ある日「チェンマイツアーの格安パック」が目に入った。
それがきっかけで、野鳥と鳥友の交流を求めて再びチェンマイへ
旅行行程

ミドリオタイヨウチョウ

 1月13日
荷物の最終確認をして6時半に我が家を出発。気温は5℃くらいか!息が白い。
ヤマト(我家のアイドル・黒猫)ともしばらくお別れです。今度は1週間の不在です。ヤマトも私たちもとても寂しいだろう。

関空より出発キャセイパシフィック航空CX567便09:30発
 ⇒香港着12:55
香港ドラゴン航空KA232便15:35発
 ⇒チェンマイ着17:35 
 ⇒旅行社のバスにてホテルへ移動
機内では、久々の機内食を2度食べました。思えばLCCが多く、機内食は無いのが当たり前になっていました。

バイヨークチャオホテル泊  T-053357000 
今回の宿泊地は、東京で言えば「青山」みたいなところだそうで、若者が集まる街だと聞いていましたが、なかなか洗練された街でした。

チェンマイ在住のマルさんと4年ぶりの邂逅。
マルさんお勧めの「郊外のタイ料理レストラン」で会食。マルさんへのお土産は日本酒と文庫本です。

 1月14日
6時起床。7時からホテル1階のレストランで朝食。アメリカンブレックファーストで、簡素なものです。ちょっと食べたりない。このホテルで宿泊中は同じ朝食でした。朝食後、ホテル近くの花畑(チェンマイ大学試験農場)で探鳥。

8時半、マルさんのご案内でドイ・プイへ向かう。標高1200mの山中で、ウイークデーにも関わらず交通量の多さには呆れた。
チェンマイ市内の桜の開花が遅れている。桜の蜜を求めて集まる野鳥が多く、ドイプイ山中に桜が咲く「秘密の場所」へご案内いただきました。午前中はドイプイで探鳥。
昼食は下山して「タイ料理(麺料理)」。

午後から、給水池脇の原野で探鳥。
更に、ラマ9世公園へ場所を変えて探鳥を続ける。
5時半、飲茶料理(写真右)の店へ到着。日本人が利用しないお店で、安くて美味い。前回に続いて楽しみにしていました。

 1月15日
6時ホテルをスタートしドイ・インタノンへ向かう。メンバーは、我ら3人のほか、ガイド兼通訳のサリンさん、運転手のワンさん、プロ探鳥ガイドのチンタナさんです。
ドイ・インタノンのタイの最高峰で標高2565mの国立公園です。ホテルから1時間半ほどで、ドイインタノン麓にある、今夜の宿泊地「 リトルホームインタノンリゾートホテル」に到着。ここで、現地在留の吉川さんと合流し、参加者7名が揃う。

ホテル近くの畑(標高約300m)で探鳥開始。ちょっと「なんでここ?」と思ったのですが、なぞはすぐ解けた。左右前後に次々と「お初の野鳥」がやって来る。もうどれを写そうかとウロが来るほど濃い。チンタナさんと親交の深い吉川さんもここは未知の場所だったようで、驚いていらっしゃいました。


山頂へ向かう途中に、標高1000m付近の観光地「ワシラタン滝」見学。観光もそこそこにここでも探鳥。

昼食はバードセンタ―(標高は1500mくらいか)で簡単に。
昼食後、山頂へ向かう。流石にタイの最高峰で標高2565mは気温3度で寒い。しっかり着込んで探鳥開始。
まさに山頂から探鳥を開始して、トレイルを周回コースを歩く。標高数百メートルごとに、野鳥の種類が激変する。場所を変えるごとに、ほとんど重複なしに「お初との出会い」がやってきて、ワクワクしました。

山頂から少し下り、王様と王妃様の生前墓地へ。ここでも観光はそっちのけで、妃殿下の生前墓地に広がるお花畑で探鳥。一番美しかったのが冒頭のミドリオタイヨウチョウです。時間の都合で王様の生前墓地は「見るだけ」で終わりました。
これで、ドイインタノン初日は終わり。麓のホテルへ向かう。途中、山岳民族のお店で、土産のドライフルーツを購入(これがホンマに旨い)。この日の出会いは56種

今夜の宿泊/リトルホームインタノンリゾートホテル(T-6653033555)は、コテージ形式で、まことに雰囲気が良い。 
全員で宴会となり、食事とビールをゆっくり飲みました。とても楽しみです!(チェンマイのバイヨークチャオホテルはスルーです)


