農業日誌
私の農業体験記 2013年5月

  130531(金) 晴れ
梅雨の晴れ間が早くもやって来て…
本日の作業
 ・潅水
 ・スイカの受粉。これで2ヶ所になった。昨日も雌花が咲いたが不在であった。
 ・スイカにネットを被せるようロープでフレームを作る。
 ・ネギをプランターから畝に移すよう準備
 ・ナスの手入れ(接ぎ木苗の親木をカット)

ナス

トマト

キュウリ

スイカ

枝豆

ツルインゲン
今は、野菜の花がいっぱい咲いている。収穫に繋がる花だけにとても楽しみである。

春を楽しませてくれた「花(写真左)」も季節の変わり目を迎えている。今後、順次「天地返し」をして、次の花を迎える作業に入っていきます。



  130528(火) 曇り(おそらく午後から雨)
どんより曇り空。風もやや強くなってきている。
予報では午後から雨で、そのまま「梅雨入り宣言」らしい。暫く雨模様の天候が続くようだ。
周りの田んぼでは、代かき用の水の確保に大わらわ。決して潤沢ではない用水の水は、上流が堰き止めて使えば下には回らない。いまは、穏やかに順番待ちをしているが、昔はこれが「水争い」になったのだろう。


紅小玉スイカの雌花が咲いた
本日の作業
 ・潅水(水があるので楽になった)
 ・先日「腐葉土と苦土石灰」を入れておいた畝に元肥(何を植えようかな…)
 ・昨日、ジャガイモの収穫した畝の天地返し(スコップと耕運機)
 ・収穫(スナップエンドウとイチゴ)

紅小玉スイカの「雌花」が咲いた。今季初めてである。すぐに受粉をした。収穫までいけば嬉しいなあ。



  130527(月) 曇り


付近の田んぼに「代かき水」が入りだした

八朔の間に南京を植えた

タマネギの後にオクラを植えた
本日の作業
 ・潅水
 ・カボチャの定植(普通の種類が欲しかったのですが、変わり種しか売っていませんでした)
 ・オクラの定植(ポット苗を小分けして植えました)
 ・八朔に施肥
 ・収穫(イチゴ・キュウリ・スナップエンドウ)
 ・草むしり(畝周りの除草)これが一番しんどい
天気予報では、天候が崩れる予定。土がからからに乾いてきている。少しまとまった雨が欲しいものです。

  野菜まつり中止のご案内
6月16日に「野菜まつり」をするつもりご案内していたのですが、メインイベント「芋ほり」のジャガイモが予想通りに行きませんでした。
4月の天候不順から立ち直らず、花も咲かず、成長も止まったまま枯れだしました。
ご近所のプロ農家から「収穫する」よう勧められ、本日午後から収穫しました。長さ3mほどの畝から、大小とりまぜ正味10.3sを収穫できました。
そんな分けで、残念ですが「野菜まつりは中止」といたします。ご了承ください。



  130526(日) 晴れ


付近の田んぼに「代かき水」が入りだした

畑全景

水路に水がいっぱい

スイカ

ピーマンが実りだした

ナス

ミニトマト
苦労して畑へ水を運んだのに、水路には「水がいっぱい」でした。

やはり、25日から通水開始だったそうですが、この地区に到達したのは「深夜」だったそうです。
早速、野桶に100gほど汲置きした。今後、刈りいれまで量の増減はあっても水路には水がある。
昨日送った野菜は、朝一でふるさとへ到着したようである。
送ったのは、タマネギ・小カブ・スナップエンドウである。どれも立派だと褒められた。

畑へ代かき水を入れるため、近所のプロ農家が集まった。ついでとばかり「指導を仰いだ」
 ・小カブは育て過ぎ(だから虫に食われる)
 ・キュウリの雄花のツルは切る
 ・ミニトマトは株立ちにする(全て芽かきしてはいけない)
 ・夏野菜(葉物)は難しいのでやめた方が良い。その代り「カボチャを八朔の間に植えろ」
等々のアドバイスを頂いた。
総評は「よう出来とる」でした。褒められるって嬉しいですね!

スイカのツルも伸びてきたが、まだ雌花が咲かない。待ち遠しいですね!

