農業日誌
私の農業体験記 2012年12月

  121231(月) 晴れ

今夜は「牡丹鍋」野菜を取りました

雑煮用に野菜を収穫
今年最後の畑です。
畑に向かい〜1年間、お世話になりました。ありがとうございます〜とお礼をした。
私には激変の年でした。ともすれば押しつぶされそうになる気持ちを、畑に没頭することで、随分助けられました。

私は時として「神の采配」を感じることがあります。
以前、妻の突然死と自己破産を迎えた時、私には予め「あまの街道と言う自然が用意されていた」と気付きました。
今度は、爺様が私に畑を残してくれたのだと、心から感謝しました。
今夜は大晦日。
丹波篠山に住む知人から「猪肉」が届いたので、牡丹鍋をします。
My畑の野菜を使います。1年の締めくくりには、良い思い出になりそうです。

元旦は、おせちと雑煮を食べた後「竜神温泉」へ向かいます。一泊二日ですが、家事空ら抜けられぬ家内には、良い骨休みになるでしょう。
 追記
この1年の畑への投資額で「軽のエコカーが買える」ほど費やした。そのほとんどが、家内へのツケになっている。このツケを返すことを目標に来年は頑張ろう!



  121227(木) 晴れ

霜で倒れたソラマメ

落下した八朔
寒波が来るたびに「今季最強」が更新されていく。今朝は、零下2℃。道路の氷もひときわ厚い。
お隣の先達が、成長の早いソラマメをみて「霜に気いつけや」と忠告してくれていたのですが、しっかり倒れていました。
敷き藁は厳重にしているので、霜がとければ立ち直ると思うのですが、心配事は尽きない。

相変わらず、八朔の落果が続く。
実りが多く、実の大きいものは風でも落ちる。良いものは回収して、コンテナで保存している。

2週間ほどで、こんなに落ちる。がっかりです!
何とか、八朔狩りの日まで「たくさん残っている」ように。



  121223(日) 晴れのち曇り
何となく緊張感のない畑です。
最近はマラ雨が多く、液肥をやれば「水分過多」間違いなしで、出番がありません。

今朝は、久々の「ピーカン」で畑へ出かけました。
思い切って、ミブナ(左側)とほうれん草を収穫してみました。
なかなか美味しそうです。
今度出勤する時に、ミブナ・ほうれん草・小カブを持って行ってやろう。

八朔の天辺にカワラヒワ(写真)が来ていました。
 ・アオサギ
 ・スズメ
 ・カワラヒワ
 ・ハクセキレイ
 ・ヒヨドリ
 ・ムクドリ
 ・ツグミ
 ・ドバト
 ・イソヒヨドリ
特に珍しい野鳥はいませんが、畑も楽しいものです。



  121219(水) 曇り
二日続きの「深夜の帰宅」です。
特に昨夜は、親友の突然の訃報があり、通夜の後の思い出話が長くなった。
出勤予定は中止。
少しだけ「仕事」をして、メールで報告を入れる。
普段よりずいぶん遅く、10時ころに畑へ向かった。
途中の畑で、杭にイソヒヨドリが止まっていた。なかなかの美声であるが、声は聞かせてはくれなかった。

畑では、野菜に液肥をやって作業終わりです。いまは忙しい季節ではない。

むしろ、八朔の落果が気になる。
水分過多に乗る裂果は終わり、充分大きくなった実が、風の強い日に揺れて落ちてしまう。
八朔は、収穫から1〜2ヶ月間寝かせて食べる果物なので、落下した大きな実はコンテナにストックしようと思う。
きっと、ジュースなら充分だろう。

畑の一角に黄色のスイレンが咲いた。
仏壇用に摘んで帰りました。

  121214(金) 晴れのちくもり
冬とはいえ、雑草は伸びる。
多くは「冬仕様」で地面に這うように葉を延ばしているが、上に伸びる種類もある。

ボチボチ「刈ろう」と、まず草刈り機の障害となる「落下した八朔」を拾い集めた。勿体ないなあ〜

とりあえず2筋の草刈りを済ませた。こちらもボチボチやろう…

  121213(木) 晴れ
寒い朝です!
畑の水槽に薄氷が張っていました。
野菜の上には霜が降りています。

これからが本当の「冬野菜」ですね。ちゃんと収穫まで行きたいものです。



  121211(火) 晴れのち曇り

初めての大根の収穫(どんな味だろうか?)

大根の畝

小カブ(とても柔らかで美味い)

ハクサイ(まだ遠いなあ)

ブロッコリー(30cmまで来たぞ!)

ソラマメ(40cmに達した)

ほうれん草

ミブナ
ほうれん草は、横には充分成長したが、なかなか縦に伸びてくれない。葉がゴワゴワしているが「霜が降りれば軟らかくなる」そうで、それまでに成長すればよい。

ミブナは、種を頂いた先達から「15cmが食べごろ」と伺っています。あともう少しです。



  121209(日) 小雨時折雪
チェンマイから帰国。中継地のバンコクは27℃あったのにこの日は4℃、時折雪の混じる寒い日です。疲れていましたが、荷物の整理をする前に畑へ行ってきました。
写真で変化は見えないかもしれないけれど、どの野菜も1週間の間に、ずいぶん大きくなっていました。また、My畑の日々が戻ってきます。



  121202(日) 晴れのち曇り
今夜から「チェンマイ野鳥三昧旅行」です。
暫く、My畑ともお別れです。潅水(液肥)をしながら、作物に声をかけてきました。

写真上は、冬野菜の主力部隊です。
写真右は、タマネギ(黒マルチ)。奥に、イチゴとミブナ。ミブナは過密状態で成長が出来ず、帰る傾向があったので、今日は移設してみました。左奥にはブロッコリーが元気

大根:旅行から帰ったら収穫しよう

ブロッコリー:大きさはプロ農家に負けない

ほうれん草:早く大きくなれ!

小カブ:先日食べたけど美味かった

ハクサイらしくなってきたが、
収穫まで行くかな?

枯れそうになっていたミブナを
お花畑を「仮住まい」にして移転
2月3日に「第3回八朔狩り」を行います。農業日誌トップページに、お知らせを載せておりますので、ご覧ください。ご参加くださる方は、お知らせください。

八朔は、夏までは豊作模様でしたが、秋中頃から雨が多く「水分過多」による裂果・落下が目立ち、例年通りの出来具合です。
落下したものを持ち帰り、庭に於いてみました。野鳥が来てくれれば嬉しいのですが…