リトルホームインタノンリゾートホテル
 1月16日
6時起床。鳥の鳴き声に誘われホテル敷地内を散歩。
7時より朝食(簡単なアメリカンブレックファースト)。朝食後、リトルホームインタノンホテルリゾートを出発。

標高1200m付近の検問所を越えたところで探鳥開始。幹線道路沿いで交通量も多く、事故にならぬよう注意しながら探鳥。呆れるほど騒音の中に、多種多様の野鳥たちがいた。
昼食は、昨日と同じのバードセンター
午後からシリクーン滝へ、ここでは記念写真すら取らずに探鳥。標高が高いにもかかわらず桜が満開で、桜の花に、次から次へと野鳥がやって来る。昨日、ワシラタン滝では会えなかったシロボウシカワヒタキも撮影できた。
ドイインタノンを後にし、チェンマイ郊外の荒れ地に16時到着。平地に戻ったが、荒れ地の草むらならではの野鳥がいっぱいです。この日の出会いは53種(前日とは標高差があるので、ほとんど重複なし)。

18時半、チェンマイ市内のホテル着。
マルさんと会食、この日は日本料理で宴会。日本人から習ったという板さんで、日本の居酒屋とそん色なし。結構な繁盛でした。

食後、マルさんお勧めのタイ式マッサージへ。初の体験で、良否はよく分からない。翌朝、体のあちこちが痛かった。
バイヨークチャオホテル泊

 1月17日
6時起床。7時からホテル1階のレストランで朝食。朝食後、ホテル近くの花畑(チェンマイ大学試験農場)で探鳥。

8時半、サリンさんのガイドで「ボタニカルガーデン」へ。チェンマイ郊外の植物園で、ランで有名なのですが、ついにランを見ることもなかった。標高は、200~300mくらいと思う。森が深い。
前日、チンタナさんから聞いていた、バナナ園と滝付近で探鳥。その途中に最近できたキャノピー(空中回廊)を体験。恐ろしく揺れて、ちょっと怖かった(日本だったら問題になるだろうな)。
ボタニカルガーデンを後にして、今回初めての「観光」です。
まずは『象のショー』を見学。像に触れるのも抱かれるのも初めてでした。ショーは水浴びから始まり、広場で様々な芸を見せ、最後は「像の描く絵」でした。なかなかの見応えで楽しみました。最後は、写真のように像に揺られてきました。

空港近くのエアポートプラザへ「買い物」に。中国人顔負けの「爆買い」でした。
食事は、サリンさんの案内で、本格的な中華料理です。店の作りも見事で、料理の盛り付けにもよく、安くて美味かった。
最後は、ナイトバザールを散策。「値切って買う」楽しさも味わって、たっぷりと観光も楽しみました。
バイヨークチャオホテル泊

 1月18日
実質最後の日です。6時起床。7時からホテル1階のレストランで朝食。朝食後、ホテル近くの花畑(チェンマイ大学試験農場/写真右)で探鳥。
9時ホテルを出発。マルさんのご案内で、チェンマイ大学農学部・メイフィアキャンパンへ。以前は縦横に楽しめたキャンパスですが、ここでヌード撮影をした馬鹿者がいたそうで、肝心なところが「立ち入り禁止」になってしまった。
昼食は、メオフィアキャンパンのタイ料理レストランへ。初めての店だそうですが、良い雰囲気でした。屋外テーブルの真上では、キバラタイヨウチョウが抱卵中で、探鳥をしながらの食事となりました。
食後も暫くメイフィアキャンパンで探鳥した後、自然環境保護センター(低い山岳地)で探鳥。環境が変わると、まるで違う野鳥と出会えるのが嬉しい。

夜の食事は再び「飲茶料理」へ、なんとも楽しい食事です。食後、少し買物をしてホテルへ。
バイヨークチャオホテル泊
 1月19日
8:20ホテル(写真右)集合、旅行社のバスでチェンマイ空港へ向かうはずだったのですが、迎えがやってこない。痺れを切らして、旅行社ヘ連絡したら「9時に変更した」という。呆れてしまう。
お陰で、空港で最後の買い物のつもりでしたが、時間が減ってしまった。
チェンマイ発11:20香港ドラゴン航空KA233⇒香港15:00
時間通り香港に着陸したが、シャトルバスの手配が出来ておらず、機内で15分待たされた。乗り継ぎ時間が限られているだけに、無駄に広い空港の端から端へ急ぎで移動となった。旅の終わりで、段取りの悪さに遭遇です。
香港発16:35キャセイパシフィック航空CX502⇒関空着21:00。空港バスを利用して、自宅到着22時半。ヤマトが酷く不機嫌な声で出迎えてくれた。