マレーシア『野鳥三昧』
旅行日程
マレーシア訪問は初めてではありませんが、探鳥目的は初めてです。
昨年、対岸のシンガポールから見た風景は、立派な近代都市でした。
近代都市と野鳥の楽園、そんな組合せを堪能したいと思います。

 2月25日
朝から様子がおかしいヤマト。今回も、寂しがるヤマトですが、夕方には諦めたようでした。
タクシーで駅へ向い、和歌山19:00発のリムジンバスで関空へ。登場手続きはネットで完了しているが、機内預けの荷物のドロップイン手続きが必要。
エアアジアは初めての利用ですが、LCCは何処も似たりよったりです。極端に人員が少ないため、ドロップインの行列だけで40分。更には、第1ターミナルですが移動は電車と、遠くにある。

機材のやり繰りの限界で、なんと到着便に給油しながら登場と言う離れ業です。それでも、関西空港発22:00エアアジアD7 2便は20分遅れでフライトでした。
想像とは違い、機内は猛烈な寒さです。ハナからの薄着が裏目に出ました。
今回の座席は「非常口のある広い場所」で、足が延ばせる。追加料金はいるが、遠距離では必須の席です。ただ、トイレの前で出入りが激しいのが難点でした。


  2月26日
余り眠れぬまま、着陸前40分のアナウンス。持ち込んだパンとジュースで「機内で朝食」を済ませた。
クアラルンプール国際空港4:20(20分遅れで)到着。(時差1時間) 入国手続き後、マネーーチェンジして、鉄道(空港エキスプレス)でクアラルンプールセントラル駅へ向かう。
空港エキスプレスで、セントラルまで30分。20分間隔で運行されている。料金は片道55ML(マレーシアリンギット:約32円)と、決して安くない。
旅行中感じた物価は「大阪と同じ」でした。
ちなみに、首都クアラルンプールでの1月の生活費は「20万円は必要」だそうで、感覚を裏付けていた。

夜明け時間は関西よりやや遅く、明るくなるのは7時過ぎ。
まるっきり「暗い中での移動で」首都の風景を見ることもなかった。
ガイドさんの指定通りの時間で行動で来た。駅で出迎えを受けて、荷物を積込んで探鳥スタート。
クアラルンプール近郊公園で探鳥開始。まだ、夜は明けきらず薄暗い上にここは「低地の熱帯雨林」です。スーパーズームカメラは倍率こそ高いが「レンズが暗い」お陰で、手振れだらけの写真しか取れない。

昼食後、約150㎞離れたベルジャヤヒルズへ移動。ここは標高800mで野鳥荘と同じ。気温も初夏の野鳥荘のようで涼しい。日没(19時)まで探鳥して、更にベルジャヤヒルズに向かう。途中で夕食。
ベルジャヤヒルズ泊:ベルジャヤヒルズ コルマトロピカル(一応デラックスルームだそうです。部屋にWiFiありインターネットが使える)。一応、フランス風と言うことですが、スイスに近いイメージのホテルでかなり「もどき」でした。

 2月27日
6:40から朝食(バイキング形式)。その後ベルジャヤヒルズ(標高1100m付近の日本庭園風)山麓(高地熱帯雨林)で探鳥。
ここは「総合レジャー施設」で、野鳥と関係ないお客も多い。日本料理店もありました。

その後、クラウフォレストリザーブへの移動移動途中で昼食。ここで、ドリアンを購入した。
クラウフォレストリザーブは低地の森で、ここで探鳥。ドリアンは、この森で食べました。何せホテルや恒久施設へは「持ち込み禁止」の果物です。久しぶりに食べた濃厚な味ですが、多くはホテルの従業員氏へ差し上げました。この日は腹が張りおまけにアルコール禁止でした。
※ドリアンとアルコールは死亡事故も多く「食合せが禁止」されている。

夕刻、フレイザーヒルへ移動して日没まで探鳥。夕食はホテルで。フレイザーヒル泊:シャザンインフレーザーヒル(ロビーにWiFiありインターネットが使える)

 2月28日
朝食前の早朝から探鳥予定でしたが、この日は「霧」で断念。7時から朝食を済ませ、ホテルのバードテーブルに素晴らしい野鳥たちがやってくる。標高1500mで、朝はアノラック着用。旅行前の私の勝手な想定とは大違い。ここで数日泊まるのも「悪くない」と思った。

昼食はサンドイッチでハイキングスタイル。日没まで、終日フレイザーヒルで探鳥。夕方、クアラルンプールへ向かう。
メルディアンクアラルンプール
(ちょっと良いホテルを予約)

部屋の窓からの風景
クアラルンプール近郊のレストランで夕食。
メルディアンクアラルンプール泊(ちょっと良いホテルを予約)、チェックインで一揉めあって1時間掛かったが、ガイドの大西さんの大活躍で何とか「元通り」に収まった(詳しく別頁で)。

 3月1日
実質「最後」の日です。ガイドさんはいないので、夫婦だけで終日自由行動です。
目指すは、ホテルからも見える「レイクガーデン」ですが…
ホテルとの間に幹線道路が2本ある。これを安全に渡るのは一苦労です。手引きだけでは分からないので、何度も尋ねては「行ったりきたり」で、到着まで1時間。昨日までの高地とうって変わり「灼熱地獄」です。炎天下の日中に歩くのは日本人くらいだと、公園パトロール氏に笑われた。
それでも22種の野鳥と出会い、良い土産物も買えました。

15時に一旦ホテルへ帰り、17時に外出。明日の帰国ルートの確認と、食事に買い物でした。
メルディアンクアラルンプール泊

 3月2日
帰国の日です。
朝はのんびり過ごし、10:20のエクスプレスで空港へ向かう。「3時間前に着いた方が良い」という、ガイドさんのアドバイスに従いました。
3時間前だというのに既に長蛇の列。なのに、ドロップインカウンターは2ヶ所しか開いていない。ここを通過するのに1時間を要した。

第2ターミナルはLCC専用。だけど、これだけで関空よりずっと広い。延々と歩き、2度の荷物検査を受けてようやくQ10ポット到着したが、何時まで経っても搭乗開始はない。
大きく遅れて、クアラルンプール国際空港 エアアジアD7 1便14:50(35分遅れ)/関空到着21:50(10分遅れで到着)。

関空22:30のリムジンバスで和歌山へ。
家へ着いたのは、日付が変わる少し前。ヤマト猛烈な講義を受けて帰りました。ヤマトごめんね!

今回の旅行では、重複を省いて99種と出会いました。良いガイドさんのお陰で、良い旅行でした。また行きたいなあ~