農業日誌
私の農業体験記 2012年8月

  120830 晴れ

よく繁ってきたサツマイモ

天地返し
昨日は、畑を済ませて出勤でした。
日中、和歌山では「そこそこの雨」だったそうで、土は「良い湿り気」でした。

八朔の茂みに設置した温度計は、百葉箱に似た環境です。
気温34℃、風は涼しくなったのですが、背に当る陽は焼けるようです。

反射版を背負っての作業ですが、とめどなく汗が出ます。まずは普段通り、
 ・ナスとキュウリに潅水。
 ・キュウリとオクラの収穫。

サツマイモがよく繁ってきました。土の中はどのように成長しているのでしょうか?楽しみですね!
昨日の雨で、天地返しのチャンスです。
今日の予定地は、春にイチゴとジャガイモを収穫した場所です。

そこに、オクラ、ツルナシインゲン、トマトの挿し木をおこなってみたのですが、オクラ以外は失敗でした。そこを天地返ししました。

更に、花の終わった箇所です。
9月には「秋の花」の定植時期を迎えます。本当は、まだ残っている「夏の花」を引抜いて、土作りをするべきなのですが、可愛そうで踏ん切りがつきません。



  120829 曇り

夜半にお湿りがあったが、潅水が要らないほどではない。
6時に畑へ行き、潅水。オクラとキュウリの収穫。これは今日のお土産にしよう。

キュウリは、摘芯のタイミングが不十分だったのだと思う。やたらツルが延びて、そちらにエネルギーを奪われている。それでも、毎日5本くらいは収穫になっている。

お湿りを幸いに、スイカの跡地で、天地返しが残っている部分を一気に仕上げた。

まだ、天地返しは収穫済みの畝やお花畑跡などたくさん残っている。まもなく9月、畑はケアの時を迎えます。



  120828 晴れ(やや風強し)

各地から水不足の悲鳴が聞こえてくる。こうして農業モドキを始めると、天候にも敏感になる。この夏は、気温が高いだけではなく雨不足である(極地豪雨はあるが)。My畑でも、3週間雨が降らず、潅水が欠かせなかったことがある。ただ、紀ノ川から潤沢な水が用水にひかれており、ここでは干ばつの危機はない。


まずは潅水を済ませて、収穫です。と言っても、キュウリとオクラを少々です。

その後は、八朔畑の草刈りです。
気温40℃(日陰で36℃)まだまだ残暑がキツイです。ただ風が強く、それが涼しい。夏の盛りは過ぎた!と分かります。

休憩と給油をしながら5筋全部の草刈り完了。八朔は大きいものは、野球のボールほどに成長してきました。
最後に、キュウリとナスに追肥。再度潅水です。

オクラの花

キュウリの花

トマトの花
 ・オクラは日々4個の収穫。
 ・キュウリはまだまだ元気に花をつけますが、収穫はやや下降気味です。
 ・トマトは切戻し後、花は付けるのですが結実の様子がない。ただ、ご近所のプロ農家もそんな状況です。
 ・ナスも切り戻し後、ようやく花をつけてきた(今日現在で11ヶ所)。まだ諦めてはいない。

次にまとまった雨が降れば「天地返し」に本腰を入れます!



  120825 晴れ(夜半は雨)

二日続きの「夜半の雨」です。
畑にはありがたいあめです。潅水は不要ですが、見回りを兼ねて収穫してきました。少し、天地返しもしたのですが、スコップがとても入り易い。



  120823 晴れ(夕方雨)

毎日、早朝に畑へ行っていましたが、今日少し遅れました。8時過ぎに畑へ着いた時は39℃、猛烈に暑い日です。

畑の「夏野菜」も終わりを迎えてきました。左上のトマトはダメ元で「切り戻し」をしてみました。新たに花が付いてきたので、ちょっと様子見です。

その手前のオクラ。畝が痩せて「根上がりの松」みたいになってしまった。そこで、その手前の休ませていた畝(ツルナシインゲンを植えていた)の土を削り取り「土寄せ」に使いました。ちなみに、ツルナシインゲンは、花を付けましたが結実しませんでした。帰りに、プロ農家のツルナシインゲンを見たら、倍以上の大きさがありました。技術の差だけではなく、やはり「土」に問題がありそうです。

