農業日誌
私の農業体験記 
2021年2月

 210225(木) 晴れ
「耕運機」が届きました。今までのものとまるで違います。

 ・大きさが違う
 ・値段が違う(今までの3倍)
 ・自重が違う(今までの3倍、重いほど深く耕せる)
 ・パワーが違う
 ・操作方法がまるで違う
今までは、アクセルだけでしたが、今度はレバーがいっぱいあります。これは慣れるしかありません。
 ・自走機能がある
今までは「力任せに押す」必要がありましたが、自走機能があるので「押す必要がない」これは楽です!
バックギアもあるので、力任せのUターンも不要です。

併せて、肥料も届きました。
これで、来月からの「夏野菜の畝作り」も準備完了です。

 210224(水) 晴れ
今日は、ポンプの修理の日です。約束通り9時に来てくれました。

仮設置していたポンプを外し、本来のポンプと換置です。
ポンプは「モーターとポンプ」で出来ている。今回の故障は「ポンプ本体のショート」です(ややこしい表現やなあ)。

10年持つはずのポンプが5年で故障した。原因追及を主張したら、修理代が1/3なった。その代わり、本当の故障原因は分からず仕舞いで、単にポンプ単体の交換で「修理完了」です。この体質は、技術立国NIPPNから遠ざかるなあ〜

モータの上に制御の基盤がある。ここにアリがいっぱいたかっていた。温度が上がるので住み心地がいいみたい。そこで「アリの巣コロリ」を置いて、故障を避けるようにします(最近のモーターはアリ除け対策がしてあるそうです)。
修理中、私はサクランボの雨除けフレームを組みました。後は、テンションロープと雨除けシートを貼れば終わりです。



 210223(火)天皇誕生日 曇りのち晴れ
ついに「サクランボの花」が咲きだした。早く雨除けの棚を掛けなくちゃ!

病後の復帰を急いだリバウンドは、体力だけではなく気力にも来ている。
この数日、仕事もする気がなくて「ケツに火がついて」来ている。
ただ、仕事は「今を乗り切れ」ば、次の仕事はないので、畑に専念できる。
今日は10時から作業開始、ダラダラと気まぐれな2時間の作業でした。

■八朔の枝の始末
先日の続きを1時間。残りは目見当で4割ほどでしょうか。

■畝周りの草刈り
今日は祭日なので、音の出る作業は遠慮なのですが、お隣さんが今日も工事中で、音を出しているので、20分ほど草刈り機を回しました。
今日も、草刈り機運転中の心拍数が173に達しました。
鍬を振るうよりずっと楽な作業なのですが「なんでだろう?」

■潅水
あまり作物はありませんが潅水をしました。
暫く使っていなかったシャワーヘッドは、井戸水の鉄分が詰まり、使用不可能でした(本日阿新しいものを購入してきました)。

■畝脇の草抜き
第5ブロック端の畝が「草茫々」なので、スコップで天地返しして「土と草の分離」を行いました。

明日は、井戸ポンプの修理、明後日は耕運機の到着です。いよいよ「準備完了」になります。

 210222(月) 晴れ
昨日は久しぶりに京都へ行きました。

京都文化博物館〜京都水族館〜京都鉄道博物館を回る予定でしたが、水族館でバテてしまい、旨いものも食べずに引き返しました。
もう、情けないほどの「体力低下」です。
この「夏の畑」に耐えられるのか?とても心配になってきました。
9時から3時間の作業です。
作業を始めると、気温はぐんぐん上がり、なんと20℃越え!結局、野良着1枚での作業で汗をかいていました。

今日は「第4ブロック」の整理です。草茫々の畝周りをスコップで天地返しして、土と草を分離しました。
25日に新しい耕運機が届くのですが「畝間の天地返し」からは開放されそうもないです。草抜きの後は成形してラッピングして、この部分はこれで終了。

次は残っていた「冬野菜の撤収」です。

芽キャベツとブロッコリーを収穫してから、撤収しました。
この2畝も、畝間の草抜きを済ませました。この部分は「畝幅の組換え」があるので、新しい耕運機の出番です。

残るは「第1ブロックの畝間の草抜き」で、今月中には下準備が終わります。
最後は「お花の収獲」でした。
来月からは「夏野菜の準備本番」ですが、頼りない体力で、とても心配です。


 210220(土) 晴れ
昨年、伐採した八朔の木。
太い幹は適度な長さに切って積み上げているが、葉をつけた生木の枝を裁断するのは容易ではない。

約10本分の生木の枝を、私の背ほどに積み上げていました。それも1年を経て、すっかり枯れた。

何時までも、この場に放置もできないので、裁断することにした。
と言っても道具は何もない。手で「ボキボキ」と、10〜15p位に折って行くだけです。

生木から枯れるだけで半減していますが、裁断すると「空間がなくなり」更に、何分の一かになる。
こうして「自然に帰る」のを待つのですが、過去の経験で、7〜8年で消えていきます。

