久しぶりに北海道
8月23日
 8月23日(日) 
7:00 すばるで朝食(洋食)

朝風呂を楽しみ、出発準備を整え、朝食までの時間を窓越しウオッチング。
すばるのバードテーブルにやって来るシマリスや小鳥達(ウソ・ハシブトガラ・シジュウカラ・キジバト・アカゲラ)を楽しむ。特に、関西で見ることができない「夏羽」や「幼鳥」が面白い!


今日の行程は、8:00キラの宿すばる⇒ウトロ⇒観光船オーロラで知床半島先端まで往復⇒以久科原生花園(比較的花が残っっていました、ただ人は私たちだけでした)⇒知床博物館(野鳥関係の資料が多く、野鳥ファンにはお勧めです)⇒すばる

知床観光船オーロラで、知床半島先端まで観光です。乗船手続きを済ませて10時出航です。
これからクルーズする範囲は「入場禁止」のエリアです。海からでしか、知床半島を見ることが出来ません。この条件を逆手にとって、小説では「バトルの場」としてよく登場します。小説のシーンより「ずっとロマンを感じる風景」で、私は感動して眺めていました。PRにあるような、珍しい海鳥や海岸にやって来るヒグマには出会えませんでしたが、写真で紹介します。

ウトロ港を出港。半島全体が絶壁です、これは河岸段丘であろうか?高いところでは100mあるそうです

これは「象岩」特徴ある岩には名前が付いていました

断崖には洞穴が目立つ。中には「居住跡」もあったそうです

知床半島最高峰「羅臼岳」が見える


半島先端はずっと先


こんな「滝」もいくつかある。貴重な生活の水であったようです

「硫黄山」昭和11年の大噴火では、硫黄純度95%の溶岩流が流れたという

知床半島は沿岸は今も「最高の漁場」です
広く「定置網」が設置されておlり、猟師のための番屋がある


知床半島先端が見えてきた。船はここでUターンです

観光船のクルーズ時間は4時間半。船内にビールは売っていますが、レストランはありません。

そこで、すばるの亭主にお願いして「握り飯」を作ってもらいました。

握り飯をほおばり、流氷ビール。このビール「流氷」のイメージで作られたもので、ブルーのビールです!
お味は、うむ~普通のビールの方が美味しいかな…

帰路は、揺れに任せて「お休みタイム」でした。

ウトロを後にして、以久科原生花園へ。ここは以前、ホオアカに出会った場所です。但し、季節は1月遅れです。
夢よもう一度はならず、出会ったのは
 ・ノビタキ
 ・オジロワシ
 ・キジバト
 ・オオセグロカモメ

花も、そこそこ残っていました。


これで帰路についたのですが、途中出会ったのが「知床博物館」です。急ぐ旅でもないので、立ち寄りました。
永らく展示のリニューアルをしていない様子ですが、当初の展示は「野鳥に重点を置いた」ようで、なかなか見ごたえがありました。
特に「標高別にはく製の野鳥」を展示したコーナーは、生息域と個体の大きさを分かりやすく展示していました。

ただ、現在の係員に伝承されていないようで、質問をしても「分らない」だけでした。もったないですね。

ここで、ケガで保護されたオオワシとオジロワシが、治療を兼ねて飼育されています。これも、見ごたえマりますね!



17時にすばるに帰着。
今夜の宿泊は私たちだけで「亭主と酒盛り」に決めていました。川湯温泉にある居酒屋へ行き、しこたま呑んでしまいました。気が付けば「写真は1枚も撮っていなかった」そんな分けで、何もネタがありません。