中央に見えるのがサツマイモです。葉が随分繁ってきました。順調なら11月に収穫予定です。その右隣がキュウリ、今はこれが一番元気です。一番右側はナスです。いまは実をつけていません。もうダメかと思ったのですが、最近また花をつけ出しました。これも、もう少し様子を見ます。

素人なりに「土が大切」と良く分かりました。
 ・土の質(粘度系)が問題
 ・土の量がまるで足りない
9月末で、サツマイモ以外は見切りをつけて、天地返しに入ります。10月に、新たに20立方mの土(真砂土・腐葉土・パーライト)をいれ、暑さ30cmの層を作るよう計画中です。
11月に、冬野菜と新たな花に着手したいと思っています。
八朔畑は、暑さに負けて摘果が出来ないままになってしまいました。

感覚的なことですが、調査をしてみました。
数字は八朔の木です。四角く囲ったものは、この冬に剪定をしたものです。

それに、色分けで実り具合を表しました。
剪定と実り具合に、決まった傾向は見つけられません。



  120819 晴れ

ネイチャー系のイベントが続き、潅水もままならない日が数日あった。
お山では、適度に雷雨があるようだが、畑のある場所では、呆れるほど雨が降らない。夕方、お山から帰って潅水に行ったが、いま一つの季節が終ろうとしているのを感じる。
 ・ナスの切り戻しは失敗であったようで、小粒な内に収穫しないと腐ってしまう
 ・トマトは収穫を終えた。切り戻しはしてみたが期待はしまい
 ・挿し木したトマトは成長なし。見切りをつける時が来た
 ・ツルナシインゲンは結実することなく枯れてきた
 ・未だ結実するのはキュウリだけ。ただ衰えも目立つ
 ・サツマイモは順調だと思うが、土の中はわからない



  120816 晴れ

朝6時からの「盆踊りの後片付け」に参加した後、畑へ向かいました。気温28℃それでも暑い。
潅水と収穫は普段通り。今朝は水路に用水が流れていたので、タンクに汲み置きをする。その後に、トマトの切り戻しに挑戦。まだ全部ではないkが、変化が楽しみだ。



  120815 薄曇り

気温31℃も風があり、今までの酷暑より余程過ごしやすい。
今日の潅水は、キュウリとナスだけ。まだ昨日の湿り気が残っている。
収穫は、トマト・オクラ・キュウリ・ナス。未だ、ツルナシインゲンに結実の様子なし。
トマトは熟した6個中5個に青虫が寄生していた。まもなく、実が無くなるので思い切った「切り戻し」をしてみたいが、成果のほどは「?」です。
ナスも発育途中で罹病するものが多い。こちらは切り戻しが上手くいっていない証拠だろう。農業1年生の試練です。

スイカ跡の天地返し続行。
今年1月は、野菜畑全面の天地返しをしたが、あの時のような体力がない。体力の衰えなどあっという間だと分かる。これから順次、9月中に天地返しを全面で行う。出来るかなあ〜



  120814 雨のち曇り

やっと纏まった雨が昨夜から降った。私は、雨音を聞きながら寝入ったが、嵐といった感覚はなかった。朝になって、ニュースで「近畿全域で交通機関がストップ」していることを知った。
今日は収穫予定はなし、更に、潅水も不要なので「休んでも良い」のですが、やっぱり畑へ行ってきた。
3週間ぶりに「湿った畑」です。スイカ跡地の「天地返し」の絶好機です。

でも、湿り気があるのは表面から5pだけ。あとは、やっぱり「岩」でした。
結局、1/3の天地返しで汗みどろのギブアップでした。
近畿全域で交通機関を止めた豪雨も、ここでは「良きお湿り」程度でした。

天地返しにはもう少し雨を期待したいのですが、今日明日は地域の盆踊り。
世話係の家内には「もう晴れてほしい」だろうな。



  120813 晴れ?