今日の作業は2時間。1/3程を裁断したと思います。
手(腕)しか使わないので、歩数計はまったく伸びませんがしっかり汗をかき、これはこれで「良い運動」になっています。

まあ「塵も積もれば山となる」作業で、地味で根気が要りますが、これで八朔の痕跡がまた一つ消えていきます。
サクランボの蕾が大きく膨らんできました。花が咲いたら、雨除けを組まなくちゃ!
クール宅急便で、鮮度を保って送れることが分かったので、今年はたくさんの友人知人に贈ろうかな。

イチゴも実ってきました。
こちらは「畑での糖分補給」に消えていきます。私だけのフルーツです。


 210219(金) 晴れ

心身のバランスを考えれば「午前中は畑・午後は仕事」がベストなのですが、仕事にはどうしても緩急があり、仕事優先で畑が久しぶりになりました。仕事は昨日で「山を越えた」ので、今朝は畑です。

来週には、新しい耕運機が来ますので、第4ブロックで試運転です。併せて私の習熟に使います。このブロックは「スイカ」の予定地で、試運転および習熟で、そのまま使いたいと思っています。

サラダ用野菜を撤収し、他の畝も草除けの黒マルチも剥がしました。更に、畝間の雑草を抜いて試運転の場が出来ました。

24日に、ポンプ修理にやってきます。
もう雑草に囲まれていたので、周辺だけでもと「草刈機」りを掛けました。
今季初の草刈り機始動です。
これから「雑草戦争」が始まるのですね!

ちょっと驚いたのが、草刈り機を回していたら、脈拍数が170を超えたことです。これは、脈拍を注意するようになって最高の数値です。シンドさはなかったのになんでだろう?
今後「真夏の炎天下」で回すようになるわけで、今年の草刈りは「命がけ」になりそうです。
2日前の「雪の日」に猛烈な風も吹きました。
その時に、第2ブロックのラッピングが剥がされみたい。その修復をしました。

第5ブロックで、前回作業した「ミントの根切」部分、今日はラッピングをしました。

ソラマメに蕾がつきました。
越冬の大事な時期にコロナで入院、まるでケアを出来なかったのですが、それでも蕾を付けてくれました。

こちらも心配だった「ユリ」です。
無事に球根が冬を越し「発芽」してくれました。まだ1株だけですが、これから続いてくれると思います。

スイセンは盛りを過ぎましたが、花畑の花が咲きだしました。

九条ネギがホンの僅か「発芽」していました。ただ、全体から見れば失敗で、本日「種のまき直し」をしました。
ネギは、発芽すれば強いのですが、簡単に発芽しません。例年でも3回目の種蒔きでようやく成功する程度なので、メゲマセン。


 210214(日) 晴れ
今日の目標は、野放図にはびこってきた「ミント退治」です。
隣接する畝の黒マルチを剥いでみました。案の定、地下茎を伸ばしています。

スコップで「根切り」と併せて、天地返しを行い、手で土をほぐして、雑草やミントと分けていきます。
この作業はやはりキツクて、心拍数は「危険ゾーン」です。
新しい耕運機が来ても、この手の作業は残るので、今後の課題です。
※1番下写真をご覧ください。お昼前の赤いゾーンが、畑仕事中の心拍数です。

ミントの大きさは、50p×90p程度に限定して、根切はしたのですが、数ヶ月で盛り返すでしょうね!

この後、畝の成型を行っている最中に、電話が入り「探鳥」に行ってしまいました。

畑も「花盛り」になってきました。花だけ見れば華憐なのですが、これから「雑草戦争」が始まります。

名前が分かるものは半分くらい。雑草図鑑で調べられるのですが、今日は疲れてしまいました。


 210211(木) 晴れ
なにせ忙しい!
更に出張や打合せで、和歌山を留守にすることが多くなり、畑がすっかり疎かになっていました。
ただ、これが「日常を取り戻す」良い機会になっているように思う。

■第2ブロック
5日ぶりの畑です。もうジャガイモの種芋の植え付けが待ったなしになりました。

1.畝の中央を溝堀
2.溝に牛糞肥料を入れる
3.軽く土で覆い
4.その上に種芋を置いていく
5.溝を埋め戻す
6.次の溝を掘る
これを繰り返し、併せて「3筋に植付」を済ませました。

