新・農業日誌
私の農業体験記 
2023年1月

 230129(日) 晴れ
この数日、全国的に寒波に見舞われ、和歌山でも「畑が雪に覆われる日が続きました。「仕事エンジン」もすっかり冷めて、ヤルこともやる気もない日を過ごしていました。
とは言え、何時までもグウタラしていても仕方がないので、畑へ出てみました。

 ・ジャガイモの畝に元肥を入れたかったのですが、土が完全に凍っていて諦めた。
 ・冬を越す野菜のくせに寒さに弱い豆類。数日「雪をかぶった」ことで、随分痛んでいました。
 ・雪風で飛ばされたトンネル、片方の畝は諦めです。もう一方はトンネルを戻しました。
 ・キンギョソウも随分倒されました。やっぱり、全数結束が必要でした。


 230124(火) 曇り
天気予報がずれている。
雪予報は今夕からに変わり、明け方に雨も止んで「暫しの曇り空」です。

■ユリの球根植えつけ
雨の止んでいる間に作業です。
 ・黒マルチを剥がす
 ・軽くバーグを入れて整地
 ・球根を配置(ちょっと密度が高い)

それから植えつけです。出来るだけ深く球根を入れたいのですが、20pほどで「元の地盤」が出てくる。更に、篩掛けをしていないので石ころだらけです。
(元気でいれば)次は、深くまで天地返しをして、篩掛けが必要です。

植えつけ作業で、使い回しの球根から発芽が5か所確認できた。今日植えた分と合わせて、発芽してくれたら、賑やかな「ユリ畑」になるだろう。

■イチゴ
イチゴに、蕾が付いた。
出来れば透明シートでトンネル掛けをしたいのですが、まだ「早い」気もする。一度、プロ農家の様子を見に行こう。


 230123(月) 雨
ユリが咲き終わると掘り起こし、秋に植えなおしてきたのですが、それも今年は4回目で畑も変わりました。劣化したのか、それとも土が合わなかったのか?今年の発芽率は3割ほどです。

そこで、補充用に「ユリの球根」を注文したのですが・・・
届いたのは「何処へ植えるネン!」という量です。
植えつけ期限は「今月中」で、余り時間もありません。
今日は雨ですが、午後には止む予報で、野良着に着替えて待機していました。
しかし、雨はやみそうもない。今日の「ユリの球根植えつけ」は諦めです。

ホームセンターへ買い物に行ってきました。
 ・黒マルチ(95p幅)
 ・透明マルチ(135p幅)
 ・不織布(135p幅)
 ・虫除けメッシュ(135p幅)
作付けが始まれば「即必要」なものばかりです。www今年も「道楽」の始まりです。

明日は「大雪予報」で、平地でも積雪が予想されています。せめて凍結防止のため、
 ・散水ホール内の水抜き
 ・ポンプBOXのラッピング:きっとこれは気休めだろうけど、少なくと「ポンプ内部に雪が降りこむ」ことはこれで避けられる。


 230121(土) 晴れ
ジャガイモの予定地(畝)準備です。畝の土を増やし、礫を取りのぞく作業です。

 ・前回、掘り起こしておいた畦部分を、耕運機で土をほぐす
 ・畝の土及び畦の土を篩に掛けていく
 ・成形

月末に「元肥」を入れて、出張に行きます。


 230120(金) 晴れ
畝を耕す前に、耕運機のエンジンオイル交換です。

古いオイルを抜くセットをして、日前宮高速散歩へ。帰ってから、新しいオイルを入れて
耕す作業です。
収穫済の畝は、天地返しを済ませてあります。

昨年の「開墾」に続いて2度目の鍬入れで、そこへ耕運機で攪拌したので「爪が深く入った」ようです。

開墾時に一度「篩掛け」はしているのですが、古い層からザクザクと礫が出てきました。

3月上旬までの準備期間中に、全ての畝でもう一度篩掛けが必要になりました。
おかげで、暫く「体力勝負」が続きます。悪化していた「体の数値」も一機に改善されそうです。更に、もう一度篩掛けすれば、土が益々「よく」なります。

