12月10日
 12月10日(月) バス走行距離260㎞
5時半起床、朝風呂に行く。おそらく硫黄泉もあるともうのですが、薄く白濁しており、ここの温泉はとっても良い。
6時半から朝食。昨夜と同じ場所でバイキング。温野菜ジュースの綺麗さに騙されて2種類吞んだが、キツかった。
ホテルでチェックアウトを済ませ、8:15出発
(今回も遅刻者ありで、8:30になった)
ホテルから5分ほどで「地獄谷」到着。
本来の登り温泉は「ここが源泉」だそうな。残念ながら本物は体験できず。
それにしても「硫黄」採取が出来る場所は、不思議に『地獄谷』または『地獄』という。私は知っているだけでも、別府・箱根・弟子屈がある。

本日2ヶ所目の観光は「昭和新山」
2016年9月以来2度目の訪問。前回は「探鳥が楽しめた」のですが、今回は「雪また雪」木の実もなく、餌がなければ野鳥もいない。僅かに出会ったのは、カラスとスズメでした。

同行の皆様は「クマ牧場」へ足を向けているのに、私達だけは「雪に踏み込んで」野鳥探しでした。

雪をかぶった有珠山がとても綺麗でした。


バスは阿寒湖が一望できる展望台へ。
残念ながら、展望台(土産物店)に到着したころは、ガスで「真っ白け」何も見えずでした。
私達は、ここでの買い物はせず下界へ。

皮肉なもんで、下界へ下りたら晴れていました。洞爺湖サミットが開かれたホテルが綺麗に見えています。先ほどの展望台は、ここに近いだけに「縁がなかった」のでしょう。

北海道名物「わかさいも」本舗で昼食です。予め注文しており、やや冷めぎみでした。
 ・ホタテおこわ
 ・ホタテの味噌汁
 ・茶碗蒸し
以上で1250円、昼食はパック料金に含まれておらず、別料金です。

食事を済ませ、阿寒湖畔へラッセルしながら歩いて行ったのですが、出会ったのはオオセグロカモメだけ。
やはりこの季節は場所を選ばないと野鳥には出会えない。

「わかさいも」は白い恋人が出る以前は、土産物の王者だったそうです。
当時、北海道ではサツマイモの生産ができず、大きなしろ豆で代用して「芋風味の饅頭」を作ったそうです。
ここでは、旅行社の陰謀に乗ってしまい、結構な量の買い物となりました。
阿寒湖を後にして、大沼湖へ向かいます。
途中、駒ヶ岳が美しく見えていました。


大沼湖国定公園は、大沼湖・小沼湖・じゅんさい湖から成り立っている。解氷面には水鳥がたくさんいたのですが、バスはスルーしていく。

ここでの滞在時間は40分、トイレタイムと団体撮影の時間で半分が消え、湖畔を散策する暇もない。折角野鳥が居るのに、その場所へは辿りつけない。団体のパックツアーとは「かくも不自由」です。

ここでできることは「小腹を満たす」ことくらい。米粉で作られた団子を食べました。これは旨かった!



道の駅「しかべ間歇泉公園」へ
ここでも皆に背を向けて、海岸線へ。残念ながら出会えたのオオセグロカモメだけ。

僅かな残り時間で「温泉卵」に挑戦。しかし、集合時間までは僅かで「超半熟の卵」になりました。それで、夫婦で5個、しっかり頂きました。
いささか柔らかすぎましたが、美味しかったです。

バスは、函館へ向けてひた走る。本日一番のロングランです。

函館山から函館港の夜景を楽しみます。今回の旅行で、私はこれを楽しみにしていました。雪はチラついていましたが、視界は良好で、とてもラッキーです。今では「日本三大夜景」の選から漏れてしまったそうですが、これは素晴らしい!

もう芋の子を洗うような混雑ですが、数年前に更新されたケーブルカーは125人乗りで、5分間隔の高速運行で、見事に観光客を捌いていきます。



ケーブルカーで下ってから、足元に注意しながら「元町」散策です。





今夜の宿泊は、湯の川温泉海羊亭です。予定は押しに押して、19時半到着でした。
夕食会場は、20時まで入らないといけないので、部屋に荷物だけおいて、レストランへ。

今時珍しい「畳+布団」の和室です。
昨日のホテルもそうでしたが、没落ホテルを誰かが再生したようで「今は団体で食っている」ことはよく分かるホテルです。

着替える時間もなくレストランで食事。
その後、やっと温泉へ行きました。
温泉は無色透明の「塩水泉」残念ながら、余り温泉気分にはなれませんでした。


今夜もバイキング。そして今夜も「食べすぎ」です!

温泉で体重計に乗ったら、僅か2日で「2㎏オーバー」でした。
食事と風呂を済ませたら、もう23時近い。明日も早いの、速攻で爆睡です。