サロマ湖へ
7月5日
 7月5日(月)曇りのち雨 
3時には夜が明け始める北海道。4時から朝風呂に入り、散歩にでた。
麦畑が目になんとも爽やかに映る。その代わり、まあ~その寒いこと!

散歩で出会った野鳥は
 ・ニゥナイスズメ:ニュウナイスズメはめったに出会えないはずなのに、旅行中出会ったのはニュウナイスズメばかりでした。
 ・ハシブトガラ
 ・ヒガラ
 ・トビ
 ・カワラヒワ
 ・キジバト
 ・カワウ
 ・ヒヨドリ
 ・ノビタキ

麦畑とホテル

ハシブトガラ(幼鳥?)



ニュウナイスズメ(♀には明確な眉班がある)

ヒガラ

ノビタキ
散歩から帰ったのですが、朝食は7時からで、まだ30分ほどある。
館内の共有スペースで暫し休憩です。

バードテーブルでは、エゾリスが黙々と食事中でした。

流石は「バブル期の建築物」です!
広い共有スペースに「巨大な1枚板のテーブル」です。
夜は、バーカウンターになるようで、爆睡しなかったら「いっぱい呑みたかった」なあ~


朝食は7時から。
私は洋食、家内は和食を選びました(和食素材の方がグレードが上でした)。
料理を見れば「何処にでもある」と思われそうですが、一品一品の質が違う。やっぱりここは豪華な食材です。

普段は「質素な生活」で、ハイソな世界に詳しくはありませんが、それでも「レベルが違う」と分かる。
出来れば連泊して「もっと食事を楽しみたい」と思いました。
うふふ…ここの1泊費用が他の3泊合計とおぼ同じ、これでは全く予算オーバーになります。

チェックアウト後「さくらんぼ狩り」へ。
ホテルからほど近い場所にあり、以前に偶然行ったことがあって、今回の旅行目的の一つになっていました。
 ・入園料700円/人
これで、園内ならイチゴとサクランボが食べ放題。ちなみに、イチゴの方が人気だそうです(和歌山ではイチゴは珍しくないので)。
 ・摘んだサクランボは120円/100gで買い取り。家内は1.4㎏の購入でした。

見た目は大粒で奇麗なのですが、甘さは「数倍My畑が上」でした。


園内で出会ったアカゲラ/生石で出会うアカゲラより小さく感じたので、まだ出会ったことが無い「コアカゲラ」を期待したのですが~コアカゲラ体長16㎝~ここまで小さくはなかった。
これで、濤沸湖と小清水原生花園へ向かいます。

以前は濤沸湖(写真上)に、木道があって花を楽しむことが出来たのですが、木道の老朽化で閉鎖になりました。
作る費用は出ても「メンテ費用は続かない」行政システムの問題だろうね!

小清水原生花園駅に、珍しく電車が到着。こんな写真はめったに撮れない。

もう何度も来ている小清水ですが「年々花が減っている」印象がぬぐえません。今は1年でハイシーズンのはずですが、思ったほど咲いていませんでした。

昨日訪問した、ワッカ原生花園の方が充実していました。南北50kmほど両者は離れていると思うのですが、花期が随分違うようでした。

以前は「野鳥も多かった」のですが、こちらも減りました。出会ったのは
 ・ノビタキ
 ・ヒバリ



ノビタキ(♀)

ヒバリ

以久科原生花園
あまりの寒さで、アノラックを着用しての「小清水原生花園」でした。

小清水を後にして、以久科(いくしな)原生花園へ向かう。
その途中の道の駅で昼食。
餡掛けラーメンを注文。冷えた体にはありがたい。美味しかったのですが、あまりに量が多く半分残す。「二人で1杯で良かったね」と夫婦の会話でした。
以久科原生花園に到着。
ここへの訪問は3度目ですが、荒れていくばかりです。
事実上の閉鎖状態で、ほんの少し歩いただけで引き返しました。

今年の北海道は「ヒグマ出没情報」が多く、要注意です。ここ、以久科原生花園も雰囲気は結構物騒です。
今日の予定はこれで終了です。
このまま宿へ向かっても早すぎるので「知床峠」へ向かいました。

狙いは峠でしかであない「ギンザンマシコ」です。峠へ向かう途中から「嵐の様相」で、峠では「暴風雨」でした。視界もまるでなく、車から降りることも無くUターンしてウトロへ向かう。

途中、知床自然センターで休憩。
https://center.shiretoko.or.jp/
一昨年、模様替えがあったそうで、雰囲気がまるで変っていました。
丁度、知事が鈴木氏に変わったことで、鈴木イズムに沿ったものなのでしょう。

以前の展示スペースの大半が「ノースフェイス」の店舗に変わっていました。
ネイチャーガイドグループのコーナーもあったのですが、完全に「商業ベース」に変わっていました。観光パンプも全て「有料」で、自然センターと言えども「独立採算」を課せられたのかな?

ノースフェイスで、孫の土産を買いました。
リュックサックとTシャツでほぼ1万円の買い物。それに対し、店員は「袋は有料で50円です」という。思わず「いらん!」といっらた、そのまんま渡された。まあ、アホな有料化で「おもてなし」は消えたなあ。
それでも、あまさ控えめのシフトクリームがとても美味しかった。

雨の中「フレベの滝」への遊歩道を歩いてみた。しかし、流石にこの看板は怖い。ここでUターンしました。


15:00 ホテル季風クラブ知床チェックイン 0152₋24₋3541
木造2階建てで、外観はペンション風。でも部屋数が多くホテルです。ただ、家族運営と言う点でペンションに近い。

部屋は2階で、大きなトランクを階段で持ち上げた。部屋の大きさは、今回の旅行で最も狭く、荷物を置くのも工夫が要った。コンセントは2ヶ所しかなく、まずは「配線工事」です(いつも旅行用に用意してある)。PCやカメラ、そのバッテリーなど同時に5ヶ所は必要です。これからの宿泊施設に必須のものは「充電できる」ことだろう。
窓から隙間風が入る、その風の冷たいこと!7月これだと「真冬はたいへんだろう」と家内と話した。分厚いカーテンで隙間風を遮る。ウフフ…後で見直したら「写真が1枚もない」どうも、写したい気にはならなかったみたいです。

夕食は6時から。それまで温泉に入る。北海道は、何処へいっても「温泉が楽しめる」のがいい!

夕食です。
指定時間に食堂へ。
テーブルには料理が並んでいる。中央の金色の鍋は「天ぷら鍋」です。
その脇に「ネタが串刺し」で奇麗に並んでいる。自分でころももをつけて「自分で揚げる」

よく考えたモンだと私は感心した!
暖かいものは「自分で揚げる天ぷらだけ」で、他は「作り置きできるもの」が並んでいる。家族経営で、コンパクト経営するならこれだろうと思った。
焼き魚は「二者択一」で注文を聞かれました。
私は「桜鱒」を注文。これは「焼きたて」を戴きました。

〆は、ご飯・ホタテの味噌汁・漬物です。
もうこの頃はお腹いっぱいで、桜鱒と味噌汁を頂きました。上手く工夫された料理を、美味しくいただきました。

食後もう1度温泉に入り、翌朝は「早朝出発」なので、9時には爆睡でした。