農業日誌
私の農業体験記 2012年9月

  120929(土) 曇り
台風が近づいている。やるべきことをしようと6時に畑へ。気温19℃作業のしやすい季節になりました。

 ・スケジュールに従えば、今日はほうれん草の種を撒く日だったのに、元肥を入れてしまった。大ボケである!肥料焼けを防ぐために、まだ元肥を入れていない隣のソラマメ用畝と、両者をブレンドするしかない。大変な作業になるが、やるしかない。これで、種蒔きが1週間遅れてしまう。
 ・ナスの潅水と収穫。台風に備え「棚の補強」
 ・トマトの収穫と台風に備え「棚の補強」
 ・台風が近づいているの、土寄せをして苗を保護するため、少し早めですが大根の最終間引き(写真右)。
 ・台風が近づいているの、足高なブロッコリーの苗に土寄せをして保護。
 ・白菜が発芽した
 ・ニンジンはまだ変化なし

  120928(金) 晴れ
朝6時の畑。
日は上がり始めたばかりで、横からさしています。肌寒いくらいで、作業しやすい季節になりました。
 ・ナスに潅水
 ・ナスとミニトマト収穫
 ・発芽したばかりの大根、小カブ、まだ発芽しない人参と白菜に潅水
夕方、届いたばかりのブロッコリーを定植しました(写真右)。

  120927(木) 晴れ
写真上:手前中央の畝に水菜の種蒔きをするつもりで、元肥を入れました。
その上の右側の黒マルチは、ブロッコリーの定植予定地です。

こうして、着々と冬に向けて変化しています。

小カブが発芽しました。同日に撒いた人参はいまだ変化なし。



  120926(水) 晴れ

復活したナスとトマト
今日は、普段通りにナスの潅水に続いて収穫です。

ナスだけではなく、ミニトマトも「切り戻し」が成功して、このように収穫に漕ぎつけました。
また、移設したオクラ(写真右)も、このように復活途上です。

白菜の種を撒きました。
実は勘違いで、苗を買って定植すべきであったのに、種を買ってしまったのです。直播きで育つのか?神様に祈りましょう。



  120925(火) 晴れ

大根の本葉がこんなに大きくなった

秋茄子は順調です
。毎日こんなに収穫です

僅か1日でミニトマトが熟した
今日は出勤なので、畑でゆっくりはできません。それでも、

 ・ナスに潅水
  ついでに収穫
 ・花に液肥
 ・トマトがこんなになってきた
 ・大根の本葉がしっかりしてきました

この後、明日予定している「白菜の種蒔き」用畝を、整形して「6株」植えられるようにして、本日の作業は終了です。

  120924(月) 晴れ

左に人参、右に小カブの種を撒いた

秋茄子は順調です

ミニトマトが熟し始めた
昨日は「事故騒ぎ」でくれた。中1日おいての畑です。

スケジュール通り、小カブと人参の種を撒きました。
明後日は、その向こうの四角い畝に白菜の種蒔き予定です。

大根の本葉は4枚になった。これが6枚になったら「最終間引き」をして、大根への変身を見守っていくことになる。今から楽しみです。

秋茄子を収穫した。昨日は収穫していなかっただけに、15個ほども採れて、早速、ご近所に持って行った。
まだまだ収穫は続く。ナスの切り戻しがこんなに成功するとは、きっと「ビギナーズラック」なのだろう。

賭けであった「トマトの大胆なカット」も吉と出たようである。
結実部分以外の枝葉を切落したことで、熟す方に栄養が回ったようである。
実の大きさは夏より大きいくらいになっていたので、こちらも楽しみです。

ナス・トマトに続いて「復活」を始めたのがオクラです。生き残ったのは2株ですが、若葉が出だし、蕾も大きくなってきた。もう一度収穫まで行きたいものです。
これからMRI検査へ行きます。
3年前のドッグで「動脈硬化」の兆候が指摘されており、その時の指示に従って「経過チェック」です。無事に菜園が続けられますように…



  120922(土) 晴れのち曇り

新草刈り(左)と古い草刈り機(右)

大根の畝

綺麗に草刈り完了

トマト
今日は、和泉葛城山「バードバンディング」の予定でしたが、畑のスケジュールに遅れが出ているので諦めました。

少しゆっくり目の9時から作業開始です。
 ・ナスへ潅水
 ・畝作り
来週、ほうれん草の種蒔き予定畝に、元肥を入れて鋤き込み
 ・ナスの収穫
 ・草刈り開始

新しい草刈り機は、イライラするほどパワーがない。
セルフセーフティー機能があるらしく、レバーをひいてパワーを上げても、直ぐに元に戻ってしまいます。ようはエンジンの負荷を嫌うようだ。
お蔭で、午前中はいかほどもはかどらない。
 ・昼食休憩(30分)
 ・大根の間引き

