サロマ湖へ
旅行行程
新型コロナが猛威を振るいだしたのが昨年1月。もう1年半になるが容易に収まらない。相次ぐ緊急事態宣言で「自粛」続き。人々の気持ちも倦んできています。旅行好きな私たちには自粛は辛いものです。未だ北海道のコロナ過は酷いままですが「万全な抗体を持つ」と確信して出発です。今回は、初めて「道東から北上」します。
探鳥はオフシーズンですが「北海道の花」がハイシーズンです。夏の北海道は「観光目的」です!

今回の旅行を思い立った理由は「peachの女満別就航」です。7月1日就航で、2日の予定を入れたのですが、いきなり運休で「4日出発」を余儀なくされた。更には、楽しみにしていた「サロマ湖畔での宿泊」も、余りに客が少なくて「休館したい」との知らせ。予定変更が続く旅行ですが、さて?無事に済むでしょうか。

 7月4日(日)晴れ
7:20に家を出てマイカーで関空第2ターミナルへ到着、満杯の駐車場に戸惑う。どうやら間引きだらけのリムジンバスが余りに不便だかららしい。それでも、乗客はかなり多かった。
 ・peachMM121便(9:10フライト)で女満別へ向かう。女満別11:15着 
レンタカーで、能取湖畔を経由してサロマ湖へ。途中、電線泊りの野鳥を探鳥。
サロマ湖到着で家内と別行動にし、 上手く棲み分けしました。
 ・ワッカ原生花園を歩いて花を見たい私
 ・ワッカ原生花園を電動で自転車で走り回り「野鳥を写したい」家内
出会った野鳥
 ・ノビタキ(夏羽)
 ・ベニマシコ
 ・アオジ
 ・スズメ
 ・キビタキ
 ・オオジュリン
 ・ノゴマ
 ・ハシブトガラス
 ・カワウ
 ・オオセグロカモメ
 ・アオサギ
 ・オオジシギ(写真にならず)
17:00ホテル着/北天の丘 あばしり湖 鶴雅リゾート泊 0152₋48₋3211
以前泊った時は「中国人ばかり」でしたが、今回は静かな「高級ホテル」でした。良い温泉がありましたが、前回は記憶にない。なんでやろ?
バイキング料理でしたが、かなりグレードが上っていました。バフンウニは追加注文(5000円)メチャ旨かった!しかし、すっかり「胃袋が縮み」バイキング料理も、口が欲しがるほど多くは食べられ無かった。

 7月5日(月)曇りのち雨 
3時には夜が明け始める北海道。4時から朝風呂に入り、散歩にでた。麦畑が目になんとも爽やかに映る。その代わり「まあ~その寒いこと❗」。散歩出会った野鳥は
 ・ニゥナイスズメ
 ・エナガ
 ・ハシブトガラ
 ・ヒガラ
 ・トビ
 ・カワラヒワ
 ・キジバト
 ・カワウ

朝食は7時から。やっぱりここの豪華な食材です。私は洋食、家内は和食でした。
チェックアウト後「さくらんぼ狩り」へ。見た目は大粒で奇麗なのですが、甘さは「数倍My畑が上」でした。

寒さで、アノラックを着用、花と野鳥を求めて「小清水原生花園」へ。今がハイシーズンのはずですが、随分種類が少ないように思います。道の駅で「ラーメンで昼食」余りの多さに半分残す(お味は良かったです)。
更に以久科原生花園へ向かう。残念ながら最近は手入れがされていないようで、早々にひき上げる。

今日の予定は終了で、これでは早すぎるので「知床峠」へ向かう。途中から「嵐の様相」で、峠でUターンしてウトロへ向かう。途中、ネイチャーセンターで休憩。あまさ控えめのシフトクリームがとても美味しかった。フレベの滝遊歩道を歩くが、流石にこの看板は怖い。ここでUターンしました。