植付後は板を使って表面をならす。
この作業の途中に「猛烈にシンドクなった」急いで座り込み「休憩」なんとこの時の脈拍数が172と、過去最高になった。これは危険でした。「もうちょっと」の作業がいけませんね!
■第4ブロック
サラダ野菜の畝を1畝を撤収しました。ここは、今年は「スイカの畝」で、新しい耕運機が届いたら、運転習熟に使おうと思っています。

■収獲
今日の最後は「収穫」です。
 ・お花
 ・ブロッコリー
 ・サニーレタス
 ・キクナ
 ・ネギ(自生)
 ・芽キャベツ(大きくなりました)


 210206(土) 晴れ
4時にトイレに起きて、2度寝したのが間違いでした。
次に目が覚めたのは8時前、急ぎルーティンワークを済ませ畑へ。

今日は大阪で打合せがあるので、あまり時間がありません。

それでも、なにせ運動不足ですから、僅かでも体を動かそうというわけです。
今日は、第6ブロックの仕上げです。

 ・ミョウガの畝の草抜きですが、ミョウガ自体の生命力は雑草より強い。
地下茎を伸ばし際限なく増殖します。畝からはみ出さぬよう、地下茎を切るほどです。だから表面をなでるように草抜きです。地表の下には「今年の新芽」が控えているからです(もう新芽が出ていました)。
 ・当たり前ですが、花が咲きだした。


 210206(土) 晴れ
雨予報に反し「良い天気」になりました。
今日の目的は、第6ブロック「ユリの畝」の草抜きです。併せて、小菊の畝も草抜きします。

作業としては、動きは少ないのですが「キツイ作業」に入ります。心拍計はこの作業中は110〜140の間でした。
草抜きに近道はありません。畝脇に座り込み「手で草を丁寧に抜き」土と分離していきます。

ユリの球根が「上手く発芽するのか?」とても心配でしたが、この作業中に、地中で発芽したユリの新芽をいくつか見つけました。これで「全滅はない」と分かり、ホッとしました。

草茫々のユリの畝

根気よく草を抜いていきます

ユリの畝(2畝)と小菊の畝の草抜き完了
花壇の畝は「土不足」です。
何処かで土を購入して第6ブロック全域に被せたいです。

写真最上段にあるように、手持ちの培養土を畝に撒き、最後はラッピングです。
来月になれば、黒マルチを新芽が突き上げるので、その部分を破ってやります。

これで、第6ブロックに残る草抜きはミョウガの畝です。次に草抜きします。

草茫々のミョウガの畝

ユリの発芽(超ピンボケ御免)

その次は第5ブロックの整理です。
ミントが、もう「暴れ放題」です。地下茎をどんどん伸ばしいくらでも増殖します。スコップで「根切」をしてから、1/3ほど残して、他のハーブが植えられるスペースを作ります。

同じく第5ブロックの豆類の畝間の雑草が気になって仕方がない。そこで、鍬で雑草を削いでみました。わずか数分でシンドクなり脈拍数は150オーバー、何度も休憩しながらの作業になりました。これでは、3本備中鍬での天地返しなど、出来るはずがありません。
本日の作業は、9時から2時間半。
畑があるおかげで「機能回復」が捗っているように思います。これも「神の采配」なのでしょうね!


 210205(金) 晴れ
早朝から「急ぎの仕事」で、ちょっと疲れました。データを送付して、休憩がてらMy畑へ。

■小屋の整理
・新しい耕運機の置場確保
・夏野菜用肥料がまとめて届くので、その置場

■第2ブロックのラッピング

相変わらず、心拍数も血中酸素濃度も乱高下しています。
人間って、ラフでタフに出来ているのでしょうね。これが「日常」になってきており、あまり気にしなくなってきました。
今は『シンドイ時は休む』だけ注意するようになりました。


 210204(木) 曇りのち晴れ
今日のメイン作業は「ジャガイモの畝作り。9日午前中には種芋を植える予定なので、今日は待ったなしの作業です。

なにせ、肺機能が低下(コロナの後遺症)して、今までのように鍬を振ることができない。
耕すのは耕運機、一番小型のもので、些かパワー不足です。パワー不足は「回数」で補う」しかない。心拍計とにらめっこで、丁寧に耕うんしていく。

懸念通り、畝切りや成形作業では一気に心拍数が跳ね上がる。今日は注意しての作業で、135になると休憩で、まことに休憩回数が多かった。それでも、1度だけ150超えがあった。これは危ないし、かなりシンドイ。

135に達すると椅子で休憩して、90代に戻ってから作業再開です。作業手順は、写真紹介の通りです。2時間かけて作業終了。なんとか無事に終えました。これで、予定通り9日に種芋が植えられる。

