農業日誌
私の農業体験記 2015年11月


 151128(土)曇り
天気予報は「晴れ」だったのに、どんよりと曇り空です。

今日は、予定通り「畝の草抜き」に行きました。気持ちとは裏腹に、体力が続きません。
若いころから左ひざが悪く、正座が苦手です。中腰で畝の草抜きを始めると、直ぐに腰も痛くなってきました。で、一番楽な姿勢「四つんばい」になり、畝の株間の草抜きです。思わず笑ってしまった「10年前の俺には想像できん姿やなあ」と。
 ・イチゴ(二畝)
 ・エシャロット
 ・サラダ牛蒡
 ・福岡ネギ
順番に草抜きをしながら息が上がってきました。お花畑に手を入れ始めた頃には、いささかうんざりです。

花畑部分は「雑草の中に花がある」と言った按配で、半端ではない。更には実生の花が入り乱れ、残す花・摘み取る花の判断をしながらです。
 ・矢車草は完全に「野生化」して広く占拠
 ・百日草も野草化し始めている(今年2度目の開花中)
 ・キンセンカやスターチスも実生のものがある
 ・冬だというのにケイトウや千日紅が頑張っている
まあこんなんで、結構草抜きに頑張ったのですが、写真の程度です。
 ■収穫できる野菜
サラダ牛蒡・大根・ブロッコリー・サラダ用野菜各種
 ■収穫近い野菜
・ジャガイモ・白菜・ネギ・人参・エシャロット
 

エシャロット(左)とイチゴの畝

花畑

サラダ牛蒡:試掘りしてみた。やや遅いが長さは充分

白菜:しっかりと巻きだした

ジャガイモ:葉が枯れだして収穫期近し

ブロッコリー:何時でも収穫可

霜よけの中でサヤエンドウが伸びている

枇杷の花が咲いた


 151127(金)雨のち晴れ
寒くなりました。これからは畑へ出るのにも防寒具が必要になりました。

もう2週間ほど天候不順が続いており、日照不足が心配です。朝の雨がやんだので畑へ出てみました。
まずは仏花の収穫です。
 ・水仙
 ・百日草(今季2度目の開花)
 ・キンセンカ
 ・千日紅
 ・小菊
 ・ケイトウ
花畑の雑草が酷くなってきました。天候が戻ったら草抜きをしようと思います。

野菜も収穫期がやってきました。
 ・大根(試し取りしてみました)
 ・ブロッコリー(収穫サイズになりました)
 ・サラダ用野菜各種
  (こちらはもう終わりかけです)

福岡ネギが収穫可能な大きさになってきました。これからは必要な時に収穫できます。
タマネギも根付いたようで茎が立ってきました。

福岡ネギ

タマネギ


 151124(火)曇り時々雨
やっと重い腰を上げて「草刈り」開始です。ところが、1時間ほどしたところでロープカッターにネットが絡んでしまい、いったんエンジン停止です。絡んだネットを外し、エンジンを掛けようとしたのですが、エンジンスタートのロープが引けません。
自動車で言うなら、ギアが入ったままで「エンジンスタートできない」状態です。やむを得ず、購入したコメリへ持ち込みました。
ところが、エンジンを持ち込むまでに時間があり、エンジンが冷えたせいか、正常に作動します。事情を説明して点検修理を依頼しましたが、さて?症状が再現出来るかどうか…

どうも草刈り機に恵まれません。普通なら「10年持つ」そうですが、私は2年ごとに買換えています。この草刈り機も、
 ・今年5月27日に購入
 ・8月23日、2回目の修理に出す(エンジンスタータ損傷)これが2回目
 ・9月4日、修理不能のため新品と交換
そして、今日またスターターの不調です。
この草刈り機、専業メーカーとしては一流企業だそうです。
最初の故障時にメーカーに連絡したら「メンテ不要という条件でコメリに出荷」した商品だそうです。従って、修理はコメリへと言うことです。やむを得ずコメリに修理に持参したのですが〜コメリで修理できず〜で新品交換となりました。
これって、結構無責任な話です。毎度の故障が全てスタータ絡みです。これか「欠陥ではないか」と思うのですが、メーカーにも販売店にも不具合記録が蓄積されません。

