サロマ湖へ
7月6日
 7月6日(火) 雨のち雲り
今の北海道は3時に夜が明ける。4時起床。朝風呂に入って出発準備。昨夜、コンビニで購入しておいたパンで朝食を済ませ、5時にチェックアウト。知床峠へ向かいました。
下界は曇りでしたが、標高が上るにつれて嵐の様相。
峠では「ギンザンマシコに出会えるか」の期待は、あっけなく崩れました。

知床峠で、雨具に身を固め外へ出てみました(写真の状況)。風が強く横殴りの雨で、一瞬で諦めでした。

7年前の今頃、濃霧の知床峠でギンザンマシコと出会いました。濃霧で野鳥も安心していたようで、ほんの数メートルの至近距離でした。「夢よもう1度」はないもんやなあ~
そのまま羅臼へ向かって下山。途中にある、誰でも利用できる露天風呂「熊の湯」は、生憎閉鎖中。この付近では「ヒグマの被害」が相次いでおり、その影響かもしれない。

下山しても、太平洋側は「悪天候」のマンマです。羅臼到着も6時過ぎ、まだ時間が早くてどの施設も開いてはいない。やむなく野付半島へ向かう。
途中、尿意を催し難儀した。やっと見つけたコンビニ(北海道最大のコンビニチェーン)は「感染防止のためトイレの使用は禁止」と連れなく断られた。何とも酷い話です!なんとか公園のトイレを見つけ用を足す。

ゆっくり探鳥しながら、野付のネイチャーセンターへ9時に到着。途中出会った野鳥は、
 ・コヨシキリ 
 ・オオセグロカモメ
 ・カワウ
 ・オジロワシ
 ・アオサギ
 ・ノビタキ
 ・カワラヒワ
濡れそぼった野鳥は、些か哀れに見えました。


雨に濡れそぼりなんとも哀れなオジロワシ


ノビタキ


雨にも負けず鳴き叫ぶコヨシキリ
野付半島のネイチャーセンター到着も、まだ9時まで時間があり、オープンしていない。
ネイチャーセンターから先へ行く道路に道路にバリケードがないので、行ってみることにした。あまり野鳥はいなかったのですが「鹿のファミリー」に出会いました。すっかり人慣れしているのか、特に警戒もされません。


時間調整を済ませ、ネイチャーセンターに駐車したのが9時。雨は全く止む様子はありません。

家内には ネイチャーセンターで待ってもらい、私は雨合羽で武装。
雨が降り続くなか、原生花園を1時間散策しました。だが、残念ながらここでもクロユリは終わっていた。

所詮は携帯用の簡易な合羽、途中から雨が侵入、中までしっかり濡れた。気温13度、濡れた衣類を体温で乾かすのはキツかった。

野付を11時に出発し、今日の宿泊地「美留和」へ向かう。移動途中、スーパーで弁当を買い、これが昼食。
美留和到着13:15、これではいくら何でもチェックインが早すぎる。
この頃は雨も上がり、美留和の農道で探鳥。案外ここが野鳥の宝庫です。
 ・ベニマシコ
 ・ノビタキ
 ・アオジ
 ・ニュウナイスズメ
 ・ハクセキレイ
 ・カワラヒワ
 ・シジュウカラ
 ・ハシブトガラス
 ・カッコウ(声)
 ・オオジシギ(声)
15時を過ぎると、鳥の出が一気に悪くなる。朝が早い分、夕方も早い。




ノビタキ

ハクセキレイ


アオジ(関西で見るより黄色が濃い)


ベニマシコ
15:30キラの宿すばる到着 015‐482‐2224

北海道での定宿で、すっかり慣れたものです。
普段通り、部屋で配線工事を行い「各種充電開始」です。それから温泉へ入り、湯食までのんびりです。

西洋料理を堪能ですが、すっかり「胃袋が縮み」完食はならず
17℃の日本酒に酔いつぶれ、早々と爆睡でした。