農業日誌 私の農業体験記 2013年2月 |
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130227(水) 雨のち晴れ 途中「北海道旅行」をはさみ、約10日振りの畑です。 暖かさは、肥料より何よりももご馳走のようで、生育の悪かった冬野菜が目に見えて大きくなっていました。
昨日、ジャガイモの「種芋」を頂いたので、本日、植付してきました。
花も咲き始めてきました。
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130217(日) 曇りのち晴れ
66歳になりました。私のは想定外の「長生き」です。 普段通りの1日の始まりです。 朝食を済ませ、畑へ向かいました。火曜日に、生ゴミとして八朔を処分します。小さなモノや痛み始めたものです。 粒の揃ったもので、新鮮なもの選び、バードテーブル用にコンテナ1杯分を残しました。 今日の剪定は1本。 背の高いものを選び「めった切り」しました。それでもまだ、逆円錐状にはなってくれません。 木にとって「太陽を求めて伸びる」のは、本能だろう。 農業と言うのは「人間の都合」で植物の本能を押さえつける行為に過ぎない。 植物は広範囲に種子をまき散らすが、発芽するのは本の数パーセントだという。後は予備軍として地に眠る。 野菜が、一斉に発芽して成長を始めることを誰も不思議に思わないが、これは自然の節理から見れば異常な出来事なのだ。 自然に対し「あるがまま」を至上とする考えは、私は人間の傲慢と思っている。 午後からは、これも普段通り探鳥に出掛けます。今日のお目当ては「ハイイロチュウヒ」 普段通りの健康を感謝します。 |
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130216(土) 曇り時折雪
生垣(マンサク・カイズカイブキ)に、松や各種餌木の剪定です。特に松は入念に手入れしていただきました。 地下水の上昇で青息吐息のヤマボウシは、嵩上げをしてもらい、枯れてしまったエゴノキはピラカンサに植え替えてもらいました。 爺様の残した庭と違い、ウッドデッキ周りは山育ちの餌木ばかりなので、地下水の上昇は、木には辛いそうです。 家の手入れを終えて、八朔畑へ向かいました。お隣に影を差すクスノキを切ってもらうためです。まあ、プロとはいえ、あっという間の出来事でした。 畑へ向かう途中、散乱する羽に出会いました。風切羽の大きさから、おそらくダイサギだと思います。 これで今年になって、2羽目の犠牲です。犯人はおそらくオオタカ(野鳥の会メンバーの意見)だろうという。 考えてみれば「こんな自然の中」で住んでいるのだ! クスノキの伐採が済んでから、八朔の剪定に掛かりました。 高く、密に繁った木を選び、写真のように「逆円錐状」に剪定しました。 でも、僅か2本の剪定で息が上がり、本日は終了。体力がついて行かんなあ〜 花畑も「春の気配」です。種からスタートしたキンセンカに蕾がついてきました。苗で植えたベニジュームも透明な蕾を付けています。私がサボっていても、植物はちゃんと季節を伝えてくれます。 |
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130212(火) 晴れのち雨
鋸を使うのは1年ぶり。悲しい程の体力低下で、ものの5〜6本、太い枝を落としただけで息切れしました。 丁度この時、家内が来てくれたので、採り残しの八朔を摘んでいきました。 剪定時には八朔を摘み終わっておく必要があります。 写真の量を収穫しましたが大振りなものは、流石に僅かです。 粒揃いなものをご近所に配り、家のストック用に、コンテナ1杯分です。 また野鳥用に、小粒でも鮮度の高いものをカゴ1杯分残し、他は「生ごみ」で出します。 ちょっと嬉しかったのは、お隣のデイサービス施設に持って行ったら、喜ばれたことです。 来年は『八朔狩り』に誘ってみよう。 追記 脚立で届かないところは、木に登って摘んでいきました。最後は脚力が無くなってしまいました。ダメだなあ〜 |
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130211(月) 晴れ