以前も、コメリで購入した耕運機の故障が、同じ理由で「修理不能」となり、僅か2年の使用でホンダの耕運機(今度は直接購入なので、修理はホンダに出せる)に買換えました。
これでやっと私も学習しました。買うときは、たしかにコメリは安いのですが、結局、高くつきます。今度機械を購入するときは、メンテが保証された、メーカ直結の販売店で購入します。


 151122(日)晴れ
昨日から「猫アレルギー」が酷く、特に今日は絶不調です。
予定では「畑の草刈り」でしたが、それどころではない。
必須の「タマネギの潅水」と、豆類と青物に液肥を入れるのが精いっぱいでした。

八朔が色づいてきました。
今年は手入れが出来ず、実りも半減です。枯れた木も多く、伐採する八朔が年々増えている。まあ、私の寿命より永いだろうが、早晩この八朔も消滅するだろう。
来年も「八朔祭り」を予定しているが、何時まで続けられるかな?


 151120(金)曇りのち晴れ
タマネギの潅水に、畑へ行ってきました。ほんの数分で作業完了。雑草が伸びてきて「草刈り」がいるんだけど、暇なのにその気にならない。
枇杷の木に実がつきだした。今年は一つも実をつけなったけど、来年は楽しみです。
ネズミモチも熟してきました。こちらは人間は食べません。鳥さんようです。トラツグミも来ないかなあ〜


 151119(木)曇り
夜半に雨は止んだのですが、なんとも重苦しいほどの曇りです。また、明日からは雨予報で、今日は何としてもタマネギの植付を終えたい。
苗は親戚のプロ農家から頂けることになっていたのですが、受領が1週間ほど遅れてしまいました。畝の準備は2週間以上前にしてあり、苦土石灰と堆肥は入れてあります。今朝から元肥を入れました。午後には苗を頂けるので、植え付ける予定です。

右上のマルチ部分がタマネギの畝です

仏花
暖かい冬だといわれますが、作業をしていても汗をかきません。これからは保温に気を付ける季節になりましたね。
とは言え、花はまだまだ咲いています。小菊(野生化している)、ナデシコ、センニチコウ、ケイトウ(2種)、水仙です。水仙は、黄色が咲き次が白い花です。少し時期をずらしてラッパ水仙が咲きます。季節がデタラメになってきて、花期も乱れていますが、それでも「季節」を感じますね。

午後から、タマネギの苗をもらいに行きました。時期が1週間過ぎており、ビックリするほど育っていました。普通種100株、ムラサキタマネギ20株、合計120株を植え付けました(腰が痛いよお)。
ブッロコリーの育ちがイマイチだと思っていたのですが、原因はコレでした。葉はブロッコリーとそっくりですが、こちらはコールラビです。先に収穫したものはテニスボールほどでしたが、これはカボチャクラスになっていました。

とても我家だけでは食べきれないので、早速ご近所に配りました。
本物のブロッコリーは、まだテニスボールくらいで、収穫までまだ時間が掛かりそうです。

タマネギの植付

コールラビを収穫


 151116(月)晴れ
昨日の積み残し「ラッピング」を済ませました。ラッピングをした畝は来春まで休眠してもらいます。
今日はカメラを忘れたので、写真はありません。
151118(水)追記
写真は、151118に写したものです。
今日も良く降ります。先週金曜日から今日までで、晴れたのは月曜日だけです。勿論、畑作業はお休み。と言っても、特に予定もない農閑期です。畑には、ラッピングが広がっています。


 151115(日)曇りのち晴れ
今日はKさん親子に来ていただき、野菜を収穫してもらいました。

収穫後は撤収し、鍬で天地返ししてから草抜き。その上で耕運機で充分に「土に空気を入れ」ました。撤収したのは
 ・ナス
 ・オクラ
 ・聖護院大根
 ・天王寺蕪
 ・早取りタマネギ
以上、5ヶ所の畝です。
黒マルチでラッピングまで行きたかったのですが、作業開始から4時間が立ちタイムアップです。続きは後日作業します。疲れました!

