農業日誌
私の農業体験記 2014年3月


140331(月)晴れ のち曇り
早いもので、今日で3月も終わりです。最高気温は18℃と、あがりそうであがらない。畑作業は遅れているが、今月中には取り戻したい。
写真右:オクラの種をまきました。
最適気温より低いので、保温を兼ねて不織布で覆いました。新芽が出れば鳥に食べられる可能性もあるので、その意味でも不織布は有効です。

向こうに見える畝は、ナス・キュウリ・トマトの予定地です。昨年は4月10日に苗を定植していますが、気温が上らず発育不良で、不織布で保温をしている。記録によればプロ農家も温度不足で苦戦を強いられたようだ。今年も同じ対応が必要なようだ。
写真右:大根と小カブの種をまきました。
新芽が出れば鳥に食べられる可能性もあるので不織布で覆いました。

奥の不織布部分にはマクワウリの種をまきました。最適気温には届きませんが「最低気温10℃以上」はクリアしています。

写真中央の天地返し部分は、ピーマンとサツマイモを予定しています。
写真右:サクランボに「雨覆い」をしました。
本当は広く屋根をかけるのですが、周りにいろいろあって、広く覆うわけにはいきません。すっぽり囲った形ですが、風が通るように穴をあけています。
まだ3年目の木ですが、今年は100個以上の実をつけています。まだ小さいのですが、大きく熟してくれば、イチゴのプランターを含めて大きく防鳥ネットで覆うつもりです。


サクランボには、まだ青い実がいっぱいです!
追記
いくらなんでも「サクランボが可哀そうだ」と思いなおした。
夕方に畑へ行き手持ちの資材で「雨覆い」を作りなおした、これなら蒸れることもないだろう。
強風が吹いたら、いささか不安だが、防鳥ネットで覆えば補強にもなるので、きっと大丈夫だろう。



140329(土)晴れ

少しずつ畝が揃ってきた
今日は耕運機を使うので、作業開始は9時とした。周りを住宅で囲まれてしまって、早朝から騒音を出すわけにはいかない。

本日の最高気温は19℃。なかなか気温が上がらない。
それでも時間が迫っているので順次、畝つくりをしている。

写真右は、
 ・中央はタマネギ
 ・左奥:オクラ用の畝
 (本日畝作り完了)
 ・右奥:大根と小カブ用の畝
 (本日畝作り完了)
 ・左手前:ナス、キュウリ、トマト用畝の予定
 ・右手前:サツマイモ、食用ホウズキの畝を予定

写真右は、
 ・左側:ズッキーニ用の畝
 (本日畝作り完了)
 ・右側:マクワウリ用の畝
 (本日畝作り完了)
奥(黒マルチ部分)はジャガイモ

予報では今夜から雨だとか。種をまく前に充分湿らす必要があるので、ありがたい雨になりそうです。


果樹園も若い芽が出てきました

富有柿

温州蜜柑

枇杷

イチジク


サクランボ

手入れの方法が分からず放置していたアスパラ。雑草を抜いたら、こんなふうに出来ていた。まだ小さな芽が出てきており、食べられるようなら暫く楽しめそうだ。



140327(木)曇りのち晴れ

ツルインゲンと枝豆の種まき

花畑の畝を拡張

畑で咲いていた花

サヤエンドウの花
今日の畑作業は7時間。昼飯も近くの店で購入した弁当で済ませました。

記録を繰ってみたら、八朔畑の草刈りは、昨年10月15日以来でした。何とか刈り終えたのですが「こんなに大変だったか」と、改めて思いました。

しっかり汗をかいたのですが、それでも最高気温は18℃。種まきの適温25℃には遠く及びません。それでも時期が遅れていることは、昨年の記録と照合すれば一目瞭然です。思い切って、ツルインゲンと枝豆を蒔きました。

明日は終日「仕事の予定」ですが、順次畝を作って種蒔きをしていきます。

家内のリクエストにこたえて花の畝を増やしました。
畑のあちこちで花が咲き始めており、これから花の手入れも増えてきます。

サヤエンドウの花ってスミレに似ていることに気づきました。早く実をつけて欲しいものです。



 140326(水)

