オーストラリア旅行で感じたこと
capeyoke
オーストラリア訪問は2015年以来で8年ぶり4回目となります。
前回までは、ケアンズを起点にした探鳥ですが、今回はケアンズから800㎞離れたアイアンレンジを目指しました。

オーストラリアの国土は、日本の20倍です。
オーストラリアの全図で見れば、ヨーク半島は「小指の先」ほどですが、それでも日本の本州くらいはある。

ヨーク半島の先端までは、ケアンズから1000㎞を超える。今回の目的地は、リバーフィールドを経由してアイアンレンジです。その距離800㎞の行程になります。

古代、ヨーク半島はパプアニューギニアと切り離され、ここに熱帯雨林が残された。気候は、パプアニューギニアと同じで、野鳥の種類もパプアニューギニアと共通するそうです。それだけに、オーストラリア全土から見れば「特異なポイント」なわけです。ここでしか出会いない野鳥が多く、バーダーの聖地の一つになっている。

ケアンズを出発し、途中探鳥をしながら、二日掛けてアイアンレンジへ向かいました。トイレ休憩や昼食は、途中にある小さな町(200mくらいで通過してしまう)で行います。
これかか「オーストラリアで感じたこと」を、順を追って紹介していきます。
まだ未舗装の多い「capeyoke開発道路」を走ります。
この道路、原型を作ったのは「米軍」です。時は太平洋戦争のさなか、日本への「反撃拠点」に選ばれたのがヨーク半島でした。今は民間空港になっていますが、ここから出撃した攻撃機によって「ラバウルは壊滅」しています。
図らずも戦地を巡ん旅にもなりました。