  130525(土) 晴れ

もう1週間も晴天続きである。本日の潅水中に、ついに天水タンクが空になった。
なのに、来るはずの水が農業用水路を流れていない。もし、明日も来ないようならお手上げである。
ふるさとへMy畑の野菜を送ろうと、まず小カブを収穫した。
ところが、数日前の試し採りでは無事だったのに、出来の良い蕪が虫に食われていた。畑で熟せば糖度が出るので、虫にも「美味しい」ようである。

スナップエンドウも送るために採った。これも出来の良いのは「食われる」傾向がある。収穫は自然界との戦いでもある。

イチゴは「雪つり」をして空中で熟すようにしている。おかげで「ナメクジ被害」が無くなった。野鳥からはネットで守っている。
本日の作業
 ・潅水
 ・収穫
 ・土作り (収穫後の畝3種)



  130524(金) 晴れ


ビフォー

アフター
本日の作業
 ・潅水
 ・草刈り
畑の気温は27℃で、水分を補給しながら一気に草刈りを済ませた。所要時間は、昼食の弁当タイムを含めて6時間。シンドイなあ〜
まもなく気温が30℃を超える日が来る。どうなるンやろ…



  130523(木) 晴れ

本日の作業
 ・潅水
 ・追肥:ナス・キュウリ・トマト・ピーマン・スナップエンドウ・ツルインゲン・枝豆・イチゴ
 ・収穫:小カブ試し採り(充分大きくなっていた)・大粒イチゴ(3粒)・キュウリ(初収穫/太くて短いタイプ)・ほうれん草試し採り(これは食べられそうもない、菜モノは失敗続き)・花



  130521(火) 曇りのち晴れ


ジャガイモの出来栄え

タマネギの収穫

タマネギ跡の畝(土作りを始めた)
本日の作業
 ・潅水:花
 ・液肥:ナス、トマト、豆類

 ・試し掘り:ジャガイモ。今年は花も咲かず、発育も途中から芳しくなかったのですが、写真のように程よく育っていました。収穫は6月16日の「野菜まつり」で、子供たちに掘ってもらおうと思っています。
きっと、良い大きさになっているでしょう。

 ・タマネギの収穫
今日は残りすべてを収穫しました。都合40株に収穫でした。大きさは、5p〜15pとバラバラ、流石は「素人」と言ったところです。
家へ持ち帰り軒下に吊るしています。

タマネギ収穫後は、スコップで深くまで天地返し。腐葉土と苦土石灰を入れて、耕運機で撹拌。これから2週間かけて「土作り」です。
この畝には「オクラ」を植える予定です。
まもなく「小カブ」が収穫なので、タマネギと併せてふるさとへ送ろうと思います。



  130520(月) 曇りのち晴れ


今日の全景(サツマイモ定植後)
手前に見えるジャガイモの元気がなくなってきた。これが心配です!

今日の収穫

スイカの畝(去年と比べればすごく順調)

大粒のイチゴが熟しだした

ツルインゲンのツルが巻きだした

5pになったトマト

第1号になりそうなキュウリ

午後からサツマイモ(鳴門金時)のツルを定植
昨日の雨で、潅水は不要です。

自然の恵みは偉大だと思うのは、野菜が生き生きしていたことです。
ただ、野菜たちだけではなく、雑草も生き生きしています。これから草j刈りが大変です。

本日の収穫
 ・スナップエンドウ
これから毎日これくらいの収穫がある。毎日となると、これだけでも家族で食べるのは大変です。
 ・タマネギ
今日は4株の葉が倒れていた。まだ40株ほどあるが、こちらは保存できるので大丈夫。
 ・イチゴ
大粒のイチゴが実りだした。味は充分なのですが、売り物のような形にならない。

本日の作業記録
 ・スイカのカバー撤去
写真のように、カバーを外し、藁で土の覆いました。ツルが伸びるに従い、施肥と藁敷きが必要です。
 ・ナスの移動に備えて
弱っていたナスに備え、予備のナスを植えたのですが、どちらも育てきた。このままでは過密なので、移植先を用意しなくちゃ。そこで、使っていないに桶を活用しようと企んでいるのですが、上手くいくかな…

ツルインゲン、トマト、キュウリもご覧のとおり活発です。
写真はありませんが、枝豆もスクスク伸びだしました。
戸惑っているのが「野菜の被害」です。今朝、畑へ行ったら、僅か1株ですが、小カブが引っこ抜かれていました。
流石にこれは「野鳥がたっや」とは思えません。対応に苦慮しています。
夕刻追記
午後から、サツマイモ(鳴門金時)のツルを購入してきて、定植しました。今年は、畝が小ぶりなのが気になりますが、昨年大失敗だっただけに「祈る気持ち」です。

「野菜まつり」の目玉になる筈のジャガイモに「黒星病」が広がりだした(明日、試掘りをしてみます)。ただ、収穫前に農薬は使いたくないので、運を天に任せます。
今年はジャガイモの花が咲いていない。この現象は付近の畑共通だだそうで、春の天候不順の影響がでているようだ。

