幹間の草刈りと同時に清掃をして行きます。
まずは主だったゴミを撤去し、幹の下に入り込んで、手で石を取っていったのですが…
まるで際限がありません。八朔畑と言うより、採石場状態です。そこで、フルイを持ってきてもらい濾すことにしました。
1.草刈り前
2.鍬で草刈り
3.鎌でこまめに草刈り
4.スコップでフルイに入れる
5.こんなに砂利が溜まる
刈った草の山を崩してみた
中はまだ青々としている
最初に刈ったところは若葉がいっぱい
手順は写真の順です。鍬で大雑把に草刈りをしながら石を集めていきます。
次に、しゃがみこんで鍬で入念に草刈りです。
集まった砂利交じりの土をふるいにかけて濾していきます。
刈り取った草と分けて、砂利は容器に入れて捨て場に運びました。
この作業は、草刈り機を使うのとまるで体力消費が違います。
八朔の樹列は、5列半あり、幹間は2〜4mとランダムです。
本日手がけたのは第1列で、幹間は14ありのですが、幹間9で、腰が痛くなってギブアップ。作業時間は3時間半でした。
今後もっと困難な場所になっていくので、この方法では、寒肥の時機を逸してしまいます。
もっと、ラフで効率の良い方法にする必要があります。
石を濾すのに時間と体力を使うので、これは後回し(時間の制約がない時に行う)にした方がよさそうだ。
少し休憩してから、刈り取った草の山を起こしてみた。
「自然に返す」と言うことは、とても美しいが、そんなに柔くない。
表面は枯れたようになっていたが、中はしっかり青々としている。
寒肥の後、マルチングに使おうと思っていたが、草刈り時期が遅れた分、今年の利用は難しそうだ。
最初に草刈りした筋には、若葉がいっぱい出てきている。
雑草の根絶など考えられない。
何とか「膝より大きくならない」ように草を刈っていきたいと思うが、
うふふ…
究極の暇つぶしになりそうだ。
八朔の実が落ちだした。
そのまま腐らすのも勿体なので拾い集めている。
それにしても分からないのが、実成りの良し悪しである。
よく実がついている木と、まるで駄目な木がある。当然理由がある筈だが、その違いが出る「規則性」が分からない。
適切な剪定をして、日当たりをよくすることが大切だと言われるが、日当たりが良くても、まるで実をつけていない樹もある。これは「剪定が悪い」と言うことであろうか?
幹に紐をつけてマーキングをしたいと思っている。
いろんなことをやって「来年の違い」を試してみたい。
追記
TVニュースを見ていたら有田ミカンを紹介していた。何故、斜面に作るのか?それは水捌けのためだそうな。
これで「石だらけの八朔畑」の謎が解けたと思った。
周りは田んぼで保水性が高い。だが、柑橘類は湿りを嫌う。そのため大量に砂利を運び込んだ可能性が高い。そうとでも思わないと、説明のしようがない。
道具の話
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111225(日)
dogfight
第2ラウンド2日目です。
全国的に寒波が到来しており、大雪の情報もしきりです。この日の最高気温は7℃。強風が吹き荒れており、体感気温はさらに低いだろう。
2種類の鍬
尖った三角部で狭い処や根の深い草に打込む
鋸刃を横使いすれば根の浅い草を一気に除草
更に前後に鋤けば、草と土を分離できる。
シャープな面を横使いすれば
「畑用の鍬」と同様に打込める
休憩中も立ったまま
畑から石を取り除くことを諦めれば、速度は上がる。
更に、農具の使い方のコツが分かってきて、更にスピードが上がってきた。
この日は、先日の1列目の残りと、2列目が予定です。手鎌は使わず、鍬をふって作業を進めました。
持っている鍬は2種類。
・畑を耕す鍬
・草取り鍬
なにせ、何をやっても「初体験」ばかりです。
従来からの畑を耕す鍬は、私にはうまく使えません。
草取り用の三角形の鍬、これは使いやすい!
写真で紹介するように3種類の使い方が出来る。
1.尖った三角部で、狭い処や根の深い草に打込む
2.シャープな面を下に横使いすれば「畑用の鍬」と同様に使える
3.鋸刃を下に横使いすれば、根の浅い草を一気に除ける。更に、前後に鋤けば、草と土を分離できる。
このように、実にマルチに使える。ところが、プロの世界では知されていないらしい。
呑みながらこの道具の話を出したのですが、小馬鹿にされた。私は詳しくはないが、きっとアマチュア道具なのだろう。
諺で一番のウソは『弘法筆を選ばず』です。
道具の選定はとても大事なことだと思うが、誰も彼もがプロ仕様の道具を持てば玄人になれるわけではない。
アマチュアでも便利に使え、プロに近づける道具が工夫されるのは歓迎です。
現に、剪定鋏や鋸は「替え刃」を使うことで、目立てが出来ない素人でも「プロの切れ味」を利用できる。
予定時間より早く予定量終了となった。
体力が続けば「次の列へ」と行きたいところですが、慣れない「鍬を打つ作業」で、3時間で息が上がってしまった。
座り込んでの休憩は「へばってしまう」ので、立ったままでコーヒーを楽しみます。
追記
お隣の畑の爺様と、顔が会えば話をする。
ところが、酷く耳が遠いようで会話が成立しない。この日も、
爺様:大根あるか?
私:ありません
爺様:そいじゃ要らんなあ〜
こんなんで、大根が欲しかったのにもらえませんでした。
年末は畑三昧
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111229(木)
dogfight
銀行強盗?
御用納めも済んで、今日からお休み。
と言っても、秋以降は「毎日が日曜」状態ですが…
正月までに、第2ラウンドの切をつけようと思っていたのですが、どうも無理のようです。
特に日を限ったことではないのでノンビリ行きましょう。
八朔の樹列が5列半あるのですが、今日で3列の草刈りと寒肥が終了。ついでに、マルチングを終わらせたかったのですが、草を集める熊手が分解してしまいました。
そんな分けで、今日は強制終了です。今日中に新しい熊手を調達します。
(写真は肥料を吸い込まないようにマスクした私。年末に食いっぱぐれて銀行強盗するためではありません)
道具の話2
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111230(土)
dogfight
今年最後の畑作業です。そして、初めての「二日連続」です。残念ながら、昨日と比べて持久力が落ちています。まだ、毎日作業できるほどの体力は付いていません。
金属製熊手
昨日と打って変わり冷えています。特に、11時を過ぎたころから一段と冷えてきました。
昨日と同じ衣類の量なのですが、昨日は汗みずく、今日は作業をしても寒さを感じました。
新調した熊手です。
アルミシャフトの金属製熊手で、軽いのですが、草が絡みついて、作業性はイマイチです。
やはり竹製が良かったと思うのですが、この大きさの竹製が、近くのホームセンターではありませんでした。これもご時世ですね!
先日ご紹介した三角形の鍬は重宝しています。これもアルミシャフトで軽いのです。素人には、この軽さがありがたい。
でも、腰が定まり重心移動をうまく使えるなら、重量のある木製の束が良いのでしょう。いずれコツを掴み、達者になったらもっと重量のあるものにします。
実りと環境の相関関係が分からない。
大きな木でもまるで実をつけ無いものもあれば、写真のように私の背丈より小さいのに、こんなに実をつけるものもあります。
今年の作業は、樹列4列の草刈りと、3列までの寒肥とマルチングで終了しました。
来年は、実成りの差をマーキングすることから始めたいと思います。
それでは皆様良いお年をお迎えください。