170622(水)雨
少し朝寝坊ですが、5時半に起きました。
~外は雨~予報通りです。

朝風呂で目を覚まさせ、雨具に身を固め散歩に出ました。
静寂な風景に見えますが、セミと虫の鳴き声が案外多い。
時折聞こえる「野鳥の声」に向かって歩きました。

1時間ほど歩いたのですが、写真にはなりません。
それより、すばるのバードテーブルにやってくる、
 ・シメ
 ・ウソ
 ・アカゲラ
 ・ハシブトガラ
これらを雨に濡れる窓越しに眺めているのが楽しい。

朝食は和食です。
メインのお皿に何種類ものおかずが並び、
 ・焼き魚
 ・とろろ(この付近の名物らしい)
 ・蜆の味噌汁
 ・温泉卵
 ・海苔と香の物
ご飯を2杯も食べてしまいました。

事前の予定は何もありません。何処に行こう…と悩んだのですが、雨に閉じ込められて、宿に籠っていても始まりません。小清水の原生花園へ行こうと出発しました。
原生花園の手前にある濤沸湖に立ち寄りました(流石は「晴れ男」で、この時は雨がやみました)。

ラムサール条約に登録された湿原を持つ湖です。花も野鳥も豊富なのですが、余りにも立入ることが出来ません。

保護が優先されて、人が除外されてしまった感が強いです。
 ・オオジュリン(写真)
 ・コヨシキリ
 ・ノビタキ
 ・ノゴマ
営巣中の野鳥も多く、人が近づくのをけん制するため「わざと目立つ」ことも多い。
足元から飛び立った「赤い鳥」は何だったんだろう?コジュケイに似た大きさと色ですが、生息環境が合わない。

それにしても寒い。
ダウンの上にアノラックを重ね着してやっと寒さをしのぎました。

原生花園と向かい合う形で、濤沸湖への木道(写真下)が出来ていました。ただ、余りに奥行きがない。せめて湿地に到達する木道が1ヶ所は欲しい。

小清水原生花園は花がいっぱいです!
今年は「花が遅れている」そうですが、あまり期待していなかっただけに「望外の喜び」です。


この期間の「小清水原生花園」には、花ガイドのボランティアさんがいて、求めれば詳しくガイドしてくれます。
パンフに印刷された花の半分も見つけられませんでした。これもガイドさんに尋ねれば案内してくれたと思うのですが、独占も出来ず「クロユリ(写真)」の場所だけご案内いただきました。

原生花園で営巣中の野鳥も多く、大砲(巨大な望遠レンズ)を持った人も多かった。
もう雛が巣立つ頃で、両親が餌をせっせと運んでいます(写真はノビタキのつがい)。
それでも、人がいると「巣を特定されまい」として、巣に行きません(人間はとっくに場所を知っている)。
長居は迷惑なので、出来るだけ早く去るようにしました。

ここで、突然「こんにちわ」とお互いに声をかけた人がいる。
大阪在住の人で、昨年5月に「沖縄の探鳥地」で出会った人です。日本の両端で出会うなんて、探鳥趣味の世間は狭いのですね。
「では、また」と言って別れましたが、次はいったい何処でしょうね?

追記
「花」と「野鳥」は別のページに編集して掲載します。

遅い昼になりました。
小清水原生花園近くの「道の駅」で食事にしました。ところが、これが私に災いをもたらせました。

私は、カツカレーを注文しました。
家内は、ホタテてんぷら蕎麦(これはまことに旨そうでした)とジャガイモ団子(写真下)を注文。この団子を、とても食べきれないからと、途中から私に回してきました。

一口食べて「ヤバい」と思ったのですが、何とか食べ終わった頃に、カツカレーが届きました。こちらは半分残しました。
正直言って「揚げ油が良くない」と感じました。
時間的にはまだ早いので、道の駅で地ビールを購入し、宿で呑むることにしました。
「すばる」に帰ったのが16時頃。地ビールを飲み始めた頃から気分が悪くなってきた。2本買った地ビールも、1本は「すばるへの置き土産」になりました。ビールは途中で諦め、横になったのですが「吐き気」が収まりません。
18時からの「フルコースの夕食」が、昨日に増して豪華でしたが、箸を付けることもなくリタイア。これが一番の残念な出来事になりました。
旅行用の薬パックから消化薬を服用。夜中になってやっと収まったので、温泉に入り、この日は終わりました。