オーストラリア旅行で感じたこと
運転免許
オーストラリアの国土面積は日本の20倍、それが「6つの州と2つの準州」に分かれています。
州の権限は、日本人には想像できないくらい強いようで「連邦国家」と考えた方がよさそうです。そんな一つに「運転免許」があります。

なんと!
 ・国家としての「運転免許はない」
 ・運転免許は州単位で、他州では無効
 ・複数の州の運転免許は持てない。
他州へ行くときは、自州の運転免許を「停止」して、他州の免許を取得する必要があるそうです。
それでは「物流業は困るにのでは」と尋ねたら、特別な許可制度があるそうです。ただ、州境に住む人への簡便はないそうで「州境で物々交換(隣接州へ買物へ行けないので)」して、生活をしているとか!これには呆れました。

太田さんはクイーンズランド州です。今回のcapeyokeは、800kmの移動距離でしたが、それでもクイーンズランド州内です。如何に、1つの州が広いか分かる。
次回の計画の「パース」は、ケアンズと飛行時間で5時間離れています。当然、太田さんの各種資格は「無効」だと思う。いかなる「裏技があるのか?」興味がありますね!

左ハンドル車は禁止
オーストラリアは英連邦の国です。道路は左側通行で、車は右ハンドルです。
左側通行は日本と同じですが、左ハンドル車は「例外なく禁止」だそうです。なにせ、車の生産をしていないオーストラリアですから、全て輸入車です。言い換えれば、オーストラリアへ輸出する車は「右ハンドル仕様」で作るわけです。それに反発しているがアメリカです。

アメリカ車は左ハンドルの完成車で輸出し、オーストラリアの工場で「一旦バラして右ハンドルに改造」してから販売だそうです。当然、相当な割高に付くわけで、販売で苦戦している。
まあ、アメリカも頑なな国ですね!アメリカで右ハンドル仕様にして輸出すれば済む話ですが、意地でもしないのでしょう。

そんなアメリカですが、超大型車では独壇場だそうです。
オーストラリアで1番売れているのは「トヨタのランドクーザ―」ですが、排気量6リッターで2千万円以上するアメ車がよく売れているそうです。