夜半に、久々の雨があったが「干天の慈雨」とはならず、畑では「降った跡もない」ほどであった。これから15日にかけて、各地で「ゲリラ豪雨」の可能性もあると予報が出ているが、何とか纏まった雨が欲しいものです。気温33度。風があり、気温ほど暑くはない畑でした。
普段通りの潅水と収穫ですが、異変を感じる。それは、虫の被害が目立つようになったことです。
トマトが熟してくると青虫が巣くう。
キュウリやナスも成長中に虫に食われて腐るものが多い。

今日は殺虫剤を散布した。注意書きに従い2000倍に希釈し散布。勿論、私はマスクをしています。

薬剤散布で明日は収穫不可です。これで予報通りに雨が降ってくれれば1日休めます。ナスの葉に止まったアマガエ(写真)ルも、降雨を感じているようです。



  120812 晴れ
スイカの収穫跡(写真)の草刈りまではしていたが、出来るだけ早く天地返しをしたいと思っている。

まるで「岩石」のようだ!

ツルナシインゲンの花
出来れば、一雨来て「土に湿り気」が出来たらありがたいが、雷雨予報は空振りばかり、もう3週間以上雨が降っていない。

まず、スコップで始めたが、文字通り「刃が立たない」
そこで、備中鍬を打ち込んだが、1uも進まないうちに、鍬と刃を固定する楔が衝撃で割れて、壊れた。

もう、土と言うより『岩』である。今日も大量の汗をかいたが、ご覧の通りである。雨乞いの儀式をしたい心境である。
ツルナシインゲンはネット情報を見て育てている。それによれば「開花から収穫まで10〜12日」とある。しかし、次々開花するのにいつまでたっても結実しない。

天敵の殺虫もきちんとしているはずなのに、4株中2株が枯れてきた。いったい、何が間違っているのだろうか?



  120811 晴れ
昨夜は若者と酒盛りをして、いささか度を越したようだ。
すっかり朝寝坊して、畑へ行くのが億劫であったが、そうもいかない。ペットボトル2本にアイスパックで冷やしたタオルを持って出動です。

今日の作業は、
 ・追肥(トマト・キュウリ・ナス)
 ・液肥(オクラ・ツルナシインゲン)
 ・収穫(トマト・キュウリ・ナス・オクラ・スイカ)
 ・潅水

特にスイカは「最後の1球」です。
私が、雑草の威力にに負けて、草茫々になっていましたが、収穫後は、防鳥ネットを撤去し、草刈りをしました。
新たに犠牲者を見つけました。これで、ネットに掛かり死んだムクドリ2羽、助けたヒヨドリ1羽となりました。
野鳥には気の毒でしたが、ネットがなければ『スイカは全滅』だったでしょう。

本日の最後は「花の収穫」です。八朔畑の隅にヒオウギ(写真)が咲いていました。



  120810 晴れ
もう、20日間も纏まった雨がない。
明け方、一雨あったので期待したのですが、畑まで7分歩く間に、降った後がない。どうやら局地的な通り雨であったようだ。

畑の温度は34℃。ルーティンワークに従って、潅水、収穫を済ませた後に「草刈り」を始めた。途中、何度もオーバーヒートで草刈り機が止まってしまう。その度に、水を掛け日陰でエンジンを冷やす。

面白いもので、これだけ暑く降雨もないと、雑草もあまり元気がない。
唯一、イネ科の雑草は元気で成長も早い。これがロープカッターでは容易に切れない。それでも何とか、八朔畑の草刈りを完了した。
八朔の木に「セミの抜け殻」が多い。この畑で生まれるセミは、一体どれほどであろうか?
冬に大胆に剪定した木の実りが少ない。やはり、剪定は木にとって大きなストレスになっているのだろう。




  120808 晴れ
今日もルーティンワークです。
少し暑さは和らぎ、畑の温度は32℃。ボチボチ、追肥の時期が来ているのですが、液肥で済ませました。潅水・収穫(ナス・トマト・キュウリ・オクラ・お花)で、本日終了。
八朔畑の草刈りや摘果が気になっているのですが、そこまで気力及ばずです。



  120807 晴れ
まあ、よく晴天が続くもんだ!
天気予報を見ても、向こう1週間「雨予報なし」で、畑の潅水が欠かせない。夏風邪が長引いているが、風邪をはね返すだけの気力も欠けている。晴天が続くお蔭で、僅かに「畑」と言うルーティンワークを続けている。

