オーストラリア「Perth」旅行で感じたこと | ||
遠慮と配慮 |
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探鳥旅行は、ガイドさんを含めて6人です。 探鳥に使った車は、3列8人乗りです。ガイドさんは運転手を兼ねるので場所は一定です。 ・1列目助手席が最高の席 ・2列目は3人、両側の窓は開きます。中央席は、窓側より窮屈ですが「何方でも見られる」メリットがある ・3列目は酷く汚れた窓はあるが「開かない」ので、探鳥には最悪の席。 これを5人でローテンションなのですが、この辺りで「人間性」が出てくる。 関東勢3人のうち、お一人は80代後半の最高齢で、少し体も不自由です。 第2列目左側になると、3列目の乗り降りのため「イスを移動させる」役目が出る。これがキツイのはよくわかるので、彼女がそこに当たると「席の交代」をするように配慮した。また私や家内が助手席に当たる時は、彼女と交代するよう心掛けた。お陰で、私は旅行中一度も助手席に座ったことがないし、半分は3列目でした。 多くは、目的地に着くと車から降りて探鳥するのですが、極めて臆病な野鳥の場合は、車に乗ったままになる。 かなりの珍獣に出逢ったときもそうで、窓からの撮影です。3列目の私は「極悪のガラス越しに見る」だけで、写真など論外です。誰もかれも夢中で「自分中心」です、私のために「一瞬でも場所を譲ろう」とはしない。流石に、これを見かねたガイドさんが声を上げたが、効果なし。もう、私はハナから諦めです。 仕事上、プロジェクト全体を見て「指揮」する立場だったのが、習い性になっている。むしろ「自分中心で回りが見えない」人が普通何だろうと思う。こんな時でも「周りに気配り」する自分が、ちょっと悲しい! |
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