■第5ブロック
耕運機掛けして整地。次から「篩掛け」です。
ここは「夏野菜の主役」の席です。

■第4ブロック
ここはスイカに畝ですから、畝の仕切りは不要です。収穫が済み次第、畦部分も耕していきます。

■第2ブロック
ジャガイモの畝を耕運機掛けしたのですが、どう見ても「土が足らない」と分かります。
そこで、高い畦に鍬を入れました。この土をほぐし、篩をかけて礫の少ない土にします。
こうして、ジャガイモ畝の土を増やし、畦を削って水はけを良くします。
2月中旬には作付けなので、最優先の場所です。

 230118(水) 曇りのち晴れ
今日はお仕事で大阪へ。
そんなわけで、わずかな作業です。

■ジャガイモの予定を鍬で天地返し。これで3筋のジャガイモが植えられます。
もう少し土が乾燥したら、耕運機で土を砕き、篩掛けして砂利を取り除きます。根菜なだけに、砂利は大敵です。

■畝の草削り
これはエンドレスです。


 230117(火) 曇りのち晴れ
月が変われば「夏野菜の準備」です。1月下旬から3泊4日の出張があり、出張から帰れば「畝の準備」です。

今日は「畝の下準備」開始です。

■第4ブロック
 ・風ではがされていたビニールトンネルの復旧(結束バンドで固定)。厳冬期の定植でしたが、トンネルのおかげで、僅かずつ育っています。

 ・サラダ野菜の「収穫済」部分の草抜きと天地返し。もう少し「土が乾燥」したら、耕運機をかけて、土を解しておきます。

第4ブロックは、4月に「スイカとメロン」を予定しています。
■第3ブロック
 ・サラダ野菜収穫後の草抜き。併せて、畦の草削り

 ・既に、スナップエンドウ・ウスイエンドウ・ソラマメが成長中で、間の畝は、オクラとピーマン類の予定です。3月には種蒔きしていきます。
■ライン際の畝
(左側から)
 ・ミント:根切して範囲を縮めたが、春になれば「爆発的に増える」だろう。

 ・紫蘇の畝:本日ラッピング
 ・安納芋の畝:先日堰を設け土を増量
 ・カボチャの畝:本日、土手際の草抜き。

この後、安納芋とカボチャの畝を成形してラッピング。

さらに、ライン上の畝は「花壇」と続きます。
「ユリ」の球根を植えたのですが、発芽したのは1/3程です。この球根、咲き終わった後に採取しては植えることを繰り返しいます。これは、第4世代なので、どうしても「劣化」が起きて来るのだろう。

ユリの球根を注文しており、届き次第、発芽していない箇所に植えていきます。
■第5ブロック
消費が追い付かないので、このままでは「トウが立ってしまう」ので、収穫です。
 ・サラダほうれん草
 ・小松菜
 ・ラディッシュ
青梗菜は、まだ成長過程なので残しました。
収穫後は草を抜いて天地返し。

このブロックは、夏野菜の主役「トマト・キュウリ・ナス・ズッキーニの畝になり、3月の作付けです。なお、トマト以外は「種」から栽培します。

収穫した、 サラダほうれん草・小松菜・ラディッシュと大根は故郷へ送りました。
ウフフ…宅急便費用の方が高くつくのは承知ですが、このままでは「処分」必至ですから。
■第2ブロック
右側2畝は、2月中旬に「ジャガイモ」の植えつけです。次回はここの天地返しです。


 230115(日) 晴れ
去年の「農業日誌」を見ると、2月に畝の準備を済ませ、3月には主な夏野菜の定植や種蒔きが済んでいる。
年々、苗の購入が減り「種から栽培」が増えている。失敗も多いが楽しみも増える。
種は購入します(流石に種の採取は無理)。種には「有効期限」があり、一般的に1年です。ただ、種を冷蔵庫で保存すると、2〜3年使用できます。冷蔵庫の野菜室には、種のストックが山ほどあるのですが、有効期限切れも出てきている。そこで、今年は種を一気に購入することにしました。注文した種は
 ・カボチャ
 ・ズッキーニ
 ・キューリ
 ・トウモロコシ
 ・ピーマン
 ・ツルインゲン
 ・ナス
 ・枝豆(2種)
 ・オクラ
 ・九条ネギ
 ・蕪
 ・青梗菜
サラダ用野菜の種は最近購入したばかりなので、それを使います。
トマトとスイカは「苗」を購入します。



