昼食後、山頂へ向かう。
ドイ・インタノン(ドイ=山の意味)はタイの最高峰で、標高2565m。
山頂にタイ空軍のレーダー基地があり、国立公園のゲートも空軍が管理していた。
また、王様の記念碑(写真下)もある。山頂まで車でいけることもあり、タイ国民にも人気の観光地だと思いました。
車は山頂駐車場に止め、これからは徒歩で探鳥。気温3度と寒い。しっかり着込んで探鳥開始。まさに山頂から探鳥を開始して、トレイル(写真右)の周回コースを歩く。
密林と言った中に湿地があり、木道が整備されている。たくさん野鳥がいたのですが、暗さに私のカメラは苦戦しました。 |
 |
 |
 |
 |
山頂から少し下り、王様王妃様の生前墓へ移動。駐車場ヘ車を置き、シャトル便で生前歩へ向かいます。シャトル便は「一度乗ってみたかった乗合タクシー」です。みんな大はしゃぎです!
生前墓への入場料は1人40バーツ。何処に入るにもお金が必要です。
ただ、どこも美しく清掃整備がされており、入場料が整備に利用されるなら、日本の見習えばと思う。
今度こそ「観光」だと思ったのですが…
王妃様の生前墓に「お花畑」があり、そこに野鳥がやって来る。タイでは、蜜を吸う野鳥が多く、特に赤い花には注意が必要です。
ドイ・インタノンで最大のお目当て『ミドリオタイヨウチョウ』はここで出会うことが出来た。
~出会った野鳥はこちらで纏めています~
|

王様の生前墓 |

王妃様の生前墓 |

ミドリオタイヨウチョウ |
 |
王様、王妃様の生前墓は向かい合わせの丘に建っている。エスカレータを利用して、王妃様の丘には登ったのですが、墓室に入ることなく、ゴメンナサイ。王様の生前墓は、ついに遠くから写真を撮るだけに終わった。もっと、ゴメンナサイ
|
これで、本日の探鳥は終わり。
ホテルへ向かって下ります。途中、山岳民族が経営するお店で土産物を購入。ここの名物は「ドライフルーツ」です。たくさん買いました!
標高数百メートルごとに、野鳥の種類が激変する。場所を変えるごとに、ほとんど重複なしに「お初との出会い」がやってきて、ワクワクしました。
夕餉の宴の前に「今日の鳥合わせ」です。
チンタナさんの指摘を吉川さんに通訳してもらい、図鑑に記載されている野鳥番号を家内が記録(写真右)。これは、後に写真の整理にとっても重要です。
この日の出会いは56種
|
と言っても全て目撃できたわけではありません。とてもじゃないが、チンタナさんの「ミラクルアイ」についていけるものではない。レーザーポイターで場所を教えてくださるのですが、やっと見つけたときは「飛び去る瞬間」も多かった。更に「証拠写真」となるともっと少ない。ただ、写真の整理を進めていくと、鳥合わせに記載のないものも出てくる。全員の写真を持ち寄れば、種類はもっと増えそうです。
鳥合わせを知ったのは、ケアンズでの探鳥旅行からです。
ケアンズのプロ野鳥ガイド・太田さんは、予め「出会える可能性のリスト(有料)」を作っており、1日の終わりに全員集合でチェックします。
その後、北海道や沖縄でも、私の方からプロガイドさんに鳥合わせを申し出ています。
チンタナさんも普段は「鳥合わせ」の習慣がない様子でした。今回は、吉川さんが「和名と野鳥ナンバー」の入った図鑑を作ってくださったので、鳥合わせの良いテキストになりました。
バーダーにとってとても重要なことなので、チンタナさんにも「有料サービス」として加えて欲しいものです。
|
内容の濃い日もこれで終わり。
最後は「宴」です。
ホテルのレストランでタイ料理です。吉川さんとサリンさんに選んでもらいました。
メニューは2種類で注文。辛いものと、辛くないものです。
辛いというスープをスプーンでほんの少し飲んでみました。悲鳴を上げるほど辛かった!
見栄を張ったのが灰庭さん。激辛スープを椀に取り、美味いと言いながら呑みだしたのですが、途中から顔色が変わり、最後は苦痛に変わった。タイ料理の辛さは半端ではない。
お開きの後、部屋へ引き上げるも、灰庭さんから「呑みなおし」のお誘いがあり、吉川さんを交え4人で宴会。これも22時でお開きにしました。
部屋へ帰った後は、データーコピーだけ済ませて「おやすみなさい」でした。 |