新・農業日誌
私の農業体験記 
2022年8月

 220831(水) 晴れ
旧畑が「原っぱ」になっていくのに反し、新畑は少しずつ「畑らしく」なってきました。

■潅水
■大根と聖護院蕪の間引きと土寄せ
■ナスの移植
1株だけ旧畑から持ってきて移植してみました。上手くいけばいいのだけど…

最近は、ざっその新芽を見つけると「キールで削り取り」をしています。これが日課になり、これだけで30分くらいの作業になります。


 220829(月) 晴れ
出張と旅行があって、久しぶりの畑です。

■潅水

■作業
 ・発芽
旅行前に蒔いておいた種、しっかり双葉が出ています。成長の邪魔になるので、今日は不織布を外しました。
特に大根は成長が早く「ひょろひょろ」なので土寄せしました。本葉が出たら、間引きです。

 ・草抜き
出張前に全体に草抜きしておいたのですが、もう、ちょろちょろと雑草が生えだした。
伸びてから刈るのではなく、若葉を見つけたら「削ぐ」ことにしました。今日も、1本キールで無精をせずに作業。日々これをやっていけば「雑草戦争」に遅れは取るまい。

今日は、ナスの移植の予定でしたが、時期が合いませんでした。

 220825(木) 晴れ一時小雨
天気予報に手ひどく裏切られた。
昨夜半から「雨」だったはずなのに、全く降った様子がない。12時ごろになって、30分ほど小雨がパラついたが「お湿り」にもならなかった。

■潅水:だんだん範囲が増えてきた。
■草抜き
今日は、第1ブロックの全周が対象です。
 ・畝間用の刃は黒マルチを巻き込むので、中央に寄せる
 ・第1ブロック手前側は畝間用の刃(草刈り機)で出来たけど、向こう側は「石だらけ」で、やはり、ビシビシ飛ぶので危険です。結局、鍬で天地返して、へたり込んで、土と草を分離の「手作業」になりました。

それでも「奇麗な畑」になりました。
これからは、目立つほどに伸びる前に、畝間用草刈り機かキールを使って「早めの草抜き」を行っていきます。


 220824(水) 曇り
■潅水
■草刈り
畝間専用の「シェービング刃」で草刈りしてみました。
 ・土をえぐるので「抑える力」が必要
 ・際剃りは苦手黒マルチを巻こむので注意
 ・余り草が伸びてしまうと刈辛い
特徴を理解して使えば「とても便利な刃」と分かりました。殆ど石は飛ばず、地面をえぐるように奇麗にシェービングしてくれます。これは良い「新兵器」になります。
何時降り出しておかしくない天気です。最高気温は30℃で、普段より涼しいはずなのに蒸し暑い。
ただ、明日から全国的に「纏まった雨」予報で、こんな時は「種蒔き」に最高です。

■種蒔き(ポット苗)
 ・白菜
 ・ブロッコリー
 ・リーフレタス2種

■ゆり根の植付
本来は秋の、昨年も同時期に行い無事発芽しています。
元肥を入れて、良く攪拌したうえで、植付しました。

■種蒔き(直播き)
 ・大根
 ・小蕪
 ・聖護院蕪
元肥を入れ、よく攪拌したうえで成形し種蒔き」です。
撒いた後は、バーグで覆い、不織布でラッピング。発芽を待ちます。

やっと「畑らしく」なってきました。


 220823(火) 晴れ
旧畑の草刈りを済ませて、暫くクールダウン後に、新畑の草抜きです。こちらは「草刈り機が使えない」ので、全部手作業です。

レーキを使ってざっと草抜きし、それからはへたり込んで、手鋤で細かく草を抜きながら「土と草の分離」です。
以前からの続きで、第3〜第5ブロックまで「草抜き完了」です。

残りは、第1〜第3ブロックの畔の草抜きです。



 220822(月) 晴れ
まだ疲れが残っていて、新旧両方の畑のケアはシンドイ。旧畑の草刈は明日にして、今日は新畑の作業に集中です。

■草抜き
2日間、それなりの雨量があったので、土が緩んでいます。これはチャンスなので、畔の草抜きです。鋤と1本刃キールを使って、第5・第4ブロックの草抜きです。それでもやっぱり「キツイ作業」です。

