30年ぶりの南紀旅行
9月30日
 9月30日(水) 
朝食は7時から(これも時間指定)。昨夜同様に「重武装」です。

昨夜の敵を取ろうと意気込んではみたが、腹に入る量は知れている。
私は、飲み物(ジュース・牛乳)にフレンチトースト、ちょっとだけのビーフシチューなどです。

それに対し家内は、フレンチトースト・スイーツ・フルーツ・飲み物と、見ただけで私より多い。
さらに、自分でトッピングできる「海鮮丼」ときた。これでも止まらない!更にスイーツと洋ナシのスムージーです。
私の倍以上食べている。

「元を取る」という意識、が根本的に違うのだろう。

朝食を済ませ、8時半にチェックアウト。以前から行きたかった「白崎海岸」へ向かいました。

ここは、石灰岩が隆起した地形で、橋杭岩と成り立ちは違うが、古代の造山運動の結果は変わりない。
白亜の岩が連なる風景はまことに美しい!
今は季節ではないが「ウミネコの繁殖地」としても有名だそうです。

展望台へ上り、360℃の風景を楽しむ。
まさに「太平洋は広い」のですが、内側に目を向ければ廃屋が見える。どう見てもまだ新しいのに「何故?」である。


廃屋は、温水プールを持つスポーツクラブであった。

平成30年最大の台風21号で、荒れ狂う波に呑み込まれての災害であった。
第2室戸台風以上の強風で、関空では連絡橋へタンカーがぶつかり空港閉鎖を余儀なくされた台風です。
海辺に造る施設のリスクですね!

写真にはなりませんでしたが、ヒヨドリが「渡り」のため、数百羽の群れを作っていました。ここから海を渡るため、猛禽類襲来のリスク回避です!

少しここで買い物をして後にしました。

昼食に「うなぎが食べたい」と思った。
スマホで検索したら、最寄で出てきたのが「川常」でした。ただし、家とは逆方向の御坊にあり、16km戻る必要がある。

急ぐ旅でもないので、予約を入れて走り出した。

注文したのは「上まむし」で2450円。
この店を選んだのは第正解でした。お店で食べるだけではなく、テイクアウトもあって「地元客」ひきも切らない。

お陰で「久しぶりの美味しいうなぎ」でした。
それにしても、和歌山市内に「うなぎ専門店」がないのが不思議で仕方ない(持ち帰りの店はあります)。こんな美味しい店が「近くにあればいいのに」と言いながら帰路につきました。自宅着は13時、これで30年ぶりの南紀旅行は終わりました!