マレーシア『野鳥三昧』
180226
マレーシア訪問は初めてではありませんが、探鳥目的は初めてです。
昨年、対岸のシンガポールから見た風景は、立派な近代都市でした。
近代都市と野鳥の楽園、そんな組合せを堪能したいと思います。

 180226
余り眠れぬまま、着陸前40分のアナウンス。持ち込んだパンとジュースで「機内で朝食」を済ませた。
クアラルンプール国際空港4:20(20分遅れで)到着。(時差1時間) 入国手続き後、マネーチェンジして、駅(空港エキスプレス)へ向かう。
車での移動は「時間が読めない」と言うことで、空港からクアラルンプール中心地まで、空港エキスプレスで移動です。
空港エキスプレスは、セントラル駅まで30分。20分間隔で運行されている。料金は片道55ML(マレーシアリンギット:1ML=約32円)と、決して安くない。
夜明け時間は関西よりやや遅く、明るくなるのは7時過ぎ。
まるっきり「暗い中での移動で」首都の風景を見ることもなかった。

旅行中感じた物価は「大阪と同じ」でした。
ちなみに、首都クアラルンプールでの1月の生活費は「20万円は必要」だそうで、感覚を裏付けていた。
ガイドさんの指定通りの時間で行動で来た。セントラル駅で出迎えを受けてました。
今回お願いしたガイドさんは、シャムさんと大西さんです。昨年、日本でお会いして、今回のガイドをお願いしました。

まだ夜は明けておらず、首都の風景を見ないまま、荷物を積込んで探鳥スタートです。
クアラルンプール近郊の公園で探鳥開始。
まだ、夜は明けきらず薄暗い上にここは「低地の熱帯雨林」です。スーパーズームカメラは倍率こそ高いが「レンズが暗い」ので、手振れだらけの写真しか取れない。

今回の旅行で、要注意は「山ヒル」です。
 ・足首は靴下でズボンを巻込み
 ・長袖シャツ
 ・首にはタオル
 ・鍔月防止
 ・防虫スプレー

更には、デング熱の流行地です。暑さとは関係なく「肌の露出」はご法度です(現地の方も半袖はない)。

ここには、地元のバーダーさんもたくさんいらっしゃいました。出会った野鳥は、
 ・セキショクヤケイ
 ・セアカミツユビカワセミ
 ・カザリショウビン(声だけ)
 ・ハシブトアオバト
 ・ルリコノハドリ
 ・カザリオウチュウ
 ・ハイガシラヒタキ
 ・オレンジジツグミ
 ・マミジロビタキ
 ・ムナフムシクイチメドリ
 ・オレンジハナドリ(声だけ)
 ・アカエリエンビシキチョウ
 ・ギンムネヒロハシ
 ・ムナジロムジチメドリ
 ・ハチクマ
 ・カラス(種類不明)
ここで1番残念だったのが、カザリショウビンです。マレーシアの野鳥図鑑の表裏の表紙を飾る野鳥で、唯一出会えなかった野鳥です。

ここは、渓流に沿ったリゾートで、州立のロッジもたくさんあるのですが、強度のクレーマーによって閉鎖されたとか。何処にもクレーマーがいるもんですね。

野鳥だけではなく昆虫好きにも「たまらん」場所だと思いました。


セアカミツユビカワセミ

近郊での探鳥を済ませ、昼食へ。
養殖場を持つ「海鮮料理店」でした。

旅行に先立ち、グレードの質問があったので「上」をお願いしておきました。普段の探鳥では、食事が犠牲になる(多くはコンビニパンとジュース)のですが、今回の旅行は「毎食豪華」でした。更に「辛いものは苦手」とお伝えしておいたので、こちらも満点でした。ただ、辛いのがお好きなシャムさんには申し訳なかったです。

食事の準備が出来るまで探鳥。
 ・チョウショウバト
 ・シロハラクイナ
 ・メグロヒヨドリ
 ・スズメ
こんな出会いがありました。

食事は中華系で、写真のような品揃えです。この他、毎回「チャーハン」が付きます。これが店ごとに味が大きく変わり楽しみの一つでした。
更に、最後は「フルーツ」です。これも、家内がマンゴーアレルギーと言うことをつげて、マンゴーだけは避けていただきました。

昼食後、約150㎞離れたベルジャヤヒルズへ移動します。標高が上がるにつれて、眼下にクアラルンプールの風景が見えてきました。

マレーシアは多民族国家です。
 ・原住民(先住民)
 ・マレー人
 ・華僑
 ・インド人
民族ごとに義務教育の学校は分かれており、午前午後の二部制だそうです。言語も民族ごとに使分けされている。マレー人はマレーごで教育を受けるので
、英語で教育を受ける華僑やインド系に「どうして後れを取る」そうです。
別の区分では、
 ・イスラム教
 ・ヒンズー教
大きくこの宗教があり、宗教警察・宗教裁判所が刑法犯とは別に存在するそうです。詳しくは「旅行で感じたこと」で書きたいと思います。

べルジャヤヒルズへ移動。ここは標高800mで野鳥荘と同じ。気温も初夏の野鳥荘のようで涼しい。日没(19時)まで探鳥して、更にベルジャヤヒルズに向かう(何故か、此処の風景写真が1枚もない)。出会った野鳥は、
・キホオゴシキドリ ・ゴシキドリ ・アオミミゴシキドリ
・ヒメオナガバト






昼食後、約150㎞離れたベ途中で夕食。
ベルジャヤヒルズ泊:ベルジャヤヒルズ コルマトロピカル(一応デラックスルームだそうです。部屋にWiFiありインターネットが使える)。一応、フランス風と言うことですが、スイスに近いイメージのホテルでかなり「もどき」でした。