 230110(火) 晴れ
5日ぶりの畑作業です。やはり、汗をかくのは楽しい。

■ブロッコリーの撤収
主なブロッコリーは収穫が済んでおり、わき目を待っていたのですが、もう「虫に食われて」酷いことになってきていました。さらなる収穫は諦めて、棚をバラし、最後の収穫をして天地返しです。

■収穫
 ・大根
 ・小松菜:今年は出来がよい。昨日「炒め物」にして食べたのですが、とても美味でした!
 ・ラデッシュ:植えつけたことを忘れていました。良い出来になっていました!
 ・ブロッコリー
■安納芋の畝準備
ボチボチ、3月の「夏野菜の作付け」に備えて準備です。
安納芋は、4月下旬の作付けですが、新畑では「土が足らない」ので、畝つくりに工夫が必要です。お山から遊んでいる資材を持ち帰り「堰板」を組み、土手の土を削って畝を盛り上げました。これで、深い畝ができたので「良い芋」ができるでしょう。
■ブラックベリー
やっと「枯れ」だした。これで、新芽に入れ替わり、今年は「初収穫」につながりそうです。
旧畑に植えたパッションフツールも、撤収後に順調に伸びていました。きっと、主なしでも実をつけるのだろう。

■お花
 ・キンギョソウが咲きだした
 ・白い菊は枯れ、黄色の小菊が全盛期です
 ・キンセンカやナデシコが咲きだした


 230105(木) 晴れ
暇を持てまあますより「まず動け」です。

■軽く潅水
2日前に定植した苗、まだ判断はできませんが「枯れてはいない」ので、様子を見ていきます。

■玉ネギの追肥
1月は追肥の時期です。地味でシンドイ作業ですが、這い蹲って植穴の草抜き・追肥・土寄せ。併せて、畦の草抜き。

■ハーブ
 ・しっかり枯れた紫蘇を抜き、併せて草抜きと天地返しに成形です。たっぷりと、種が土に交じっているはずで、ほって置いても春になれば発芽するでしょう。
 ・旧畑は持ってきたミント。最初は25p角だったのに、1m角にまで広がりました。地下茎で幾らでも増えるので、スコップで「根切」して範囲を縮めました。

■ゴミ出し
明日は、今年初のゴミ出し日です。
 ・痛んでしまったストック中の玉ねぎ廃棄
 ・カットしたミントの葉
これらを袋詰めしました。
鍬をふるうような派手な動きではないのに、それでもしっかり汗をかきます。やはり「動く」ってイイもんです!
次から「地道に草削り」していきます。併せて「畝の準備」も


 230103(火) 晴れ
明けましておめでとうございます。
野菜の皆さん、今年も「それなりに頑張り」ますので、よろしくお願いいたします。
寝正月を決め込んでいたのですが、何時までもそうもいかず、やっと重い腰を上げました。

■収穫
 ・大根
 ・サラダほうれん草
 ・青梗菜
ほうれん草と青梗菜は試しどり(初収穫)です。ほうれん草はサラダで食べるのでこんなもの、青梗菜はまだ早い。

■液肥

■冬野菜の定植
暖房の効いた部屋で発芽はさせたのですが、どれもヒョロヒョロです。とても寒風の中で育ちそうもないのですが、室内でヒョオヒョロのマンマでも困ります。
昨年末に元肥入れが済んでいる畝があるので定植して、ビニールでトンネル掛け。これでちょっとした温室代わりになります。それでも育たなければ諦めです。
農閑期ですが、ボチボチ始動です!
 ・大根とブロッコリーは順次収穫して撤収へ
 ・玉ねぎの株間草抜きと追肥
 ・雑草が蔓延ってきているので、徹底的に草削りが必要
3月初めには、夏野菜植え付けの準備で、畑も一変します。農閑期もあと2ヶ月で、一気に「農繁期」に突入します。