写真にはっきり写るほどに大きくなってきました。間引き菜は持ち帰ったのですが、ゆがけば「珍味皿1皿分」しかなく、家内に笑われた。
 ・草刈り続き
ダメ元で古いマシンを動かしてみた。今日は、何とか動いたがパワーを上げると止まってしまう。
かなりパワーを絞って草刈りを続行。それでも新しい草刈り機より強い。
ただ、異常振動もあり、正常ではない。これは修理に出すことにした。
 ・八朔に施肥
草刈りを終えて施肥を行う。ただ、未だに「適切な施肥量」が分からない。
 ・トマト
トマトの扱いに迷っている。ミニトマトは、充分大きくなっているのですが「もう熟すことはない」と思い、引抜くつもりでした。
しかし、写真のように熟してきました。
で、もう少し待つことにしました。
ただ、花や新芽はカットして、負荷を減らしてみたのですが、どんな結果になりますやら…
これで本日の作業は終了。16時でした。お疲れ様!



  120920(木) 晴れ
自然は待ってくれない。これだけ菜園の手を広げてしまうと「ついで」では出来ない。
冬野菜の準備に忙殺されている間に、敷地全体の雑草が延びてきた。
やっと、草刈りを始めてのですが、草刈り機が何度も止まり、ついにはうんともすんとも言わなくった。

きっとプラグやフィルターの清掃ができれば動くのであろうが、私は全く「エンジン音痴」である。

結局、新しい草刈り機を購入した。
最近のものは機能が増えているが、私はいままでと同じ形態のものを購入した。

日没前に始動してみたが、以前ほどパワーはないようだ。知識のない辛さです。



  120919(水) 晴れ
気が代わって、小カブ・ニンジン・白菜を作ることにした。雨上がりの早朝から、畑で作業。既に種蒔きの季節が来ているので、大急ぎで畝を作り、元肥を入れた。

写真上の畝で、上から
 ・お花畑用
 ・白菜(四角部分)
 ・人参と小カブ
 (2条ある部分)
これらは来週から順次種蒔きをしていきます。
日曜日に種を撒いた大根が、もう眼を出した(写真右)。
まもなく間引きと土寄せが始まる。

農業は自然任せだが、ジャストインタイム方式だと分かる。一時も休めない!



  120917(月) 曇り一時雨

購入した肥料。既に使い始めている

稲わら76束を乾燥のため立てる
お山から帰り、午後3時から畑へ。
お山では、結構雨が降っていたのに、ここではまるで降った後もない。

秋茄子や、撒いたばかりの大根の種に潅水していたら、雨が降り出した。ただ、これも畑を潤すほどではなかった。

小カブのための畝を急遽作った。耕して元肥を入れたので、来週には種撒きできる。
これで、客土を入れた畑も、畝が出来るとともに『畑らしく』なってきました。

最後に、昨日貰ってきた稲わらをビニール袋から出して干しました。

  120916(日) 曇り一時雨

「第2ブロック」ナスの右隣畝がブロッコリー用
「第1ブロック」下列右側がタマネギ用

「第4ブロック」右から、大根・ソラマメ・ほうれん草用

奥がお花畑/手前は「第4ブロック」ジャガイモ用
今日の作業時間は3時間半。もうバテバテです!

まずは「第3ブロック」から
 ・大根の種蒔き(バークミンでマルチング)
 ・ほうれん草用畝に鋤き込み

「第1ブロック」の大枠決めをして、タマネギ用の畝立て

「第2ブロック」秋茄子の隣に、ブロッコリー用に元肥を入れて鋤き込み、畝立て完了。これで来週に定植が出来る。

「第4ブロック」と花畑の分離。
花畑には、長さ1軒ほどの畝が6筋出来る。こちらは今月中に元肥までの予定です。

第4ブロックは来年2月まで休ますつもりでしたが、コカブを勧められたので挑戦したいと思います。
追記
畑で、お隣のSさんから「体力あるなあ」と褒められました。
我が人生初の体験です。

若いころは「タフかバカか?」と言われましたが、それは徹夜が続いても最後まで倒れなかったからです。
筋肉を使う作業で、体力を褒められたのは初めてで、それだけ健康になってきたのでしょう。

