農業日誌
私の農業体験記 2012年7月

  120731 晴れ 
65歳にして「夏の農業初体験」である。答えは『お百姓さんは偉い!』である。

本日の作業は、3時間の予定であったが…
 ・トマトおよびキュウリの遮熱シートを一旦撤去
 ・トマト、キュウリ、ナスの畝に生えた雑草刈をかねて、畝の土をほぐす
 (120720以来雨が降っておらず、粘土質の畝が硬くなっている)
 ・畑周りのイネ科の雑草を刈る
 (ロープ刃では刈れないため伸びていた。丸刃に変えて草刈り)
 ・トマト、キュウリ、ナスの追肥と土寄せ
 ・潅水
 ・収穫(オクラとキュウリおよび花)
ここまでで2時間、ギブアップです。途中、水分補給は1gしたが、それでも体重は0.9s減っていた。

残りの作業は、夕方にします。
 ・トマトおよびキュウリの遮熱シート復旧
 ・オクラ、ツルナシインゲンの棚もり替え
 (棚はいらないことになっているが、強風で倒れた痛い経験があるので)
 ・トマト、ナスの棚への結束



  120728 晴れ 
1年で「一番暑い時期」だそうな!
毎日、朝一で畑へ行っているが、暑さで1時間もすればくらくらして来る。スポーツドリンクで水分補給しても追いつかない。まだ、私自身に「耐性」が出来ていないのだろう。今日も、暑さで頭痛がしてきたので、草刈りを途中で止めて、畑から引き揚げた。

本日の収穫は、大玉トマト1・ミニトマト5・キュウリ3・ナス4・オクラ2…だんだん、労力の割に収量が減ってきている。
枝豆が収穫時期に来た。明日夕方に収穫し、月曜日に友人とイッパイやろうと思う。


  120725 晴れ 

これが本日の収穫です。今日から「オクラ」が加わりました。
サツマイモも根付いたようなので「水を控えるように」と先達からアドバイスを頂きました。これで、あまり潅水しない方が良い作物は、トマト・スイカ・サツマイモ・オクラ・ツルナシインゲンになりました。枝豆は普通に、ナスとキュウリはたっぷりと潅水します。

一方、オクラ・ツルナシインゲン・サツマイモ・枝豆は「虫との戦い」になります。
ぼちぼち、八朔の摘果を始めようと思います。



  120724 晴れ 

スイカ

復活するナス

実りだした枝豆

オクラも続いている
2日間、野鳥荘で過ごしたため、畑が疎かになっていた。
僅かな期間と思うが、変化は大きい。流石は「畑」である。
スイカ畑は手の付けようがないほど「草ぼうぼう」である。
もう、スイカのツルとの見分けも困難で、これは収穫まで放置することにした。

スイカを鳥害から保護するネットにムクドリが掛かって死んでいた。
野鳥はこの状態で1日気付かねば死んでしまう。きっと不在の間の出来事であろう。

このことは反省している。野鳥趣味のものとして、安価とはいえ「カスミ網同様」のネットは良くなかったと思う。
スイカが終れば、転用は考えず処分しようと思う。

ナスの再生力は凄い!120716の切り戻し時と比べていただきたい。もう葉が茂り出し、花も増えてきた。来週くらいには再度収穫が始まりそうだ。

キュウリには切り戻しはないようだが、3日前に「大胆なカット」をしておいた。これも、見違えるように花をつけ出した。こちらも来週以降が楽しみだ。

今朝は3匹目の泥鰌を狙って、トマトにも剪定してみた。こちらは、現在実っているトマトが熟せば「主幹をカット」する切り戻しをしてみたいと考えている。
枝豆が実りだした。こちらは友人と一献傾ければ「収穫を楽しむ」ことが出来そうだ。

オクラも7cm程に実っている。10cmを目途に収穫しようと思うが、貰い手探しが難航しそうである。

  120721 晴れ 
本日はピーカンの晴天。畑へ着くたまでに汗。
 ・潅水
 ・キュウリの収穫。変形したものが増えてきた
 ・ナスは切かえしの影響で暫く収穫なし
 ・スイカの周りは雑草だらけ、もう雑草を刈る元気なし。あと2週間で収穫
 ・トマトは今夕に収穫予定
 ・お花畑の収穫。いっぱいありました!