15:00 ホテル季風クラブ知床チェックイン 0152₋24₋3541
ホテルというよりペンションに近い。

 7月6日(火) 雨のち雲り
今は3時に夜が明ける。4時起床。朝風呂に入って出発準備。昨夜、コンビニで購入しておいたパンで朝食を済ませ、5時にチェックアウト。知床峠へ。下界は曇りでしたが、標高があるにつれて嵐の様相。峠では「ギンザンマシコに出会えるか」の期待は、あっけなく崩れました。そのまま羅臼へ向かって下山。途中にある、誰でも利用できる露天風呂「熊の湯」は、生憎閉鎖中。この付近では「樋熊の被害」が相次いでおり、その影響かもしれない。

まだ時間が早く、どの施設も開いてはいない。やむなく野付半島へ向かう。途中、尿意を催し難儀した。やっと見つけたコンビニは「感染防止のため「トイレの仕様は禁止」と連れなく断られた。何とも酷い話です!なんとか公園のトイレを見つけ用を足す。

ゆっくり探鳥しながら、野付のネイチャーセンターへ9時に到着。途中出会った野鳥は、
 ・コヨシキリ 
 ・オオセグロカモメ
 ・カワウ
 ・オジロワシ
 ・アオサギ
 ・ノビタキ
 ・カワラヒワ
雨が降り続くなか、雨合羽で武装して原生花園を1時間散策。残念ながらここでもクロユリは終わっていた。
所詮は携帯用の簡易な合羽、途中から雨が侵入、中までしっかり濡れた。気温13度、濡れた衣類を体温で乾かすのはキツかった。

野付を11時に出発し、今日の宿泊地「美留和」へ向かう。移動途中、スーパーで弁当を買い昼食。
美留和到着13:15、これではチェックインが早すぎる。この頃は雨も上がり、美留和の農道で探鳥。案外ここが野鳥の宝庫です。
 ・ベニマシコ
 ・ノビタキ
 ・アオジ
 ・ニュウナイスズメ
 ・ハクセキレイ
 ・カワラヒワ
 ・シジュウカラ
 ・ハシブトガラス
 ・カッコウ(声)
 ・オオジシギ(声)
15時を過ぎると、鳥の出が一気に悪くなる。朝が早い分、夕方も早い。

15:30キラの宿すばる到着(北海道での定宿) 015‐482‐2224
温泉と西洋料理を堪能ですが、すっかり「胃袋が縮み完食はならず

 7月7日(水) 曇り時々小雨
5時起床、朝風呂の後散歩に。昨年と野鳥の種類がまるで違うことに驚きです。美留和の森にどんな変化があったのだろうか?出会った野鳥は
 ・ウソ
 ・シメ 
 ・カワラヒワ
 ・キビタキ
普段なら出会うはずの、ハシブトガラ・シロハラゴジュウカラ・エナガ・コゲラ・アカゲラがいない。

朝食後、「電線鳥」を見ながら津別へ
 ・ノビタキ
 ・ベニマシコ
 ・アオジ
 ・ニュウナイスズメ(これがやたら多いのに驚き)
 ・ホオジロ
 ・モズ
 ・アオバト
 ・キジバト
 ・ハシブトガラ
 ・ツツドリ(声)
 ・ウグイス(声)
 ・ハシブトガラス
 ・アオサギ
 ・ゲラ(ヤマゲラと思う)
津別では「21世紀の森」「森つべつ」を散策、残念ながら「クリンソウ」は終わっていた。

美留和へ帰り、オンネトー林道をドライブ。屈斜路湖畔「砂湯」で休憩。
16時半宿に到着。キラの宿すばる(北海道での定宿)で連泊。食事後、お客様がウクレレで自慢ののどをご披露。相客6人で大合唱でした。21時爆睡

 7月8日(木) 曇りのち晴れ
この日も5時起床で朝風呂。そのご散策へ出るも「寒い!」気温が上がらないせいか、野鳥の出が悪い。
朝食後、すばるを出発。電線鳥を見ながら女満別空港へ。レンタカーを返して、空港内で昼食(立ち食い寿司)。
女満別空港11:55発peachMM122便 関空14:20到着予定だったが、25分遅れの運行でした。
関空に降り立ち、余りの暑さにげんなりでした。朝、着ていた「アノラックはなんなのか?」それほどキツイ温度ギャップです。帰路にスーパーに立ち寄り夕食の買い出し。これで日常に戻ります。