サロマ湖へ
7月4日
 7月4日(日)晴れ
今年7月から、peachが女満別便を就航した。早速予約したのですが、peachの都合でいきなり運休。そんな分けで、この日の出発になりました。

7:20に家を出てマイカーで関空第2ターミナル駐車場へ到着、満杯の駐車場に戸惑う。
どうやら間引きだらけのリムジンバスが余りに不便だかららしい。それでも、乗客はかなり多かった。
peachMM121便(9:10定刻フライト)で女満別へ向かう。
機体は「特別仕様の外装」だそうです。ただ、内部は普通のpeachでした。
前日に購入しておいたパンを、フライト中に機内食べる、これが「昼食」です。相変わらず簡素なものです。

女満別11:15定刻着。レンタカーで出発。途中、電線止まりの野鳥を楽しみながら、能取湖畔を経由してサロマ湖へ向かう。

サロマ湖に向かう途中にあった道の駅。

海鮮を専門に扱うところで、パンだけでいささか空腹な私は「何か食べたい」と思ってお店に入った。
ここで買い物をして「自分で焼いて食べる」コーナーはありましたが、そこまでの時間はない。

家内曰く「このお店は安い」そうで、自宅へ送る土産を注文。今が旬の北海エビ、ホタテ、ホッケを急速冷凍して送ってもらうことにしました。

サロマ湖到着です。私には初の訪問地です。

サロマ湖はとても広い。本当はサロマ湖畔で宿泊予定でしたが「客が余りに少ない」という理由で、ホテル側からキャンセルされてしまいました。
そんな分けで、この後70km以上の移動が必要なため、時間に限りがありました。

そこで、ワッカ原生花園を歩いて花を見たい私と、ワッカ原生花園を電動自転車で走り回り「野鳥を写したい」家内は、別行動にし、上手く棲み分けしました。
地図で表示(茶色線)で10kmあり、電動自転車利用者が多かったですね。

 ワッカ原生花園
ワッカ原生花園は、1年を通して約300種類以上の草花が見られる原生花園です。見頃は6月中旬~7月中旬頃あたり。主な花は、エゾスカシユリやハマナス、センダイハギなど。また、9月中旬頃にはアッケシソウが紅葉し、地面が赤く染まったような美しい景色も見られます。ワッカ原生花園は主に自然に咲く花を楽しむ場所ですが、オホーツク海とサロマ湖に挟まれた砂洲さすであるため、海や湖、また二つの景色を同時に楽しめる場所でもあります。ちなみにアイヌ語で「ワッカオイ」の通り、砂洲でありながら飲み水が湧き出す貴重な場所です。







とっても寒いので、重ね着をしての散策です。
野鳥や花を写しながらの1時間半。まったくの消化不良でした。せめて3時間は歩きたかったなあ~

ワッカで出会ったキタキツネ。おねだりキツネでした。やせ衰えており、気まぐれな餌やりの犠牲者です。

この旅行では、複数の原生花園を訪れています。「花」は別ページで編集します。

野鳥は、その日に出会ったものを簡潔に掲載していきます。
 ・ノビタキ(夏羽)
 ・ベニマシコ
 ・アオジ
 ・スズメ
 ・キビタキ
 ・オオジュリン
 ・ノゴマ
 ・ハシブトガラス
 ・カワウ
 ・アオサギ
 ・トビ
 ・オオセグロカモメ
 ・アオサギ
 ・オオジシギ(写真にならず)


ノゴマ

キビタキ

ベニマシコ

ノビタキ(夏羽)

オオジュリン(夏羽)

アオジ

スズメ(結果的に貴重な1枚でした)

カワウ(ウミウかもしれない)

ハシブトガラス
17:00ホテル着/北天の丘 あばしり湖 鶴雅リゾート泊 0152₋48₋3211
代替で指定されたホテルです。料金はスライドではなく、結構高くなりました。
このホテルに泊まるのは2度目です。以前泊った時は「中国人ばかり」でしたが、ただただ騒がしく下品な行動(バイキング料理を奪い合うなど)に良い印象は持っていませんでした。
しかし、今回は「中国人のいない」静かな「高級ホテル」でした。バブル期に造られたもので、広い共用スペースに質の良い仕上です。バブルは、建物に関して言うなら「良き季節」でした。

良い温泉がありましたが、前回は記憶にない。なんでやろ?(中国人ばかりに嫌気がして大浴場に行かなかったかも)
9階建ての最上階、網走湖が一望できる良い部屋です。
ただ、9階の宿泊は私たちだけでした。
ここにも、新型コロナによる「観光業の苦境」が見て取れました。

旅行中、最高のホテル(質も料金も)になりました。
久しぶりの「贅沢」でした。
老夫婦のささやかな贅沢が、ホン少し貢献できればと思います。
料理は「バイキング料理」でしたが、かなりグレードが上っていました。
各所で、シェフが調理しており「出来立て熱々」が楽しめました。

バフンウニは追加注文(5000円)メチャ旨かった!

しかし、すっかり「胃袋が縮み」バイキング料理も、口が欲しがるほど多くは食べられ無かった。と言いながら、2ヶ月間のダイエットが無に帰す量でした。
地酒を2合戴きました。これは、ホテルを変えてもらったお詫びということで無料でした。
寝る前にもう1度温泉に入り、9時には爆睡でした。