早取りタマネギ(サラダ用ミニタマネギ)とコールラビ

聖護院大根と天王寺蕪

福岡ネギ

サラダ野菜とハーブ
収穫した野菜のほか、プランターに植えたネギも持ち帰っていただきました。10日もたてば収穫できるようになり、繰り返し収穫できるでしょう。


 151113(金)曇り(おそらく雨になる)
我家の庭や畑にも『雪虫』が飛んでいました。バカチョンカメラではとても写せませんが、雪がちらちら舞うように飛びます。これがやって来ると「冬の到来」です。寒くなりましたね!

写真右の手前から
■第1ブロック左から
 ・聖護院大根(今週で収穫完了)
 ・予備畝(黒マルチラッピング)
 ・サラダ牛蒡(12月初旬収穫予定)
 ・早取りタマネギ(今週末から収穫開始)
■第2ブロック左から
 ・ブルーベリー
 ・ナス(間もなく撤収)
 ・天王寺蕪(今週で収穫完了)
 ・タマネギ植付予定(今月中)
 ・ニンニクの畝
■第3ブロック左から
 ・福岡ネギ(12月初旬収穫予定)
 ・オクラ(間もなく撤収)
 ・人参(12月初旬収穫予定)
 ・白菜2畝(12月初旬収穫予定)
■第4ブロック左から
 ・イチゴ
 ・ジャガイモ2畝(12月初旬収穫予定)
 ・予備畝(黒マルチラッピング)
 ・サラダ用野菜、ハーブ(順次収穫中)
このように、12月初旬までに多くの畝が空いてきます。空いた畝は「春までお休み」になります。

ネズミモチの実が黒く熟してきました。野鳥にとってあまり美味しくないようですが、それだけに最後まで残り、野鳥にとって「最後の砦」の役目を果たす木の実です。

 151112(木)晴れ
沖縄旅行から帰り、畑へ出てみました。
聖護院大根と天王寺蕪が「収穫期」になっていました。もう待ったなしで、これ以上収穫しないでおくと痛むばかりです。そんな分けで、まずは半数を収穫しました。

聖護院蕪は、種についていた説明では「収穫は12〜1月」になっていましたが、今年は暖かいので成長が早かったようです。

その他も見てみました。もう収穫できるものがたくさんあります。
 ・早取りタマネギ
 ・サラダ野菜各種とハーブ
 ・大根(やや小ぶり)
 ・西洋野菜2種

サラダ用野菜とハーブ

サラダ用野菜とネギ・ナス・オクラ

西洋野菜2種

コールラビ(西洋野菜)は球根に見える部分が食べられる
蕪のような食感です

早取りタマネギ(半数は収穫できる)

不織布の中ではサヤエンドウがすくすくと

食べ残ってニンニクを植えてみた
しっかり芽吹いてきた

プランターに取った百日草
今年2度目の開花(出も冬は越せないだろうな)
イチゴも、すくすくと育ちだしました。どうやら冬を越す元気はあるようです。リードから採取したイチゴですが、無事に実をつけるだろうか?


 151107(土)曇りのち雨
今年収穫したニンニク。我が家で消費できないうちに芽が出てきた。
で、畑へ植えてみることにした。場所は、玉ねぎ用に用意しておいた畝。いささか時機を逸しており、きちんと育つかどうかは怪しい限りですが、ダメ元です。
でも、これがもし育ったら大変です。無臭ニンニクで生食用なので、ご近所に配らないとね!(うふう…そんなことにはならないよね)

今年は実らなかった枇杷。もう花芽がびっしりと
ついています。来年は期待できるのだろうか?

