台湾「野鳥三昧」
台湾で感じたこと
 ■発達した国
台湾旅行は2度目ですが、20年以上前でのことで、良からぬ目的の旅でした。
今回は家内と二人の探鳥旅行でしたが、治安の不安も感じることもなく、発達した国だと感じました。

 ■バイクだらけ
台北はバイクだらけ。ラッシュ時間などタクシーに乗っていても怖い。事故を見たわけではありませんが、きっと多いだろうと感じました。ちなみに「車優先」で、人命尊重とは言い難いとか。地下鉄網も発達しているようですが、利用しなかった。タクシー料金は安く、常に二人で行動するなら「安く便利」だと思いました。なお、タクシーは黄色に統一されているようで、どこでも乗ることが出来た。

 ■軽自動車がない
交通マナーが良いとは思えなかった。最大の理由は「バイクの多さ」です。そのくせ、軽自動車はなく、大きな車かバイクといった感じでした。そういえば、4年で4回の海外旅行をしたが、外国で軽自動車を見たことがない。これも我国のガラパゴス現象であろうか?


 ■寒くてもクーラー
台湾には「暖房はない」という。そのくせ、寒くてもクーラーを回すという。
旅行中は「寒波到来中」で、最高気温が15℃程度であった。それでもホテルではクーラーが利いており、持参したパジャマだけでは間に合わず、アノラックを着て寝た。

 ■通貨単位
関空でJTBから渡された資料に「台湾ドルの通貨レート」が書かれていた。このおかげで大きな失敗をした。
まず、台湾ドルなどと言う表記はない。台北の空港で通貨を代えたが、単位を間違えて使いきれいない額となった。旅行中は「大船気分」であったが、無駄遣いも増えた。
表記は「円」または「元」で、お札には『円』となっている。1万日本円で3千台湾円くらいであった。

 ■バルコニーがない
クーラーが必須なのに、室外機を置くバルコニーがないため、外壁にへばり付くように設置している。落下すれば間違いなく人命が失われるであろう。
台湾では「空需要でマンションラッシュ」だそうだが、新築マンションでもバルコニーはない(最近は建物の一部を凹まして置場は確保してある)。建物から突き出す形のバルコニーは禁止されているのだろうか?ガイドさんに尋ねてみたが、質問の意味が分からなかったようだ。

 ■外国暮らしは出来ない
美味しい台湾料理なのに、三日でギブアップであった。とても長期の海外旅行は出来ない。ケアンズのようにコンドミニアムなら自炊で、持参の調味料で暮らせるが…
ウオッシュレットがないのもつらい。もっとも、これもガラパゴス文化なのだろう。

 ■映画に日本語がない
往復の飛行機では「最新映画」を楽しむことが出来た。ただ、言語は「中国語・英語・韓国語」で日本語はない。そういえばバンコクの国際空港でも、サインは母国語と「中国語・英語・韓国語」であった。
もはや日本は大切なお客様ではないのかもしれない。それだけ成熟した老大国になってきた証しかと、良に解釈している。