とら刈りだけど

イチゴは花盛り

ジャガイモが一気に伸びてきた
まとめ書きします。

 ・140324
午前中に仕事を済ませ、午後から草刈りへ行ったのですが、草刈り機のロープ刃が不調で、手入ればかりに時間がかかる。何と4時間かけて、1筋だけ何とか刈った。それもとら刈りである。

 ・140325終日生石高原

 ・140326
あいにく朝から雨。
作業は無理だが、ロープ刃や補充品をホームセンターまで購入に行った。昨日は棚を組むためのイボ竹をネットで注文し費用を振り込んだ。
本当にこの畑は道楽もんだ!簡単に万単位でお金が出ていく。

購入した補充品を倉庫へ入れたついでにちょっと覗いてみた。
イチゴの雨よけはうまく機能していて、花盛りです。蜂が飛んでいる様子がないので化粧用の刷毛で受粉させた。

24日に黒マルチを切り開いておいたジャガイモ。黄色の弱々しい新芽であったが、僅か2日で青葉に代わっていた。生命力は素晴らしい



 140323(日)晴れ
仕事・道楽・趣味と、手を広げすぎてしまった。
自分なりにスケジュールを組み、きちんとこなしているのですが、昨年の「農業日誌」と比べると2週間くらい遅れている。
ただ、今年は季節が遅く気温が上がっていない。今日は随分暖かくなり、作業中は汗をかいていたが、畑の最高気温は18℃であった。
久しぶりに「本格的に畑作業に取り組んだ」ので、明日は筋肉痛間違いなしです。それでは、紹介して行きます。

イチゴの雨よけを直した。順次、花をつけており刷毛で受粉作業

荒れ放題だった「花畑」を天地がしして、肥料を入れて耕運機で耕した。購入してきた「花の苗」を植えたのは家内です。実生の矢車草周りの草取りは後日に。

ジャガイモが発芽して黒マルチを押し上げるようになったので、その部分に切れ目を入れた。昨年は黒マルチ(保温用)などしなかったが、今頃はもう10pほどになっていて、葉もしっかりついていた。

右側の黒マルチ部分に元肥を入れた。幅広部分は「ツルインゲンの2条蒔き」狭い方には「枝豆1条蒔き」の予定です。種まきは最高気温が25℃になってからで、今週後半くらいかな。
左側はサヤエンドウ。冬の手入れ不足で登坂していない。その右はソラマメ。摘心が遅れて延びすぎだが、花が枯れて黒ずんできた。これは「結実した証拠」で、今年も期待できそうだ。

畑を拡張した部分に、畝の区割りをした。中央はズッキーニ、右側はマクワウリの予定で、種も購入しました。順次肥料を入れて土作りをしていきます。左側は、花畑の拡張予定です。
左上:タマネギも順調
右上:引き抜いたミズナが枯れずに花盛りとなった
左:枯れた矢車草が種を落とし「実生の矢車草」があちこに。液肥をやって育てようと思っているが、雑草と混雑状態で、この草取りがシンドイなあ〜

八朔畑は雑草だらけ。昨年の今頃は綺麗に草刈をして「春の施肥」までしていたのに…



 140316(日)晴れ
3泊4日の台湾旅行出発当日、強い風が吹いていたので気になっていた「イチゴの雨覆い」
旅行から帰って早速行ってみました。少し崩れていましたが、修復可能範囲で、ホッとしました。

ジャガイモを覆っているマルチをめくってみました。
こんなに太く芽が出ていました。


 140312(水)晴れ(ポカポカ陽気)
診療所の帰りに畑へまわりました。今日の気温は13℃。ポカポカ陽気です。
今夜から雨予報で、明日から台湾旅行です。暫く留守になるので、イチゴの雨覆いを掛けた。幸い風がなく、方法も工夫したので、一人でもできました。




 140310(月)晴れ時々曇り

イチゴ

サクランボ
種を購入してきました。
蒔く時は「時期と気温」で表示されています。
購入した種は、3月〜4月初めまでの物ばかりなのですが、一方で「適温25℃」となっています。

今日の畑の最高気温は6℃で、25℃とは程遠い。今年は季節が遅れていて、適温になるのは4月に入ってからだろう。
畝の天地返しは済んでいる。腐葉土や苦土石灰はホームセンターで購入してきました。有機肥料はAmazonで注文し、明日には届くはずです。
いわば準備完了で、気温待ちと言ったところです。