たくさん実ったのですが、収穫に漕ぎつけたのは
「たった1個」だった栗。今年も花芽がいっぱいだ
けど、手入れの仕方を勉強しなくちゃ


 151106(金)曇りのち晴れ
汗をかきたくて畑へ出ました。
1株残っていたミズナ(もうトウが立ってるだろうな)を収穫。天地返しをし、堆肥をれて耕運機で耕しました。ここには、残っていたイチゴを定植。このイチゴ、畝に植えたイチゴがきっと枯れるだろうと予備においておいたものです。いつまでも出番がないので、ここに植えました。

この他の作業は
 ・タマネギ植付予定の畝をラッピング
 ・サラダ牛蒡の畝草抜き
 ・福岡ネギの畝草抜き
 ・ソラマメ畝の草抜き

最後のミズナ

ミズナ収穫後に予備で置いてあったイチゴを定植

タマネギ定植予定の畝をラッピング

サラダ牛蒡の畝の草抜き

福岡ネギの畝の草抜き。何故か天王寺蕪が1株
(同じ日に種を蒔いたので、落ちたのだろう)

早取りタマネギ(サラダ用)
収穫期は12月だが、もう収穫出来そうなものがある

天王寺蕪。収穫期が明示されていないが、
大きさからもう収穫出来そうなものも

聖護院大根
収穫期は12月だが、結構大きくなっている
お花畑は「玉石混交」です。雑草だらけに見えますが、1/3は実生の花の苗で、もう少し大きくなって「ちゃんと見分けが出来る」ようになったら、キチンと仕分けします。ただ、植えられる場所が限られているので悩みそうです。
 ・キンセンカ
 ・百日草
 ・矢車草
 ・小菊
 ・スターチス
 ・冬コスモス
こんな花が自生していると思う。でも、越冬できるのだろうか?

実生の百日草。もう咲そうです

元気いっぱいのジャガイモ

My畑南半分

My畑北半分
畑の八朔も随分色づいてきました。ただ、今年はとても実りが悪い。もう「老木」揃いで、毎年枯れる樹は増える一方です。来年も「八朔祭り」を予定していますが、何時までできるでしょうか…


 151104(水)晴れ
やっぱりノラは戻ってはいませんでした。子供を産んだ夜は、雨で風も強かったはずです。雨露のしのげる場を提供できただけで良しとしますか。

産褥の血の付いた不織布は処分し、在庫の不織布で風除けや霜よけを張りました。これで、寒波が来ても、作物が直撃されることはないでしょう(寒波ごとの補修が必要ですが)。

ボチボチ冬野菜の収穫後が出てきたので、作業が必要になって来たのですが、様々な資材が不足してきました。今日は資材購入に行きます(ちょっと無理やり仕事を作っています)。



 151103(火)晴れ

霜よけの不織布を貼るための棚を組みました
前日と打って変わって暖かい日でした。

とはいえ、間もなく降霜の季節を迎えるので、霜よけの不織布を張ろうと畑へ行きました。棚を組み終わって、不織布をなおしている箱に近づいて驚いた。
不織布にくるまって猫が子供を産んでいた。まだ手のひらくらいの大きさで2匹。母猫は牙をむいている。

戸惑ったけれど、見守ろうと思った。ここなら屋根があり雨の心配はない。箱の中で風も遮り、不織布は保温材です。よく考えたものです。

とはいえ、ここは農業資材置き場です。不織布は新たに買うことにして、この箱には手を付ける気はなかったのですが、耕運機や鋤鍬、肥料などがストックしてあり、どうしても近づかないわけにはいかない。
作業を終えて、小屋に戻ったら、子猫が1匹だけ残されていた。

母猫は子育ての場として相応しくないと判断したようだ。子コネを1匹だけくわえて姿を消した。その後、もう1匹も母猫に保護されたようで姿を消した。安心したと同時に無力な自分にガッカリした。

第3ブロックにタマネギ用の畝を作りました。苗を植えるのは、沖縄旅行後になります。

子猫

タマネギの畝