  120720 小雨のち強烈な雷雨
夜半から雨。特に昼ごろは強烈な雷雨。落雷で停電と火災が起きた。
 ・潅水
 ・トマトとキュウリに追肥と土寄せ
 ・八朔畑の草刈り(小雨で埃がたたない変わりに草が絡みつく)
雷が鳴き出したので、作業終了。



  120719 晴れ

菜園も中間期に来ていると思っている。
 ・甘くならなかったイチゴ
 ・大きくはならなかったが美味かったジャガイモ
 ・虫に食われたサラダ菜
 ・未熟児の時無し大根
 ・惨敗に終わったトウモロコシ
 ・夏の収穫を終え、切り戻しで秋を狙うナス
 ・もうすぐ収穫を終えるキュウリ
 ・尻腐れ病と戦い、今は烏と攻防戦を繰り返すトマト。これもまもなく終わる
 ・花真っ盛りの枝豆
 ・花が咲き始めたオクラ(写真)
 ・定着したばかりのツルなしインゲン
 ・挿し木したトマトは未知数
 ・8月10日収穫予定のスイカ
 ・ツル苗を定植したばかりのサツマイモ。どうなることやら
いつのまにかこんなにも挑戦していた。



  120717 晴れ
今日「梅雨が明けた」と発表があった。いよいよ「夏本番」だろうが、とっくに暑い!
まずは潅水を済ませ、ツルなしインゲンに追肥。そのあと今日は、初志貫徹で「八朔畑の草刈り」に挑んだ。

開始3時間で、持参したペットボトル2本が空になる。それだけ水分補給(スポーツドリンク)しても、自分で『ヤバい』と思ったので、作業を終了した。

目標の半分、500uしか草刈り出来なかったが、命を懸けてまでやる気はない。熱中症に注意しながらの作業でした。
八朔はゴルフボールくらいまでに長してきた。これから、八朔の摘果の季節を迎える。だんだん自信が揺らいでいく…



  120716 晴れ

120707のナス

切替し後のナス
なにせ暑い!
朝9時から1時間半、畑へ出ただけで汗みどろです。

潅水を済ませた後は、ナスの切替しです。一気に収穫量が落ちてきたので、秋茄子が収穫できるよう、剪定をして出直しを図ります。これが、切替しです。

私には、経験も伝承もなく、指導者もいませんので、まず、ネット情報を参考にして、左右のナスを切ってみました。
右はネットの紹介写真通りに茎ごと大胆なカット。
左はそれに疑問を持ったので、一部は葉だけの剪定に留めました。

中央の3株は、近所のプロ農家を参考にして茎を残して剪定してみました。さて、結果はどうなるのでしょうか?
明日は、八朔畑の草刈り予定です。
背中に「熱反射板」を背負って作業しますが、それでも相当の覚悟がいるだろうな。

  120714 曇り

畑も世代交代

サツマイモの苗づる

枝豆の花

ムクドリの親子
畑も世代交代の時期を迎えている。

大玉トマトが熟し始めており、野鳥に食われる前に収穫するようにしている。
トマトの挿し木も定植をした。上手く根付けば世代交代となる。

ナスも2株を切替しした。ただ、ネット写真を参考にしたのだが、やはり間違っていたようだ。残る3株は、近所の農家をまねてみよう。上手くいけば、秋茄子の収穫に繋がるかも…

キュウリも収穫が落ちてきた。もう間もなく終わりになるだろう。

サツマイモの苗ヅルを入手。定植してみたが、まるで自信がない。
上手く根付けば収穫は11月になる。

枝豆の花が咲き出した。どれだけ豆を付けるのか?楽しみである。
 120715追記
お山で泊まり、夕方に灼熱の下界に降りた。
お山との気温差は10℃。今朝は潅水が出来なかったので、どれもぐったりと見える。
急いで潅水した。お山と畑の料率の難しさを感じる。

それにしても、雑草の速さはどうだ!
つい先日草むしりをしたところなのに、もう覆うように繁っている。
「7月からは畑は諦める」と言った友人の言葉を思い出した。

八朔畑にムクドリも親子が来ていた。まさに「初めてのお使い」と言った風景で、親のまねをしていた。可愛いなあ〜



 120713 朝雨が上がり 曇り

無事に熟して欲しいトマト

オクラの蕾

時無し大根
夕方、家に帰ってから畑へ行った。

トマトは、昨日の嵐から生き残っても容易ではない。
熟すのを待っていたいたら今日も野鳥に食われていた。 

ナスとキュウリはうどんこ病らしい。
消毒はしたが、どちらも収穫の終末期に近づいているで「ご苦労さま」の心境です。

挿し木をしていたトマトが育ってきたので、定植をした。
秋の収穫になればラッキーである。

昨日の嵐で倒されたオクラだが、応急処置で大過なかったようだ。写真のように蕾をいっぱいつけている。

時無し大根を収穫したが、さて、食べられるやろか?