  120915(土) 晴れのち一時雨
今日は出遅れて、畑は昼からでした。それでも、作付スケジュールに従い、畝作りをしました。写真下のブロックで、右側の畝から
 ・大根
(明日種蒔きの予定)
 ・ソラマメ
 ・ほうれん草
(来週元肥の予定)

この後、今日「稲刈り」が終わったばかりところへ行き、稲わら(80束)を頂いてきました。これから乾燥させ、冬の霜よけ、マルチング、遮光、雑草防止と、今後1年活躍してもらいます。
追記
ブロッコリーの苗を頂けることになりました。予備の畝に、急いで元肥をいれます。
◆連作障害の出にくい野菜
大根・人参・小松菜・サツマイモ・カボチャ

◆1年は同じ場所で栽培しないほうがよい野菜
ソラマメ・レタス・キャベツ・カブ
◆2年は同じ場所で栽培しないほうがよい野菜
ほうれん草・白菜・ジャガイモ・ネギ

◆3年は同じ場所で栽培しないほうがよい野菜
インゲン・トマト・キュウリ・ピーマン・サトイモ

◆4年は同じ場所で栽培しないほうがよい野菜
エンドウ・スイカ・ナス

追記2

連作障害を考えて、今後1年の「作付けスケジュール」を作り、それに従って畝作りをしています。
My畑は、4ブロックからなっており、畝の数が11あります(花畑は別にある)。ここに、ローテーションを組んで、連作障害を避けて行こうと思います。
ただ、スイカは畝3ヶ所分を使うので、4年間も避けることができません。しかし、接ぎ木苗を使えば、連作障害を回避できると聞きホッとしました。



  120914(金) 曇り

見事な「秋茄子」の実りです。
今は、冬野菜の種蒔き準備で大忙しです。お手伝いくださる方はいらっしゃいませんか?お土産は、勿論この秋茄子です。



  120912(水) 晴れ
大根の種蒔きが「待ったなし」と分かって、あたふたしている。有合せの元肥を入れて、急ぎ畝を作りました。これで来週早々には種まきが出来るだろう。
大根の畝巾は2条分です(写真上)。土は軟らかくなったのですが、土のボリュームが倍になったので、必要な体力も増えました。でも、これでよい大根が出来るでしょう。


秋茄子とオクラ

ミニトマトも復活

お花畑も復活
これまでは、農協のマニュアルを参考に行ってきました。
ただ、当たり前ですがプロ農家向けで、土や栽培知識があるという前提で書かれています。そのため、私では理解不能なことも多かった。

その点、住友園芸のマニュアルは「家庭菜園用アマチュア向け」です。
冬野菜から、住友園芸のマニュアルを参考にしようと思い、肥料や資材を注文しました。今週中には届くと思うので、来週から「玉ネギ・ほうれん草・ソラマメ」の予定地へ、元肥を入れて行こうと思います。
今日は、大根用の畝作りと、八朔畑2筋の草刈りで終了しました。作業時間は3時間半。体重1.8kg減でした。

土の威力は凄いですね!
残した秋茄子は、たっぷり土寄せが出来たせいか、大きなナスが採れるようになりました。

強引に移設したオクラですが、頑張って実をつけてくれています。

ミニトマトも頑張っています。写真のように実が大きくなってきましたが、さて、熟すのでしょうか?とても心配です。

畑の大改造に際し、分散していた花を1個所にまとめたのですが、こちらも土寄せのせいか、立派に復活してきました。まだまだ、花が楽しめそうです。



  120908(土) 雨のち晴れ
9時過ぎに雨が上がり、畑へ行った。早く見たかったのだ!


秋茄子

ミニトマト

オクラ
見事に「ふかふかの土」になっていました。これで、不作を土のせいに出来なくなりました。

最近、夜半の雨が多いので、今日は水はけ用の溝を作っておきました。
これからの1ヶ月、冬野菜に向けて畝作りをしていきますが、その時にはきちんとした溝にします。

秋茄子が毎日収穫できるようになってきました。
サツマイモの部分を含め、このブロックは、来年のスイカまで利用計画がないので、じっくりと秋茄子を楽しみます。

今回の改造から残したミニトマト2株。花だけではなく実をつけ出して、それも大きくなってきました。
ただ、熟すかどうか?これは分かりません。

大改造前に、ダメ元で古いバケツに移植したオクラ。
何とか2株が生き残りそうです。
特に1株は新たに花を付けました。ちょっと窮屈ですが、余生はバケツでおくってもらおうと、バケツに水抜きの穴をあけました。
追記
稲刈りが始まりましたね!田んぼもこれで季節が変わります。


  120907(金) 晴れ

野菜は減りましたが、普段通りに「潅水」へ行きました。土の搬入は半分ほど、広い畑になります。
田んぼは間もなく稲刈りです。田園風景も一変します!