タマネギは「もう収穫した方が良い」と言う先達のアドバイスをいただきましたので、明日収穫してしまいます。
続いて土作りをし「オクラ」を作りたい。



  130518(土) 晴れ

本日の作業記録
 ・潅水
 ・スイカのカバーを来週には外すので、周囲を天地返し
 ・スナップエンドウ収穫
 ・葉が倒れた(これが目安)タマネギを収穫
 ・花摘み

スカイは、来週にはカバーを外す
その前に周囲を天地返し

大きなイチゴが熟しだした

トマト、今年は楽しみです

キュウリもできだした

ナスの花

ピーマンも咲いている

小カブが5p程になってきた
地上からでれば収穫で、まもなくです
来週には、サツマイモも植える。
様々な野菜の収穫も始まる。面白くなるぞ!



  130517(金) 晴れ

本日の作業記録
 ・潅水と芽かき
周りの水田では苗代の準備に入ってきた。通水は25日の予定だそうです。
潅水は、毎日20g必要です。今は、天水をタンクに溜めて行っているが、最近は雨が少なく「25日までもつやろか?」と、ちょっと心配です。予報ですが、明日の夜から雨ですが…明日は、生石山でジャズコンサート。明後日は野鳥荘で寛ぐつもりです。だから、雨も痛しかゆしです。



  130516(木) 晴れ

本日の作業記録
 ・野菜類には液肥。
  スナップエンドウが順調に収穫(と言っても5株しかないので、日々の自家用にピッタリ)
  小カブの成長も順調。今月末には収穫できそう
  枝豆は順調だがツルインゲンはアブラムシ被害からまだ回復できていない
  トマトはすこぶる順調、ナスもまあまあ、キュウリがやや出遅れている
 ・花に液肥。昨日、定植した花も元気
お隣から「ソラマメが美味しかった」とお礼があった。本当に出来が良くて、お世辞抜きで美味しかった。
試し採りしたタマネギを「オニオンスライス」で食べた。これも美味かった。全量収穫は今月末くらいだろう。晩生の種類なので保存が利く。何処に吊るそうかと思案中です。
八朔の花が凄く、私は重度の花粉症です。お隣のプロ農家から「今年は出荷せにゃアカンなあ」と言われた。そこまで実るかどうかは怪しい限りだが楽しみである。



  130515(水) 晴れ

本日の作業記録
 ・潅水しながら状況チェック(プラン―を使っている、ネギとメロンに元気がない)
 ・スイカに追肥
 ・花の定植(3種)
草刈りの着手。ロープ刃のケースにひび割れ発生。本日は中止



  130514(火) 晴れ


スナップエンドウとタマネギの試し取り

荒らされた畝

芯肥を入れて畝作り(サツマイモ用)
畑の温度は30℃に達するようになってきました。水分補給に気を付けながら作業をしています。
畑へ行くと、まず「一回り」するのですが、昨日、ソラマメを抜いた後の畝に腐葉土を入れて整形しておいたのですが、ご覧のように荒らされていました。
誰が見ても「畝整備」が分かる筈なのに、これが「遊びやイタズラの範疇か!」と、怒りがこみ上げてきます。

ただ今日、芯肥をいれてたので、まだ予備段階でしたが、この畝を荒らされた辛いな!
今日の作業
 ・潅水
 ・追肥(ナス・キュウリ・トマト・ピーマン)
 ・スイカの摘芯
 ・サツマイモの畝作り(芯肥)
 ・花畑用の畝(ブレンド腐葉土と牛糞)
 ・タマネギとスナップエンドウの試しとり



  130513(月) 晴れ


ソラマメを撤去。サツマイモの植付準備(中央の畝)に入りました。
左は枝豆とツルインゲン、右側は小カブとスナップエンドウ

順調に育ちだした畝
左から、イチゴ・トマト・ナス・タマネギ・キュウリ

第1花に着いた実の摘果(トマトとキュウリ)

実りだしたスナップエンドウ
昨年は、夏野菜を引っ張り過ぎて冬野菜の植付時期が遅れ、これは失敗に繋がった。
今年は、それはすまいと決めて「ソラマメ」の撤去をしたが、これが大変であった。
 ・茎を鋏でカット
 ・稲わらの撤去
 ・鍬でソラマメの根を除去
こんな手順でした。その後に腐葉土と敷いていた藁をカットして鋤き込んだ。
来週には元肥を入れて、下旬にはサツマイモのツルが植えられる。

稲わらは万能です。
 ・保温保湿霜除け
 ・地温上層防止
 ・雑草除け
 ・肥料(堆肥に)
サツマイモ用の稲にも活用しました。

夏野菜が順調です。
 ・イチゴは次々と花をつけています。
 ・タマネギは何時でも収穫できそう。
 ・ナスは予備で植えた苗も順調で「過密」になってしまった。困ったなあ〜
 ・トマトとキュウリは、先達の指導に従い「第1花の実」をカットしました。