■ジャガイモの植付
ジャガイモの季節がやってきました。いつもの通りの作業ですが、土が違うので、どんな結果になるのか?収穫時のお楽しみです。
 ・植付は3筋。中央に筋を掘る
 ・筋肥を入れ薄く土を掛ける
 ・30pピッチで種芋を置く
 ・土で覆う
これを3筋行いました。
土をならして、根切虫の殺虫剤を蒔きラッピングして終わりです。3週間から1月くらいで発芽するはずです。

■イチゴの苗
イチゴの苗のケアです。
 ・ポットで枯れた葉をカット
 ・雑草を抜く
枯れたポットを除くと、残り13個になりました。無事に、どれだけ残るのやら

■ブラックベリー
摘芯したら脇芽が出だした。ただ、花を咲かし実をつけるのは来年5月ごろで、どんなふうに越冬するのか?知識がないので分かりません。恐らく、落葉させるのでしょうね。

■空心菜
やっと、成長しだしました。無事に収穫まで行くのだろうか?


 220820(土) 曇り
4日間の不在があり、今朝から溜まっていた仕事を片付け、旧My畑を済ませてからの作業です。

■潅水

■元肥入れ
今日は、ジャガイモとナスの「切り戻し移植」に備えての「元肥入れ」です。
元肥入れに先立ち、黒マルチを剥がし、周辺の草抜きです。

畝間用の草刈り機の刃が届いたのですが、旧畑の草刈が先なので、まだテストも出来ていません。従って今日も鋤を使っての草抜きです。相も変らぬ「近道はない」です。

各種肥料の料を測り、畝に散布。それから、耕運機で何度も耕していき、成形して終わりです。明日はまた、大阪で打合せなので、続きは後日です。
 ・ジャガイモ:種芋の用意も出来ているので、明後日植付します。
 ・ナス:月末までに移植予定です。旧畑の様子を見て決めます。

 220815(月) 晴れ
普段通り、目は醒めたのですが、体が拒否して起き上がれない。結局、起床は6時半。出遅れた分だけ、暑さが堪える

8:15作業開始。
痛む体を我慢しながら、畝周りの草抜きを開始。場所ごとに、草ごとに道具と姿勢を変えて草を刈るが、コツコツとやるしかない。ようは「近道はない」と改めて感じる。
作業途中、農協の指導員を務める親戚が、お盆のお参りに来てくれた。挨拶を済ませ「農業指導」を願う。

■雑草の種類によって「悪さ」が違うそうで、
 ・見つけ次第「根から抜け」という繁殖力の強い雑草
 ・地上だけ刈り取れば繁殖力が落ちる雑草
種類を見極め、早めに対応していけば、いずれ根絶できるそうです。

畑にある道具を使って草刈りの実演。早さ綺麗さが、私とまるで違う「プロの凄さ」を見た。同じように、直にできるわけではないが、大いに参考になった。
なお、畑の外周の草は「除草剤」を使うように指導があった。特に水路側は、畝に掛からないように注意すれば大丈夫だそうです。

■ブラックベリーの摘芯

■イチゴの苗の手入れも詳しく指導してもらった。
 ・下に黒マルチを敷く
 ・よしずで日影にする
 ・水遣りを欠かさない
ここまでは正解ですが、ポットの中をもっときれいに手入れをし、枝の剪定も必要だそうです。

■篩い掛け
残った2畝の篩い掛けを完了。これも、あまり神経質ならなくて大丈夫だそうです。いずれ砕けていく礫(風化岩)と言うが、私の寿命より長生きするだろう。地上の作物には影響なくても「根菜(大根・人参・芋など)」には、やはり妨げになると思う。それも、今日で終わりです!