最初に結実したスイカの生育を、放棄したようだ。これだけが、ソフトボールくらいの大きさで成長しなくなった。
スイカ自身が種の保存と生き残りをかけて、この選択をしたのだろう。
残念であったが、摘果した。

嵐の後、インゲンが元気ない。様子を見るしかないが心配である。



 120712 ほとんど嵐
和歌山はまだ警報中。それでも、一時雨が上がったので畑へ行ってみた。
  心配が当たった!
トマトとキュウリの棚が崩壊寸前状態です。やはり、初期の組み方が甘かったと思う。次回から結束を強固にし、控えも三方からきちんとしておこうと思う。

トマトはご難続きだ!病気を克服して、いよいよと言うときに台風並みの風で、棚の崩壊と同時に折れた幹もある。何とか応急復旧したが、まだ強風が吹いておいる。折角熟したトマトを回収。被害が無ければもっと嬉しいのに。
一番デカいトマトは野鳥にやられていた。皮だけ残して見事に食べたところを見ると、よほど美味しかったのだろう。僅かだが、既に収穫したトマトは、我ながら「旨い」と思う。随分病気で失ったが「残りものに福」と思っていた。

オクラも枝豆も風で半数が倒れた。オクラは幹も太いが、葉が大きく頭でっかちである。資料では、棚は不要とありますが、自分の直感を信じるべきでした。棚を組んで補強はしたのですが、無地であればと心配です。

農業には敵が多いとつくづく思う。週末にはサツマイモの苗ヅル届く。めげないで頑張るべえ



 120710 晴れ
梅雨の中休みは今日までらしい。
暑さ対策も強化しています。日本手ぬぐいを頭に巻いて、麦藁帽を被ると、随分直射光を遮れます。

午後から、ふるさとへ向か予定なので、午前中は精一杯頑張りました。
今日の作業は
 ・潅水
 ・キュウリへ追肥
 ・トウモロコシのあと地に元肥を入れる
 ・スイカ畑草取り
 ・トマトへ液肥(カルシム強化)
 ・インゲンの棚
 ・ナス、キュウリ、トマトの収穫

手前から、インゲンの棚/オクラ(4株)が大きくなりました/トマト

大玉のトマト

キュウリは棚一杯に

スイカもこんなに育ちました
奥にも実っているのが分かりますか?

八朔の順調に育っています
今日は、1筋半「草刈り」をしました


 120709 晴れ

昨日は野鳥荘で過ごしていて、留守にしたため、凄い収穫です。
キュウリ18本、ナス6本、トマト少々(今後一気に熟しだす)。今日も行き先に困り、事務所近くの食堂に置いてきた。

オクラが驚くほど成長してきた。踏ん切りをつけて、4株だけ残して間引きした。
発芽したインゲンも1ヶ所2株に間引きした。こちらは早く棚を作る必要がある。
枝豆も順調に伸びており、時無し大根も太くなってきた。どれも収穫が楽しみです。

スイカに新しい実を発見。一方、成長の止まったスイカもある。これはスイカの判断だけに、見守るしかない。

スイカを野鳥から守るため張ったネットに、野鳥が掛かってしまった。
カスミ網と同じ構造なので、可能性は考えていたですが、早々と実現です。ヒヨドリの若鳥で、ピーピー鳴いています。近くの八朔の木では親鳥がギャーギャーと騒いでいた。私では器用に外すことなど不可能で、鋏で切って放鳥しました。切取った後の補修が大変だ!



 120707 雷雨のち晴れ


インゲンの発芽

ナスとキュウリ

スイカ

枝豆

トウモロコシ
昨夜は、強風の上雷雨であった。まだ雨も上がらぬうちに畑へ行った。
大きくなったが、なかなか熟さなかったトマトがちょっと赤くなってきました(写真上)。
足元に見えるのはオクラです。
密度が濃すぎるので、移植先が必要です。

インゲンが発芽していました。来週は棚を組まなくちゃ!

ナスキュウリはプロ農家に負けない勢いで収穫できています。

スイカもご覧の通り、すくすく育っています。

枝豆も蕾をつけ出しました。さて、ビールのアテになるほど出来るのでしょうか?
農業にビギナーズラックは少ない。
トウモロコシはマニュアルに従い消毒していたが、どこかで間違っていたのだろう。

食べられそうなものはほんの数本。あとは見事に虫が入っていました。
来年は、先達のアドバイスに従い、マニュアルより1月早く種蒔きをします。
トンネル(温室)は必要ですが、虫がつく前に結実させるのがコツだそうです。

やっぱ!緩くないなあ〜




 120706 雨時々曇り
雨の切れ間に畑へ行ってきました。
肥料を入れて「土寄せ」を終えました。これからは、オクラと枝豆の成長に注目。インゲンの発芽も楽しみです。



 120705 雨
台風が来ると決まって報道されるのが、畑の見回りに行って「流される老人」の悲劇です。
何でそんな時にイクネン!・・・と長く思っていましたが、それが素直に理解できる生活になりました。

朝から雨、今日は止みそうもない。それでも、畑へ行きました。今日は、枝豆とオクラの苗に土寄せをするつもりでしたが、残念です。土寄せが間にあわず、この雨で、成長を始めた苗が数本流されていました。農業は待ったなしですね!