  120906(木) 曇りのち晴れ
畑の大改造に着手です。
一旦は、サツマイモ以外は撤去すると決めたのですが、その前に「記念撮影」しているうちに、どうしても一部残したくなりました。

オクラ ご苦労様

キュウリ 大活躍でした!ご苦労様

切り戻し後、復活著しいナス

切り戻しで実をつけ出したトマト
残すことにしたのは切り戻しで生き返ってきた、ナスとミニトマトです。
私は感情移入が激しい方で、野菜たちに「ありがとう、ご苦労様」と声をかけて、キュウリとオクラ、それに大玉トマトの棚を外し、引き抜きました。

スコップ一つではとても無理でしたが、ユンボが来てくれてたので「一回り大きく天地返し」しました。

その後を耕運機で鋤き込んでいきました。

今回の大改造の目的は、決定的に不足していた土の追加です。2トンダンプで5台分の真砂土を搬入。今日の作業はここまでです。
明日は、今日調達しておいた、大量の腐葉土・パーライト(土壌改良剤)・苦土石灰(ペーハー調整)を鋤き込んで「大改造終了」です。
追記
次の作付けは10月中旬以降です。1月ほど「土を寝かす」のですが、その間に畝作りをして行こうと思います。
私は、助っ人でしたが、慣れないことだけに疲れました。明日は名古屋出張、プロの皆様にお任せしておきます。



  120905(水) 晴れのち曇り


昨夜も雨が降ってくれて潅水の必要はないのですが、収穫に行きました。朝6時、まだ太陽がとても低い位置にあります。

出勤途中に連絡が入り、中旬と思っていた「土作り」が明日になりました。毎日、7本前後収穫できるキュウリ、切り戻し後に実をつけ始めたナス、毎日4個のオクラ、それに青い実を20ほどつけたミニトマトも、明日は全部引っこ抜きます(うむ〜残念な気持ちもあるけど、やむを得ない)。
明日は、今年最後の夏野菜たちを写真に収めておこう。



  120903(月) 晴れ

昨夜も雨が降ってくれた。これで、潅水の必要はないのですが、天地返しのチャンスです。
3ヶ所に分散していた花を1ヶ所に集約しました。ただ、土の量が足らないので、他の畝から運び、腐葉土やパーライト、元肥を入れて鋤き返しました。強引な「花の引越」だけに、根付くかどうか?

集約した花

あと2週間で終わらせなくちゃ

畑に土を入れる。
これって「大工事」になりそうです。
2回に分けて搬入をお願いしたのですが、コスト面から反対されました。

八朔畑を約60m横切って、合計20立方mに及ぶ真砂土や腐葉土、パーライト、元肥を運び入れる必要があります。
そのために用意する人や重機を2回に分けるなど「とんでもない」と言うわけです。

復活したナス。秋茄子の収穫を今日しました。今月いっぱい収穫できるはずですが、畑の大工事は今回限りですですから、断念します。

工事開始まで2週間。ナス・キュウリ・オクラの収穫をして終わりにします。
追記
やっと旱魃状態から脱したら、一番元気が出たのは雑草です。真夏は3週間に1度だった草刈が、10日に1度になりそうです。



  120901(土) 晴れ

甦って来やナス

甦るかもしれないミニトマト
1年の2/3にが過ぎました。

今日も朝から畑です。
夜半に雨が降ったのですが、潅水が不要なほどの雨ではありませんでした。

潅水を済ませ、キュウリとオクラを収穫。
その後、野菜を観察しました。
 ・元気だったキュウリも、流石に実りが減ってきました。9月いっぱい持つかどうか?
 ・ナスは確実な足取りで蘇っています。
 ・大玉トマトは無理そうですが、ミニトマトは蘇る可能性が出てきました。
ちょっと、楽しみです。
これからの「土づくり」を考える上で、春からの野菜作りのローテンションを出してみました。連作障害を避けるために、必須の記録です。

これで『今後』が見えてきました。
9月は忙しくなりそうだ!




結果論ですが、案外うまくローテーションをしていたようです。