■最後にたっぷりと潅水
■ジャガイモ「種イモ」作り
1個づつ丁寧に観察し、
 ・小ぶりな芋は切り分しない
 ・2ヶ所以上芽が出ていないものは切り分しない
 ・切り分したところには「焼き灰」で消毒殺菌する。

これを、涼しい場所に置き、陽を当てないで保存する。
山形出張から帰ったら、畝に元肥を入れて、植付します。


 220814(日) 曇り
旧畑の帰り、続いて新畑の作業です。
第1ブロックの「畝周りの草抜き」です。旧畑なら草刈り機を使うのですが、これだけ人家が近いと、飛び石が怖くて使えない。地面に這いつくばって「手鋤」で地道に抜いていくしかない。第1ブロックだけでヘロヘロになります。
一旦ここで切りをつけ、朝食へ戻ります。
汗と土にまみれた衣類を脱ぎ、体を拭いて朝食でした。

朝食後、旧畑から「錆だらけになった1本刃のレーキ」を持ち帰り、草刈りをしてみました。鋤で削り取るより「刃」になっている分効率がよい。今注文している「4本刃のレーキ」が届いたら、畝間の草刈の速度が上がりそうです。

篩い掛けは体力が要りますが、一度篩い掛けすれば「石が生えてくる」分けではない。その点、雑草はエンドレスです。この土地にあった効率の良いアイテムを見つけるのが必須です。

■潅水

■篩い掛け
今日は1畝だけでしたが、篩い掛けしました。これで残りは2畝。明日には完了しそうです。
篩い掛けが済めば、秋冬物野菜に向けて「元肥入れ」です。
お盆明けの山形出張が済めば、順次元肥入れを行います。
1番バッターはジャガイモ。使い残したジャガイモから芽が出てきています。これを種芋の大きさに切って、切り口を焼き灰で消毒して、植付に備えます。

 220813(土) 晴れ
天気予報では「午後から雨」だったので、旧畑の潅水は雨に任せて、新畑の作業に集中した(でも、雨予報は消えてしまった)。

■潅水
■篩い掛け
まずはシートを剥がし、畝周りの草を鋤で削ってから篩い作業です。
先に「土の移動を済ませ、篩いを据えて、スコップで土をすくって、篩いを前後に振る。両手で篩の取っ手を握るので、両親指に凧が出来てしまった。
 ・第5ブロック1畝
 ・第2ブロック1畝
これで、22/25完了。残るは第5ブロック3畝です。

先週種蒔きした畝に「双葉」が出ています。暑さにめげず、育ってほしいね!
今後の予定ですが…
■第1ブロック
 ・イチゴ1畝(10月下旬)
 ・タマネギ3畝(11月中旬)
■第2ブロック
 ・ナスの根切移植(8月下旬)
■第3ブロック
 ・ソラマメ1畝(10月下旬)
 ・ウスイエンドウ1畝(10月下旬)
 ・スナップエンドウ1畝(10月下旬)
■第4ブロック
 ・ジャガイモ植付(8月下旬)
 ・サラダ野菜栽培中
 ・ニンジン栽培中
■第5ブロック
 ・九条ネギ栽培中
 ブロッコリー(9月中旬)

上記外も予定のない畝には、順次秋冬野菜を予定

 220811(木) 晴れ
秋の植付開始まで、畑を良好に保つ必要がある。
しかし、あっという間に雑草が蔓延ってくる。
新旧の畑では「土の違い」があり、雑草の種類がまるで違う。マメ科の雑草が多く、伸びるのが一際早い。

写真でも分かるように「礫交じりの土」で、草刈り機を使うとやたら石を飛ばす。真傍に家があるだけで、うかつに草刈り機を使えない。

今は、鋤で草を削っているが、生えてくる速度に追いつかない。そこで注文しているのが、この2種類です。
 ・畑のシェービング(草刈り機用の特殊な刃):円盤内で刃が回るので石は飛ばさないが、速度は全く遅い。
 ・草刈りレーキ
レーキの一種で草刈用に特化したもの。柔らかい土ならかなり期待できるのですが、粘土質で乾燥するカチカチになる土だけで、使ってみないと分からない。
どっちも取り寄せ商品で、届くまで10日ほどかかる。どちらかが「有効」と分かれば嬉しいのですが…


 220810(水) 晴れ
■旧畑から、ダメもとで小菊とコノンギクを運び移植しました。これで、移植組は
 ・九条ネギ(役に立っています)
 ・青紫蘇、赤紫蘇
 ・ブラックベリー
 ・花菖蒲(枯れてはいないけど、ちょっと怪しい)
そして今日の2種です。
運ぶのに使ったプランターは、土留めに使います。

