台湾「ぶらり旅」
150510(日)曇りのち晴れ
昼に台北に到着。ホテルでチェックインを済ませ、直ぐに地下鉄で「植物園」へ向かいました。
地下鉄はIT化もビジュアル化も進んでおり、チケットも買いやすく、乗り換えも分り易い。

植物園に到着。ところどころに人だかりがあり、そこには必ず「綺麗な野鳥」がいました。
全く言葉は分らいのですが、「鳥仲間」というだけで、いっぱい教えてくれます。日本人と分り、良い場所を譲ってくれるなど、感謝しきりです。

だれも植物を見ない不思議な植物園でした。でも、家族連れがたくさんいましたよ。


いきなりの出会いがコレ!でも、持参した「台湾の野鳥図鑑」で名前が分かりません。
家へ帰って「タイの野鳥図鑑」で調べたらありました。
--アカハラシキチョウーー
だそうです。台湾では迷鳥で、人だかりができていたはずです。
色が違いますが姿はサンコウチョウによく似ています。様々な
鳴き声を出しますが、そのうちの一つはサンコウチョウそっくりです。


ズグロミゾゴイ


シキチョウ

さて?なにメジロでしょうか

クロヒヨドリ



バン


エリグロヒタキ(抱卵中)


ゴシキドリ(抱卵中)

シロガシラ

コサギ
150511(月)曇りのち晴れ時々小雨
恐れていた台風6号は、規模が小さくなり、コースもずれて、時折小雨が降る程度の天候で済みました。
予定通り、今日は「ウーライ渓谷」へ向かいました。
台北駅まで地下鉄で移動し、そこからバスで烏来(ウーライ)へ。更にトロッコに乗り継ぎ、終点からタクシーで公園入り口まで。そこから、歩いて「滝の観光」でした。
帰りは、トロッコの終点までタクシーを利用し、そこから歩いてバス停まで「渓谷沿い」を探鳥です。
では、ウーライで出会った野鳥をご紹介します。

これはバリケンか?人から餌をもらっていました

ゴイサギ

カワヒタキ
環境からカワヒタキに狙いをつけていたら、やっぱりいました。ならば、ルリチョウもいるはずと…

クロヒヨドリ

アマサギ

コサギ

カワセミ

カラス(種類不明)やや小柄で冠羽のようなものが見える

渓谷上空を飛ぶのは何だろう?

シロガシラ



渓谷から自転車の急ブレーキのような鳴声が聞こえていたので、存在は信じていました
ついにルリチョウを見つけました!


カワガラス

タイワンハクセキレイ?
これでウーライは終了。バスに揺られて台北へ向かいます。
急に思いたち、中正記念堂で降りました。まだ時間があったので「観光のつもり」だったのですが、記念堂の緑地は「野鳥の宝庫」でした。台北の都心に驚きです。

人が多いだけに、野鳥も人慣れしており、相当近くで撮影できます。


ゴイサギ(上:おそらく2年目幼鳥・下:成鳥)



ズグロミゾゴイに少なくとも20羽以上出会いました。
求愛ダンスをするズグロミゾゴイの動画もとりました
犬ににらまれ固まったズグロミゾゴイもいました

ミドリカラスモドキ


ゴシキドリ

タイワンメジロ?


ベニバト

カノコバト

キジバト

スズメ

シロガシラ

バン

カササギ

リス
中正記念堂では、私が写せていない種類が幾つもあります。なんとも楽しみな公園です。
150512(火)雨のち曇り
雨が止むのを信じて、陽明山「前山公園」へ行きました。やはり、晴れ男+晴れ女は強運で、 約40分のバスの間に、小雨に変わりました。
陽明山は広大な国立公園で、自然が豊富だそうですが「ヤマムスメに会いたかったら前山公園が良い」という情報で、出掛けました。
ホテルで聞いた情報と違い、バスの運転手さんが「ここで降りて」と言う通りにしたら、目の前が前山公園でした。

そこには、何気にヤマムスメがいました。
また、ゴシキドリの巣穴作りを見ることが出来ました。




ヤマムスメ(7~8羽くらいいたように思います)


タイワンオナガ

天空を舞うのは?

