台湾「野鳥三昧」
3月15日

谷関のつり橋で

風光明媚な八仙山(良い観光になりました)
谷を渡ってくるセキケイの声(コジュケイによく似ている)で目が醒めた。6時起床。

家内と探鳥開始、7時からはガイドさんも合流して探鳥。
近くの公園でいきなりズグロミゾゴイと出会う。タイワンオナガ、国鳥ヤマムスメ、セグロコゲラ、各種チメドリが無造作にいる。こうなるともう夢中で、つり橋を渡って対岸を探鳥(標高750m)。

結果論でいえば、この時間帯が今回の「野鳥三昧」で最も多い出会いであった。更に結果論であるが、ここで「1日探鳥」しても良かったと思うくらいです。ただ、この日は土曜日で、トレッキングの団体が次々と通り、野鳥の群れを蹴散らしていく。これからは、週末を外すスケジュールが必要だと痛感した。
30分遅れで、8時半に朝食。9時、龍谷大飯店を出発し「八仙山中腹(標高1000m)」へ向かう。
今回の旅行で「メイン」になるはずだったが…

やっと寒波が去り、この日は20℃を超えてきた。天気も良く、八仙山は家族ずれがいっぱいです。ここでも週末が裏目に出て、会えるはずの野鳥が少ない。それでも諦めかけていたルリチョウに最後に出会ったことが嬉しかった。


一旦、龍谷大飯店へ戻り、やや遅い昼食。これも本格的な台湾料理であった。
間違っていたら「御免なさい」と言うことで…
毎回「食べきれない」料の料理が出てくる。どうしても~もったいない~と思ってしまう。豚足を食べながら「昨日の使いまわし」ではないかと思った。昨夜より柔らかく味も良くしみこんでいた。カモ肉など8割がたが残った。これなど他の料理の食材の一部で充分使えるだろう。わが国では「使いまし」はケシカラン事だとされるが、私はそうは思わない。次の料理になるなら「それでよい」と思っている。

豚足

コーンと…なんだったけ

冬瓜スープ

切り干し大根を主にした炒め物

高原野菜(キャベツ)

カモ肉の蒸し料理

食後、帰路に着く。
日本が台湾を統治していた戦前に、急峻な台湾の地形に灌漑網を作った日本人たちがいる。
途中、そんな一人「磯田兼雄(銅像)」が手掛けた『白冷せん導』を見学した。今も活躍している施設で、誇らしく思った。日本統治をすべて美化するつもりはないが、「やらずぶったくり」であった西欧の植民地と違い、よき遺産も残している。
シイタケの里にたちより「土産」を購入。更に、台中市でガイドさんとはお別れ。ドライバーさんに台北のホテルまで送っていただき「台中・探鳥の旅」は終了。17時半でした。
本格的な台湾料理が続き、胃がやや重い。台湾料理は美味しいのですが、日本人が慣れた味とは微妙に違う。そこで、日本人御用達の台湾料理店「梅子」へ行くことにした。

日本の居酒屋風です

突き出しが出てきた、これも日本風

揚げ出し豆腐。まったく日本の味でホッとした

マーボナスを想像して注文したがまったく違っていた
殆ど食べ残してしまった

エビ団子(エビカツと同じで美味しかった!)

ふかひれスープ。これだけで1250台湾円(4000円くらい)
奮発したのですが「モヤシ味」でちょっとがっかり

杏仁豆腐(甘さがかなり控えめ)

「サービスです」と出てきたのは安倍川餅
ふわふわでとても美味かった

台湾旅行最後の夜です。のんびり夜店を歩きました。

台湾名物と言う「マンゴウ氷」を食べました(家内はマンゴウアレルギーでライチ氷)を注文した。氷自体に味付けされており、鋭利な刃物でスライスされている。確かに日本にはない味で、とても美味かった。ただ料理が多すぎて、食べ残してしまった。

この後、夜店やコンビニで「土産」を買いまくり、帰りはしっかり荷物が増えていた。