サロマ湖へ
7月7日
 7月7日(水)曇り時々小雨
5時起床。
朝風呂の後散歩に。散歩しながら、昨年と野鳥の種類がまるで違うことに驚きです。
美留和の森にどんな変化があったのだろうか?
出会った野鳥は
 ・ウソ
 ・シメ 
 ・アオジ
 ・カワラヒワ
 ・キビタキ
普段なら出会うはずの、ハシブトガラ・シロハラゴジュウカラ・エナガ・コゲラ・アカゲラがいない。

散歩中に出会ったのがこの猫。

痩せこけて毛並みも悪い。お腹が空いたと鳴くが、何も持っていない。

美留和は高級別荘地ですが、常に住んでいるのはペンションくらい。野良が暮らしやすい環境ではない。きっと、ここへ捨てられたのだろう。

ファインダーではアオジと単純に思ったのですが、お腹の白さ亜種シベリアアオジにも似る

ウソ

キビタキ(幼鳥みたい)
7時半から朝食。この日は洋食でしたが、余りの空腹で「写真を忘れて」食べてしまった。
朝食後、電線鳥を見ながら津別へ向かう。
途中、給油をしたいのですが、グーグルで検索すると、最寄りでも25km先の津別市街地です。
屈斜路湖に別れを告げて、約12kmの山道で峠越えです。
ガソリンメータのバーが減りだし、目的地をスルーしてGSへ向かう。GS到着時は赤ランプが点灯していました。
クリンソウを求めて、津別「21世紀の森」公園は行ったのですが、ここではありませんでした。
折角来たのだからと、散策したのですが…
どうも整備不足です。野鳥観察小屋は立ち入り禁止になっていました。

旅行中感じたことですが、作ったけど維持費が回らい施設が多いと思いました。
クリンソウを求めて「森つべつ」へ10kmほどバックです。
ただ、クリンソウは「先週終わった」そうで、僅かに残るばかりでした。





クリンソウが自生する森は、とても奇麗です。これで、クマの危険性が無ければ良いのですが…鈴をなしながら歩いたのですが、だんだん怖くなり引き返しました。
クリンソウは、僅かにあった自生種を「繁殖したもの」だそうです。とは言え、立派に「群生地」になっています。花期のピークを逸したのがとても残念です。

森つべつのホテルで昼食。
その後帰路につきました。
それでは「電線鳥」等の紹介です。
 ・ノビタキ
 ・ベニマシコ
 ・アオジ
 ・ニュウナイスズメ(これがやたら多いのに驚き)
 ・ホオジロ
 ・モズ
 ・アオバト
 ・キジバト
 ・ハシブトガラ
 ・ツツドリ(声)
 ・ウグイス(声)
 ・ハシブトガラス
 ・アオサギ
 ・ゲラ(ヤマゲラと思う)

ベニマシコ

アオジ

モズ



キビタキ(上から♂・♀・若?)

ニュウナイスズメ

ホオジロ

ハシブトガラ

美留和へ帰り道、オンネトー林道をドライブ。非舗装の道ですが野性味にあふれた良い林道です。ただ、ここも熊の出没が多いところで、ぶらり散歩を楽しむ勇気はありません。

林道を抜けて屈斜路湖畔「砂湯」で休憩。
砂を掘ると「温泉が湧き出る」湖畔です。真冬でも凍らないので、白鳥が集まる場所として、知られています。

広い駐車場に、観光バスの1台も止まっていない。今の北海道の苦境を示すようです。
ささやかな貢献の意味を込めて、売店でしこたま土産を購入。

これで、 活火山重要観察地点の「硫黄山」脇を抜けて、
宿のすばるへ向かいます。
何処かで、コンビニがあれば「ドリンク」を買いたかったのですが、結局ありませんでした。
北海道はデッカイだけあって、GSもコンビニもなかなかない。

キラの宿すばる到着15時半。温泉に入って暫し休憩です。

19時半から夕食です。この日は3組6人でした。
食後、部屋に引き上げたのですが、ダイニングルームから歌声が聞こえてきました。

東京からのお客様が弾き語りで唄っていました。

私たちも参加し、6人で「雑唱団」です。久しぶりに私もよく歌いました。
明日は帰阪の日です。
買い貯めてきた土産等も、トランクに詰めて荷造り。明日に備えてからは爆睡でした。