ゴシキドリの巣穴作り(ぺアで交代しながら穴を掘っていた)動画

ハッカチョウ

インドハッカ

ズグロミゾゴイ

ここにもバリケンがいた

キジバト
写真は写せませんでしたが、ルリチョウに二度出会いました。渓流の野鳥と思っていたのですが、こんな山中にもいるのですね。
写真のほか、シロガシラやカササギがいました。また、小鳥もたくさんいたのですが、茂みの中で撮影は不可能でした。

これで前山公園は終了、次の目的地「関渡自然公園」へ

前山公園と関渡自然公園を結ぶ交通機関はありません。
そこで、タクシー移動となりました。関渡到着後、腹ごしらえをして入園しました。

ここは、淡水系の水鳥公園です。今は、オフシーズンで、野鳥の数は多いのですが、種類は僅かでした。
シロガシラが餌を運んでいました。後をつけてみたら『巣』を見つけました。
親が留守をした好きに、巣にチビカメを向けてみました。雛が2羽、孵っていました。

メジロ

クロヒヨドリ

アマサギ

カササギ

セイタカシギ(抱卵中)立ち上がった時に写したら、卵は2個でした

カイツブリ

関渡自然公園から「忠烈祠」に移動しました。このルートも交通は不便で、タクシー移動にしました。
「衛兵」を見たくて観光目的でしたが、拝殿に向かって歩く途中で「異な鳴声」に出会い、ファインダーでのぞきました。
昨夜、台湾の図鑑で見た「稀な野鳥」です。これで一辺に観光気分は飛び、まさかの探鳥になりました。


クビワムクドリ(初見参)
台北では非常に稀な野鳥と出会ってしまった

オウチュウ(台湾3日目にしてやっと出会いました)
ヤマムスメに会いたくて、陽明山まで行ったのに、なんとここに3羽もいました。ここで出会ったのは、
 ・クビワムクドリ
 ・オウチュウ
 ・ヤマムスメ
 ・シロガシラ(どこにでもいる)
 ・カササギ(どこにでもいる)
 ・アマサギ

今日もたくさんの野鳥と出会いました。
150513(水)快晴
事実上の「探鳥最終日」です。
ということで、故宮博物館に付随する二つの庭園に探鳥へ行きました。

故宮も名園も私たちには「猫に小判」です。
予想通り、たくさんの野鳥が迎えてくれました。


ルリチョウ(2羽で行動していました。ペアかもしれません)

コクチョウ


オウチュウ(営巣中かと思ったのですが、よく観察していると「巣作りの途中」のようです)

ここにヤマムスメがいました




猛禽類(種類不明)大小4種類が同時に飛翔していました

カワセミ


メジロのグルーミング

ハッカチョウ

シロガシラ(これも子育て中らしく餌を運んでいました)

故宮から、明日と地下鉄を乗り継いで、森林公園へやってきました。
気温は30度を超えており、日影にいないと頭がクラクラしてきます。

タイワンオナガ

シロガシラ


ここにはゴイサギのお宿があるようで、100羽は下らないゴイサギがいた

コサギ

なにカモ?

バリケン


巣材を運ぶクビワムクドリ(ペアでいました)



シキドリ(上段はオス・中段は親子・下段はメス)

ズグロミゾゴイ

カノコバト

どう見てもアオバトとしか思えないが?

ゴシキドリ(間もなく巣穴完成)

カササギ

再び「中正記念堂」を訪れました。
しかし、小雨交じりの先日とうって変わり、ピーカンの今日は余り野鳥がいません。
やはり、野鳥も暑さには勝てないようです。

タイワンオナガのお腹が綺麗

あまりの暑さにズグロミゾゴイも羽を広げて熱を発散
日陰で、スナック菓子を与えたら、スズメ・ドバト・タイワンオナガまでやって来た。
リスはちゃっかりと私の膝に挙がって餌を持っていきました。
その後も、私たちが座っているベンチに居座り、鳥たちと競争することなく食べていました。

ミドリカラスモドキ(メス)


これで「台湾ぶらり旅」の探鳥は終わりです。50種以上の野鳥と出会うことが出来ました。来年も来たいものです。
■出会った野鳥のリスト