冬の道東『野鳥三昧』 | ||||||||||||||||||
旅行行程と出会った野鳥たち | ||||||||||||||||||
早朝に和歌山をスタート。10時半「たんちょう釧路空港」に到着し、ポロト案内舎(地図上□印)・日高さんと合流。その足で探鳥開始です。 この日のコースは、温根内(バードテーブルに集まる野鳥たち)⇒鶴居村(タンチョウ・オオハクチョウ・キタキツネたち)⇒コッタロ湿原⇒塘路湖⇒厚岸湾および厚岸湖⇒霧多布湿原を通過して浜中で夕食。ポロト案内舎泊 2月21日 6時半起床、浜中湾探鳥。8時朝食(洋食)9時探鳥に出発。 この日のコースは、風蓮湖(オオワシ・オジロワシ)⇒道の駅「スワン44」で土産の発送と昼食)⇒春国岳(しゅんくにたい)ネイチャーセンター(バードテーブルに集まる野鳥たち)⇒歯舞港と納沙布岬(海鳥をたっぷり堪能。少し観光気分も)⇒オホーツク海側を通って浜中へ 浜中町営の温泉でゆっくりして、お造りをアテに一杯(これが夕食)。ポロト案内舎泊 2月22日 6時半起床、ポロト案内舎のバードテーブルで探鳥。8時朝食(和食)9時探鳥に出発。 この日のコースは、霧多布港⇒霧多布岬(海鳥と、ちょっと観光気分)⇒霧多布湿原展望⇒琵琶瀬湾(国鳥:コクガン)⇒火散布沼(ひちりっぷぬま)(カモやカモメの仲間に多く出会う)。これで、日高さんのガイドは終わり。標茶よりJRで釧路に向かう。 釧路駅にて昼食。釧網線で美留和に向かう。途中「SL冬の湿原号」とすれ違う。 美留和駅にて、きらの里すばる(地図上□印)久郷さんの出迎えをうける。夕方、美留和の森を散策、残念ながら野鳥は期待できないと判断、翌日は「観光」と決めた。 旅行中、素敵な料理に初めて出会う。温泉と食事がおすすめの宿です。きらの里すばる泊 2月23日 6時半起床、朝風呂を楽しむ。朝食(和食)は8時で、それまで窓越しバードウオッチング(バードテーブル)を楽しむ。観光スタートは10時の予定なので、美留和の森を散策。まさかの「ヤマセミ」に出会い、観光は急遽中止。 昼食はJR摩周駅まで出かけ、その帰りに美留和川で車を降りる。そのお蔭でヤマセミにいつでも出会える場所を発見。夕食はお酒にピッタリのメニュー、同宿の方とすっかり友達になり、すばるのご夫婦と遅くまで歓談。きらの里すばる泊 2月24日 6時半起床、朝風呂を楽しむ。朝食(洋食)は8時で、それまで窓越しバードウオッチング(バードテーブル)を楽しむ。帰路につくのは12時の予定なので、ヤマセミに会いに行く。 帰路は、標別駅まで送っていただき「SL冬の湿原号」で釧路へ。釧路から羽田経由で関空へ。B787運航停止のあおりで機材不足に悩むANAの苦しい事情を感じた。23時帰宅 北海道の冬は「野鳥が少ない」という。
こんな理由で、北海道で越冬する野鳥には厳しい生存環境になる(多くの野鳥は「冬鳥」として本州へ渡る)。 山野鳥なら、バードテーブルや野鳥保護地の餌場以外で出会うことは無いという。水鳥は、氷結していない水面を求め、漁師のおこぼれで生き延びる。 野鳥趣味の幅は広く、宗教で言うなら「原理主義」に近い人もいる。〜人間は野鳥と関わるべきではない〜という考えで、私のように「餌場・水場・餌木」を用意して、野鳥と接する者は唾棄される。 しかし「人間と関わらない野鳥程減少している」という現実がある。この度の、冬の道東ではそれを実感した。 想像より遥かに多くの野鳥と出会えたのは、バードテーブルと開氷水面にポイントを絞ったからであろう。 |
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冬の道東『野鳥三昧』で出会った野鳥たち(赤字はお初)
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