スナップエンドウが収穫できるまでに育ってきました。

  130509(木) 晴れ

昨日に続き今日も収穫です。これで、ほぼ収穫は終わりです。
農業の真似事を始めて2年。始めて「売れそうな作物」が出来ました。

昨日今日で、8カ所へ届けたり、宅急便で送りました。ただでさえ高コストの作物なのに、またまたコストアップとなりました(笑い)。
枝豆、サイインゲン・スナップエンドウ・小カブに追肥と土寄せ段量。



  130508(水) 晴れ

ソラマメが、あっという間にマッチョになりました。
熟したものを収穫したら、ご覧のように「笊一杯」になりました。市場価格では「5個入り200円」くらいなので、これで「万単位」の売上になりますが、売る気はありませんので、友人知人に配ります。
早速、煮つけてみたのですが、とても軟らかくておいしいです。
家内が「畑で実ったサクランボ」が欲しいというので行ってみました。最初は「野鳥へのプレゼント」と思っていたので収穫していませんでした。

熟したものから食べられて、残っていたのは、ただの1個でした。これに朝どりのイチゴです。普段は私が畑で食べてしまうのですが、今日は持ち帰りました。
サクランボもイチゴも「とても甘くて美味しかった」そうです。



  130507(火) 曇りのち晴れ

GWは済んだけれど、私には何も変わらない「日常」が続いている。
畑の気温は16℃。昨日が24℃だったのに、また逆戻り。野菜たちには「油断が出来ない日」がまだ続く。それでも、八朔の花が咲き出した。これの花粉がキツイ!畑は楽しいのですが、花粉症との戦いはシンドイなあ〜

ソラマメに群がる「アブラムシ」が酷くなってきた。
今朝は、群がった茎を「バッサリ」と切り倒したお蔭で、ソラマメの畝が涼しくなってきた。
収穫完了まで「あと1週間」。人間が勝つかアブラムシが勝つのか?
 追記
昨日は、雨の森〜わんぱく公園を歩いてきたが、いまは「コナラ・クヌギ・ヤマモモ」などの花粉が真っ盛り。昨夜は酷い花粉症であった。



  130506(月) 晴れ

朝9時の畑の気温は24℃。やっと気温が上がってきました。
元気のなかった、トマト・キュウリ・ナスがやっと生き生きしてきた。

アブラムシで弱っていた、ピーマン・インゲンも、植物性殺虫剤の効果が出てきたみたいです。

ソラマメがニョキニョキとなってきた。あと数日で「食べごろ」に到達だろう。

イチゴも次々と花をつけている。まだ楽しめそうだ。

まだ、1m程のサクランボの木。2年目で数個の実を付けた。美味しそうだが、これは野鳥にプレゼントする。


  130505(日) 晴れ

このGWは、北海道では連日雪が降るほどの低温が日本列島を包み、各地に遅霜注意報が出る始末でした。

連休後半が「採り頃」だったはずのソラマメですが、GWは低温が続き、最後の生育が遅れています。
でも、今日は親友に渡し約束をしているので、粒を選んで摘みました。
今日は節句です。
花菖蒲を摘んできました。勿論「菖蒲湯」です。

  130503(金) 晴れ 一時薄曇り


80cmまで伸びたスナップエンドウ

ツルインゲンの新芽にアブラムシが

八朔の花が…
本日は、9時から15時半まで畑作業。
 ・潅水および液肥
 ・追肥(トマト・キュウリ・ナス・ピーマン)
 ・芽かき及び結束(トマト・ナス)

以上を済ませてから、八朔畑の草刈り。今日は3筋完了、ちょっと疲れた。

 ・野菜チェック
ソラマメにアブラムシがついた。想定済みだったので、その部分は鋏で切って処分。
5日に友人に会うので、少し早めだが摘んで持って行こうと思う。

ツルインゲンにもアブラムシ。新芽にビッシリで、これはちょん切るわけねはいかないので、オーガニック系殺虫剤をスプレー。

ピーマンに、1番花の蕾が出来た。また、葉にアブラムシが。これもスプレー、さて退治できるかな。

スナップエンドウは80pまで伸びてきた。花もたくさんついてきた。これは楽しみだ。

八朔の蕾が開き始めた。実りは隔年で豊作にあるそうで、今年が当たり年と聞くが、実感としては逆で、今年が不作年ではないか?

最後は花摘みです。
ナデシコや花菖蒲が加わりだした。仏壇も少し艶やかになりそうです。