これで明日から「剪定」作業に入ることができる。 ロープを張った畝は無事であったが、あけで使うコンクリートブロックがいくつか水路に投げ込まれていて、拾い上げた。 お隣の畑のSさんに、これからの畑のアドバイスを頂く。ついでで、子供イタズラを相談をしてみた。やはり、周りも迷惑を受けているようだ。何処の子供かもわかったが、注意の仕方をどうしよう… |
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130209(土) 晴れ
草刈り機のロープ刃を送り出す部分を分解して、新たにロープを補充し、オイルを入れて始動です。 久しぶりの草刈りですが、あと半日あれば終りそう。 畑に遊びに来る子供が5〜6人いる。 小学校低学年から未就学くらいです。昨年から悩まされている『イタズラ』はこの子達のようだ。 今日も、大きな柄杓やハンドスコップが、とんでもないところに行っていた。 更に困ったことは、ジャガイモ用に作っておいた畝が崩されていることだ。様子から見て「砂場」にして遊んだみたい。 考えてみれば、乱開発で住宅は増える一方だが、付近に児童公園はない。子供たちには「格好の遊び場」なのだろう。 これが『いけないこと』だとは、まるで思っていまい。どう、注意すればよいのは、私の方が迷っている。 とりあえず、ロープを張っておいたが、この意味を気付いてくれるだろうか? |
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130207(木) 曇り
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130203(日) 晴れ ![]() 『節分』にBBQをしました。
和歌山へ事務所を移転した「事務所開き」のお披露目と、八朔の収穫祭です。 約20人が集まってくださり、楽しい1日です。 天気予報は「冷えこみ」でしたが、畑の温度計は15℃を示す、ポカポカ陽気です。 天候も、この日だけは「晴れ」です。 前日は雨、この日も夜は雨となりました。 まさに奇跡の1日でした。 八朔狩りは3度目です。私なりに1年、八朔畑の手入れをしてきました。 天候には振り回されましたが、それでも今までで一番の出来だと思います。 始めてではないお客様は、入れ物をたっぷり用意しています。3度目ともなると、ご近所から、お裾分けを待つ声が掛かるほどだそうです。 「昔ながらのミカンの味」は、案外喜ばれるようです。 それでも、今年の八朔は糖度が高く、ジュースにしてみましたが「味も香りも最高」でした。
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130201(金) 晴れのち雨 少し気力が減退していましたが、これも「チェンジ」の時がやって来ました。 35年間続いた大阪での事務所を、1月30日に閉鎖して、公私ともに『和歌山』で根を下ろすことにしました。
2月3日は節分、古来から新年を迎えるチェンジの日です。 この日に、和歌山事務所のオープンパーティーを兼ねて『BBQ&八朔祭り』を行います。 ありがたいこととに、20人を超える人が集まってくださるようで、とても楽しみにしています。 日頃の心がけの良さを反映して、お天気は「3日だけ晴れ」で、前後は雨予報です。気温は下がるようですが、良い天気はありがたいことです。 これとは別に、春野菜の準備に入りました。2月中旬にはジャガイモの作付け時期をむかえます。その土作りのため、ニンジンと小カブを収穫しました。小粒な出来ですが、BBQの時に利用し、かつ、持ち帰っていただこうと思います。 久しぶりに体力を使いました。1畝(5u)天地返しをして、腐葉土・苦土石灰・土壌改良材を入れました。しっかりと汗をかき、気持ちの良いシャワーとなりました。 これからゴールデンウイークまで、順次「天地返し」をして、土作りをしていきます。 八朔畑も、これから草刈り・施肥・剪定の時期に入ります。 私が狙っている「現役復帰」が適うと、まことに忙しい「二足のわらじ」になります。出来るかどうか?頑張るしかありません。 相変わらず、イタズラがエスカレートしています。 落下した八朔ではなく、収穫した「粒よりの八朔」をお隣の畑に投げ込むようになりました。 ソフトボールほどの大きさで重い八朔を、遠くまで投げるとなると、これは中学生以上の仕業でしょう。 人殺しですら「冗談や遊び」と考える怖い時代では、これで周りが迷惑を受けるなど、思いもよらないのでしょう。 |
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