ナス、キュウリ、トマト(やっと綺麗なトマトになってきた)の収穫を済ませ、お隣にプレゼントして、今日は引上げです。

23日に受粉させたスイカが、いまはソフトボールの大きさになりました。日々、倍々に育っており、作る楽しみを堪能しています。
畑から帰ったら、京都の美味しい豆腐が届いていました。
○○先生、ありがとうございました。
早速、日本酒で頂きました。今日は昼酒を楽しんでいます。
追記
街路樹のシマトネリコの種が飛び散っています。
先週花粉症に悩まされた原因は「これ」であったか?

異常なくらい繁殖力が強く、昨年は、八朔畑に実生したシマトネリコの伐採に苦労しました。
路面に落ちた種は、雨で水路に流れ込み、白濁した水流となって広がっています。いったいどれだけ繁殖するのだろう?



 120703 雨
今日は終日雨予報。朝は早く、まだ小雨のうちに畑へ行きました。

スイカの大きさを、昨日の写真と比べてください。僅か1日で、こんなに大きくなっています。1週間前から始めた液肥の葉面散布の効果が出ているようだ。

この大きさになれば、カラスだけではなく他の野鳥からも狙われるそうです。

こんなものが3個進行中で、お隣の農業の先輩から「早く網を張るよう」アドバイスされました。

大きくなったと言えば、ヒマワリです。
昨日は僅かに咲き出したところですが、今日は直径10cmになっています。
何処まで大きくなるんか、楽しみです。

元肥を入れていたところに畝を作り、インゲンを撒きました。上手くいけば1週間くらいで発芽です。

今日の収穫野菜はお隣さんへプレゼント。
私は、花を摘んで帰りました。

18:00追記
16時に雨が上がったので、昼の間に購入しておいた支柱とネットを使ってスイカ部分を覆いました。
相変わらず不器用で、不細工な出来ですが、野鳥の撃退は出来ると思います。
120704追記
どれを育てるか?を、やはりスイカ自身が決めだした。
成長しているの3個だけで、あとは腐りだした。

 120702 晴れ
出勤前に潅水を、と出かけるのですが、つい長居をしてしまう。

たった一つのスイカがカラスにやられてから、出てきたのがこのスイカたち。
ゴルフボール家来のが3個に、ビー玉クラスが5個ある。

とても全部育つわけがないので、もう少し様子を見て間引きします。
ただ、せっせと肥料をやっており、葉が大きくなってきた。明らかに栄養状態が改善されてきたので、期待が持てそうだ。

熟さないうちに罹病するトマト。今日は脇枝を大胆にカットして「本筋」だけにしてみました。
さて、早く無事に熟すトマトになって欲しいものです。

日々収穫するキュウリ。延びるだけ大きくなっりました。
ナスともども、ツルの手当をしていません。もう、何が何だかわかりません。言えることは「マニュアル通りにはなっていない」と言うことです。

ヒマワリが咲き出した。きっと大きな花だと思う。種は、お山へ持って行き、野鳥たちに提供してやろう。

  120701 雨のち曇り

収穫忘れのキュウリ

これはなんだ?僅か一晩で生えていた!
雨があがると、畑が気になって仕方がない。今日も出かけてしまった。

うっかり半袖で出てしまい、おまけに蚊取ベルトをしなかったので、あっという間に、ボコボコに食われてしまった。
今日も農業の先輩に出会い、色々とレクチャーを受ける。
 ・枯れてきた下葉は取った方が良い
 ・枝豆は早く消毒しないと虫を呼ぶ
 ・オクラが実をつけたら下葉は取ること
 ・今ならインゲンの種蒔きがまにあう
等々である。

早速、キュウリの下葉を取ったら、こんなデカい収穫忘れが出てきた。
天水集めの屋根付近(私の休憩場所)で見つけたのがこれ!

昨日まではありませんでした。さて、キノコかな、それとも蕾かな?大きさは30cmほどあります。明日が楽しみですね!!!
120702追記
これは、単純に萎れていた。結局正体不明でした!