home チェンマイ再び
160115
 1月15日
今日から、今回の旅行の目的「ドイ・インタノン」へ参ります。
5時起床、着替えて「荷物の確認」です。1泊2日の旅で、気温ギャップが20℃以上あるので、夏冬両方のいるが必要です。バッテリーチャージも必要で、充電器や予備カメラも必要。旅行荷物の6割以上が移動対象です。
朝飯は、昨夜、セブンイレブンで買いおたもの。着用済の衣類2日分はクリーニングに出すため、専用の袋にいれ、チェックシートに枚数を記入。これがとっても安いのです。ただ、タイの町中であるクリーニング店と比べれば「随分高い」そうです。ちなみに、タイでは自宅で洗濯をしない。洗濯は「kg単価」で外注だそうです。
6時、ホテル1階(これと言ったロビーはない)に集合。ここでは「タイ時間=遅刻の常習」は通用しない。

サリンさんと4年ぶりに邂逅。互いの健康を祝う。
ドイ・インタノンの探鳥ガイドをお願いする、チンタナさんと初めての出会いです。
さんかしゃは、
 ・日本からの3人(灰庭さん、私たち夫婦)
 ・チンタナさん(プロ探鳥ガイド)
 ・サリンさん(通訳兼観光ガイド)
 ・ワンさん(ドライバー)
合計6人で出発です。マルさんは友達の介護で不参加となりました。
チェンマイのホテルから1時間半ほどで、ドイインタノン麓にある、今夜の宿泊地「 リトルホームインタノンリゾートホテル(写真右)」に到着。ここで、現地在留の吉川さんと合流し、参加者7名が揃う。

「全員集合」後、探鳥に向かう。
ホテル近くの畑(標高約300m)で探鳥開始。何の変哲もない「畑の風景」で、「なんでここ?」と思ったのですが、謎はすぐ解けた。
左右前後に次々と「お初の野鳥」がやって来る。もう、どれを写そうかとウロが来るほど野鳥の密度が濃い。チンタナさんと親交の深い吉川さんもここは未知の場所だったようで、驚いていらっしゃいました。

写真を整理して気付いたのですが、畑へ到着するなり右往左往するほどの野鳥に夢中で、風景写真はこれしかなかった。「記録の熱心」な私が、我を忘れるほどの興奮でした。
 ~出会った野鳥はこちらで纏めています~

畑を後にして、最初の場所が、標高1000m付近の観光地「ワシラタン滝」です。「観光もあるんや」と思ったのですが、これが甘い。カメラを持ってきてと言う指示。滝の周りの探鳥が目的でした。
 ~出会った野鳥はこちらで纏めています~

それでも、バッチリと記念撮影。今回の旅行では、予備カメラをサリンさんに預けていたので、記念撮影係りになってくれました。

ドイ・インタノン国立公園に入るには、外国人は1人300バーツ(900円)必要、車1台30バーツ。
タイ人は外国人に比べ安いそうです。ガイドさんは無料。ちなみに入場券の有効期間は3日間だそうです。
昼食はバードセンタ―(標高は1500mくらいか)で簡単に済ます。辛くないように野菜炒めを作ってもらい、ご飯の上に目玉焼きです。辛いののがお好きな方は、調味料で味を調整です。ここにも宿泊施設があるそうで、ここで宿泊なら明日の入場料は不要。
チェンマイ市内の桜が遅れているのに、標高が上がるほどに「桜が満開」です。寒いところから咲いてる?不思議やなあ

昼食後、山頂へ向かう。
ドイ・インタノン(ドイ=山の意味)はタイの最高峰で、標高2565m。
山頂にタイ空軍のレーダー基地があり、国立公園のゲートも空軍が管理していた。
また、王様の記念碑(写真下)もある。山頂まで車でいけることもあり、タイ国民にも人気の観光地だと思いました。

車は山頂駐車場に止め、これからは徒歩で探鳥。気温3度と寒い。しっかり着込んで探鳥開始。まさに山頂から探鳥を開始して、トレイル(写真右)の周回コースを歩く。
密林と言った中に湿地があり、木道が整備されている。たくさん野鳥がいたのですが、暗さに私のカメラは苦戦しました。

山頂から少し下り、王様王妃様の生前墓へ移動。駐車場ヘ車を置き、シャトル便で生前歩へ向かいます。シャトル便は「一度乗ってみたかった乗合タクシー」です。みんな大はしゃぎです!