種芋は「種子法違反」で、我が家で「芽が出てしまった」ものです。
「男爵・メークイン・北あかり・インカの目覚め」の4種類です。どんな出来上がりになるのやらです。
最後は、第2ブロック全体の畝切りです。写真上左から「落花生・ジャガイモ・枝豆(2畝)・ツルインゲン」です。


ジャガイモ畝のマルチを剥がす

畝の溝の草抜き

落花生予定畝とジャガイモ畝の間を畝切り

ジャガイモ畝と枝豆予定畝畝切り
ジャガイモ畝に元肥を入れる
耕運機で撹拌後成形

昨日作っておいた苗床に、九条ネギの種を蒔く。薄っすらと、地土を被せ、潅水。
ネギの発芽率は悪く、毎年「数回の種蒔き」が必要だが、今年はどうだろう?


 210203(水) 晴れ
今朝、データと今後のスケジュールを送って、今週の仕事はない(来週月曜日に次の資料が届くまで)。暫くは農業三昧です。
10時に作業開始。
畑に「ビッグマック」を届けてもらい、13時半まで作業でした。農作業は楽しいですね!

今日の作業は「ややキツイ」部類の作業です。終了後に心拍数データを見たら、概ね130以下でオーバー気味(ただシンドイとは思わなかった。最高は150で「鋤で畝の成型」作業でした、これはキツかった。

新しく大型の耕運機を購入して「鍬を振るう作業」から解放されようと考えています。しかし、この畝切りと畝の成型は耕運機ではできない。これは「体と相談して」やるしかないかな。

■ソラマメの手入れ
 ・不織布の撤去
 ・支柱を立てロープで結束
その際に併せて
 ・剪定
 ・草抜き
 ・土寄せ
 ・追肥
以上を行った。今後は成長とともにロープを上にあげていく
■九条ネギ
肥料を入れて苗場を作った。種を購入してきて蒔く予定。発芽すれば株分けして定植する。
■収獲
 ・サニーレタス
 ・上手く巻かなかったレタス
 ・キクナ
昨日、スーパーで芽キャベツを見て驚いた。直径が4pくらいあった。私が収穫していたのは2p以下、これでは食卓に上がらないはずだ。残りも芽キャベツは出来るだけ大きくしよう。

■矢車草
放置すれば「花畑中占拠」されそうなくらい、雑草化している。放置はできないの、予備の畝に元肥を入れて、8株だけ矢車草を定植した。
明日から行う、お花畑の草抜きでは、矢車草は「ただの雑草」として扱います。

お花畑の雑草は「半端なく多い」が、じっくり抜いていきます。これから百日草が自生してくるし、家内が「夏の花」を買ってくるのが眼に見えている。
ネギを撤収すれば「予備の畝」になるが、そのほか「数株づつ植えられる」場所を確保していきます。

昨年の記録を見ていて「2月10日ジャガイモの定植」をしていることに気づいた。もう待ったなしで準備が必要です。
「仕事・道楽・趣味」は私の生活の3本柱でしたが、その前提にあるのが『健康」です。

失った肺機能の回復には、予備機能が動き出しすそうですが「元に戻る」わけではない。

まあ、極貧で育ったので「無いものねだり」はしない性格です。動ける範囲で「やるだけ」で、なかには「諦める」という選択肢も出てくるでしょう。


 210201(月) 晴れ
昨日の「お山」が堪えたのか朝からシンドイ。
体が落ちつくのを待って、畑へ向かいました。

片道800歩の道を普段の速さ(普通の人より速足)で歩きました。心拍数は100〜105で安定、少し息が弾みますが心地よい。

まずは畑近くの中診療所へ
入院中のデータを持って相談です。本当は採血をお願いしたのですが、1月19日のデータに「ヘモグロビン13.8(13〜18.0が正常値)」がありました。下限に近いですが正常範囲です。

ドクターからは、
 ・いまは体の酸素が足らない状態
 ・だから「無理はアカン」
 ・その内、ヘモグロビンが増えて、酸素量が増える
 ・焦らんと、じっくりを回復に向けて動くように
と諭されました。

どうもせっかちな性格で、すいません。無理をせんように運動量を増やしていきます。
診療所の次は畑作業です。今日は「軽作業」です。
 ・フジバカマはすっかり枯れたのでカットしました。下には「新芽」がしっかり出ていました。この後、追肥もいれました。
 ・手入れもしないのに、毎年楽しませてくるアスパラ。これも枯れた枝をカット(新芽はまだ出ていません)
 ・ウスイエンドウ及びスナップエンドウのケアです。誘引結束と剪定を行い、追肥しました。
 ・入院で「霜よけ」ができなったフィンガーライム。花を付けていました。上手くケアが出来れば「実がつく」かもです。
 ・花の収獲
作業中の心拍数は105で安定していました。