写真は、8月3日に収穫した2個のスイカのうち、小さい方(直径15cm)です。切ってみたら、みっしりと果肉が付いており、立派にスイカでした! 
ホッとしました。よく冷やして、今夜味わってみます。

今日も畑は37℃。暑い日です!
アルミ箔のついた反射板を背負い、潅水・収穫(トマト・オクラ・キュウリ・ナス)・液肥(ツルナシインゲン・オクラ・トマト)をしました。

トマトは難しいですね。水が不足すれば罹病し多すぎれば実が割れる。大玉トマトの筈ですが、直径6cm程で成長が止まってしまいます。それも、あと15個ほどなので、収穫が終わったら「大胆に切り戻し」をしてみようと思っています。
今後の予定ですが、9月いっぱいで作付をいったん終了しようと思う。
10月は、天地返しをした上で、土の追加(土不足で充分な高さの畝が作れない)をし、腐葉土や石灰をまぜて、再度「土作り」に挑戦しようと思います。11月からは、冬物の作付に入りたい。



  120806 晴れ
体がだるく、畑へ行ったのは8時半。気温は酢で37℃になっていました。普段通り、潅水と収穫を済ませました。
トマトに、また「尻腐れ病」が発生している。カルシウム入りの液肥を葉面散布。これをしばらく続ける必要があるだろう。
畑を終えて、診療所へ。微熱が続き、喉の痛みとたんの絡みがある。夏風邪は簡単には治らない。



  120805 晴れ
盆踊り会場設営のお手伝いを、ホンの少しした後、畑へ向かいました。
午前7時、気温30度です。

潅水の後、収穫です。
 ・オクラ少々
 ・キュウリ少々
 ・枝豆
家内によると、枝豆は少し早かったそうです。

  120804 晴れ (一体、いつまで晴れが続くのだろう)
体調が少し戻ってきたので、畑作業を増やしてみた。
〜気温は36℃〜
今日は、潅水と、反射シートをトマト・キュウリに被せた。
更に、八朔畑2筋の草刈りをして、最後に収穫(キュウリ・ナス・オクラ)で終わりです。

稲の蕾がいっぱいになってきた。来週は、花粉と闘わねばならんなあ〜



  120803 晴れ


夏風邪が治り切らずシンドさが残りますが、それでも畑には潅水が必要です。家内に代役を頼んだのは診療所へ行った日のみで、自分で行っていますが、棚の組替えなど積み残しも多いままです。

夕方から畑へ行きました、それでも気温は32℃もあります。
今日はスイカ(写真上:これでも「大玉スイカ」です)の収穫です。まだ開花から45日で、マニュアル(50〜55日で収穫)より早いのですが、2週間ほど前から成長が止まったままです。「もう煮えているのではないか」という、家内のアドバイスに従いました。
勿論、爺様の仏壇にお供えしました。

これより10日遅れで結実したスイカがあります。これが一番デカいのですが、いつ収穫するかは、本日のスイカを割ってみて判断します。
追記
八朔の実が、直径5cm程になってきました。ビー玉位の実がびっしり付いて、摘果が大変だと思っていましたが、結構「自然淘汰」するもんだと感心しています。

それより、くるぶしを優に超えてきた雑草の草刈りが憂鬱です。この炎天下の作業は緩くない!



  120802 晴れ 
7月31日の作業は、3時間の予定を2時間で切り上げてしまった。暑さでギブアップしたのですが、体調も良くなかった。この日の午後から発熱し、寝込んでしまった。
昨日は家内に潅水を頼みました。また夕方に、10日振りの夕立があったのですが、畑をしっかり湿らすものではありません。

まだ体は本調子ではありません。昨日は1日寝て養生に勤め、シンドさは緩和してきたのですが、喉の痛み(扁桃腺が腫れている)は増しています。
それでも今日は、17時から畑へ向かいました。気温は32度、畝はひび割れが目立つほど乾燥していました。潅水、収穫(トマト・キュウリ・ナス・オクラ・花)、消毒(ツルナシインゲン)を行ったのですが、その他の積み残しは後日にしました。暫くは体と相談しながらになりそうです。
(写真・ツルナシインゲンの花が咲き出した)