生前墓への入場料は1人40バーツ。何処に入るにもお金が必要です。
ただ、どこも美しく清掃整備がされており、入場料が整備に利用されるなら、日本の見習えばと思う。

今度こそ「観光」だと思ったのですが…
王妃様の生前墓に「お花畑」があり、そこに野鳥がやって来る。タイでは、蜜を吸う野鳥が多く、特に赤い花には注意が必要です。

ドイ・インタノンで最大のお目当て『ミドリオタイヨウチョウ』はここで出会うことが出来た。
 ~出会った野鳥はこちらで纏めています~

王様の生前墓

王妃様の生前墓

ミドリオタイヨウチョウ
王様、王妃様の生前墓は向かい合わせの丘に建っている。エスカレータを利用して、王妃様の丘には登ったのですが、墓室に入ることなく、ゴメンナサイ。王様の生前墓は、ついに遠くから写真を撮るだけに終わった。もっと、ゴメンナサイ
これで、本日の探鳥は終わり。
ホテルへ向かって下ります。途中、山岳民族が経営するお店で土産物を購入。ここの名物は「ドライフルーツ」です。たくさん買いました!





標高数百メートルごとに、野鳥の種類が激変する。場所を変えるごとに、ほとんど重複なしに「お初との出会い」がやってきて、ワクワクしました。

夕餉の宴の前に「今日の鳥合わせ」です。
チンタナさんの指摘を吉川さんに通訳してもらい、図鑑に記載されている野鳥番号を家内が記録(写真右)。これは、後に写真の整理にとっても重要です。
  この日の出会いは56種
と言っても全て目撃できたわけではありません。とてもじゃないが、チンタナさんの「ミラクルアイ」についていけるものではない。レーザーポイターで場所を教えてくださるのですが、やっと見つけたときは「飛び去る瞬間」も多かった。更に「証拠写真」となるともっと少ない。ただ、写真の整理を進めていくと、鳥合わせに記載のないものも出てくる。全員の写真を持ち寄れば、種類はもっと増えそうです。

鳥合わせを知ったのは、ケアンズでの探鳥旅行からです。
ケアンズのプロ野鳥ガイド・太田さんは、予め「出会える可能性のリスト(有料)」を作っており、1日の終わりに全員集合でチェックします。
その後、北海道や沖縄でも、私の方からプロガイドさんに鳥合わせを申し出ています。
チンタナさんも普段は「鳥合わせ」の習慣がない様子でした。今回は、吉川さんが「和名と野鳥ナンバー」の入った図鑑を作ってくださったので、鳥合わせの良いテキストになりました。
バーダーにとってとても重要なことなので、チンタナさんにも「有料サービス」として加えて欲しいものです。
内容の濃い日もこれで終わり。
最後は「宴」です。

ホテルのレストランでタイ料理です。吉川さんとサリンさんに選んでもらいました。
メニューは2種類で注文。辛いものと、辛くないものです。
辛いというスープをスプーンでほんの少し飲んでみました。悲鳴を上げるほど辛かった!

見栄を張ったのが灰庭さん。激辛スープを椀に取り、美味いと言いながら呑みだしたのですが、途中から顔色が変わり、最後は苦痛に変わった。タイ料理の辛さは半端ではない。

お開きの後、部屋へ引き上げるも、灰庭さんから「呑みなおし」のお誘いがあり、吉川さんを交え4人で宴会。これも22時でお開きにしました。
部屋へ帰った後は、データーコピーだけ済ませて「おやすみなさい」でした。