■前回篩いを掛けた畝にラッピング(今日は、篩い掛けに至らず)


 220808(月) 晴れ
旧畑を先に済ませ、新畑は9時から作業開始です。

今日も地味に、篩い掛けからです。第2ブロックで、昨日の続き2畝です。途中、家に帰ってはクールダウンしての作業でした。
これで、20/25が完了。気は焦るのですが、コツコツやるしか手はありません。今日は整形までで、ラッピングは次回です。
篩い掛けで出る「礫」は半端ではない。
これの廃棄をかねて「路肩」のかさ上げです。破損した樹脂のプランターを、フレコン代わりに土留めで使用。廃物利用は工夫次第です。


 220807(日) 晴れ
今は変わり映えしない、新My畑です。
どうしても、旧畑の比重が高く、今月に入ってからでも、1日に篩い掛けをしてから、出来ていませんでした。
昨日は昼前に、比較的纏まった雨があったので、旧畑はお休みにして、新畑の作業にしました。

7時から作業開始で、第2ブロックの2畝の篩い掛けです。
 ・篩い掛け
 ・成形
 ・ラッピング
これで、18/25まで終了。
今月中に、旧畑から「引越し予定の作物もあるので、残り、3週間で「7畝の篩い掛け」は容易ではない。
定植した野菜が、上手く育たない。
蒔き穴に、直播きで種を蒔いた。上手くいけば「芽」が出るだろう。


 220806(土) 曇り一時雨
今日も潅水だけです。
まだ、篩い掛けが残っていますが、体力と相談しながらやっていきます。

新畑の「雑草の生命力」には、呆れます。抜いても抜いても、畝間(黒マルチのない部分)が草だらけです。注文している「草刈りレーキ」が早く届くことを待っています。

移植したミント、地上は枯れてきているけど。地下茎からしっかり新芽が出ています。


 220804(木) 晴れ
今日は潅水作業だけです。

定植したサラダ野菜が育たない。日本の作物は「温帯野菜」ですが、最近の気象は「亜熱帯」です。野菜にとっても「この暑さは堪える」のだと思う。

もう一つ考えられるのは「土」です。原野状態を開墾し、土を篩いに掛けて石を取り除いていますが、基本的に「粘土質」です。水を掛ければベトべとべとになり、すぐに乾燥してカチンカチンになる。

だから潅水しても、表面水で流れてしまい「土に浸透」しない。旧畑のように「土に保水性がない」のです。
ただ、旧畑の土だって、同じだったわけで「10年かけて土壌改良して黒い土」になったのです。 これから、土壌改良を意識して、肥料は牛糞ではなく「バーグ」に切換えていこうと思う。
wwwとはいえ、私は生きてるうちに「黒い土」になるかどうか?まあ無理だろうな…

土の違いは、雑草にも現れる。新旧畑で雑草の種類が違う。マメ科の雑草が多いのが特徴です。畝間に雑草を鋤きとる「草刈りレーキ」を注文しているが、上手くいくかどうか…
言えることは、今後も「悪戦苦闘が続く」ことは間違いない。


 220802(火) 晴れ
■潅水
旧畑へ行く前の潅水をしました。

■イチゴ
旧畑より「イチゴの苗」を持ち帰りました。
定植まで2ヶ月、日影で通風の良いところで保管なのですが、そんな場所はない。
アーチ型イボ竹で空間を作り、よしずを掛けて日影作りです。

■ラッピング
昨日の篩い掛け畝にラッピング。


 220801(月) 晴れ
出張があり、腰痛の悪化もあって、潅水以外の作業は控えていました。
ただ、まだ1日だというのに8月の予定が詰まってきており、畑の移転作業も余裕がなくなってきました。

■潅水
■篩い掛け
今日は、第3ブロックの残り3畝を一気に篩い掛けです。
作業中2回のクールダウン休憩を取りました。こういう時は、隣が自宅と言うのは便利ですね!
ラッピングは明日ですが、篩い掛けと成型まで完了。これで16/25まできました。

また、腰が痛んでいますが、湿布+痛み止め+コルセットの併せ技で凌いでいきます。