寒いだけではなく風も強い。
イチゴの不織布を外して「追肥」を行った。6種類のイチゴがあるのですが、もう咲いているものが2種類ありました。
蜂がいれば問題ないのですが、当面は人工授粉をするしかなさそうです。
雨よけの透明マルチを購入してきたのですが、風が強くて一人では作業不能でした。

サクランボも綺麗に咲いています。これも綺麗に作るには「雨よけ」が必要だそうです。更には、イチゴもサクランボも「鳥よけ」が必要です。
野鳥趣味ですが、農業においては「鳥は大敵」です。
また「矛盾の季節」がやってきた。



 140307(金)晴れ

ジャガイモの畝奥で不織布をかぶっているのはイチゴ、次はこちらの手入れをしたい

最後の白菜を抜き天地返し(右側の畝)

ソラマメの花

サヤエンドウの花
家を仕事場にすると時間のケジメがなくて不健康となる。で、今日は「畑作業」をすることにした。

畑到着8:20、気温3℃と再び寒波が来ていますが、作業を始めれば汗ばんできます。
作業は3時間、健康的で気持ちが良いですね。
■ジャガイモの発芽が心配でマルチを剥がしてみた。
そっと土をどけてやると「太い芽」が間もなく土から顔を出しそうであった。まだ気温が低く、先達の指導でマルチは元に戻しました。

一つだけ残っていたハクサイは、巻くこともなく花が咲きだした。

白菜は引っこ抜き、ここも天地返し。本日の「スコップ作業」は1.5坪でした。
■畝の草取りと追肥
中腰では腰が持たないの、地面に座り込んで畝の草取りです。皮手袋をした手で、株間の草を抜き、併せて「追肥」をしていく。今日の作業は
 ・サヤエンドウ
 ・ソラマメ
 ・玉ねぎ
ソラマメは素晴らしい勢いで咲いている。サヤエンドウも咲き出した。

花畑の手入れが出来ていない。実生の目がたくさん出ていて、雑草と混在している。こちらも、雑草を抜いて畝に植替えが必要だ。やることはいっぱいある。
オオタカが来そうな予感がしてカメラを持参したのですが、やってきたのは、カワラヒワ・ツグミ・モズ・スズメ・ムクドリ・ヒヨドリでした

スズメとムクドリ

モズ

ツグミ

カワラヒワ



 140304(火)晴れ

天地返し二日目
天気予報では、今夜から雨で明日は荒れ模様だとか。それにしても良い天気だ!畑の気温は10℃で、肉体労働だと汗ばんでくる。昨日に続いて今日も天地返し、3時間の作業で約10坪を完了。これで予報通り雨が降ってくれれば最高です。
写真上奥から
 ・第1列:昨日天地返ししたスイカ用の畝
 ・第2列:左からサヤエンドウ、ソラマメ、(本日天地返し)ツルインゲン用畝、枝豆用畝
 ・第3列:左から(本日天地返し)トマト用畝、キュウリ用畝、ナス用畝、オクラ用畝
 ・第4列:拡張した畑。ここは明日、畝の区割りを行い、大根・小カブ・ズッキーニ・まくわ瓜・食用ほうずきを予定
 手前ではタマネギが順調に育っている。八朔の樹間にはスクナカボチャ用の畝を作った。
昨年夏は同時に20種ほどを作って楽しんだが、今年はもっと増やせそうだ。
果樹園でも花が咲きだした。

サクランボ

枇杷
こちらも新たな楽しみです。



 140303(月)晴れ

やっと天地返しを済ませた「スイカ」用の畝

ブロッコリーの花が咲きだした(収穫しなくてごめんなさい)
昨日から、畑へマンパワーをシフトするつもりでしたが、酷い花粉症でダウン。

今日から「天地返し」を始めたが、1時間半で息が上がった。暫く肉体労働をしていなかったので、確実に筋力が落ちている。

広くなった畑から見れば「ほんの一部」が終わったにすぎない。これからは雨天や予定がない限り、毎日天地返しを続けよう。

3月末から4月に種まきが必要な野菜はこんなにある。
  3月
 ・スクナカボチャ
 ・大根
 ・小カブ
 ・ズッキーニ
  4月
 ・トマト
 ・ツルインゲン
 ・枝豆
 ・キュウリ
 ・ナス
 ・スイカ
これだけ植えつければ、畑も見ごたえがあるだろう。