台湾探鳥旅行
1月6日
家内と行く「台湾旅行」は、9年ぶり3回目です。急に思い立ったので、ガイドさんの手配が間に合いませんでした。その日の天候次第で「行先」を決めようと思っています。
 1月:6日
6時起床(日本時間で7時)。朝食バイキングは7時からで、支度を済ませて2階のレストランへ。
案内された席から料理を取りりながら「しょぼいバイキングやなあ」と思って食べました。

しかし、これは案内係りが不親切なだけでした。
食後、奥の方へ探検に行ったら、こちらが「メインキッチン」でした。もうこの時は「粗末な朝食」を済ませた後で、翌日のリベンジにしました。

一旦部屋帰り、持病の薬を飲んで、トイレを済ませての出発です。
今回はガイドなしなので、どこへ行くかは「夫婦の気分次第」です。
天気は曇りですが、雨は降らない様子なので「烏来(ウーライ)」へ行くことにしました。
ウーライは2度目で、前回はバス停を探すのに迷いましたが、今回は調査済です。849番のバスでウーライへ向かいます。バス代は45元(250円くらい)でとっても安い。運転間隔は15~20分、68のバス停があり到着まで69分とありましたが、通勤時間帯のラッシュアワーで、ウーライ到着まで1時間半ほどでした。私達は難なく座れたのですが、途中から「ぎゅうぎゅう詰め」になりました。



市内走行では、車窓から風景を楽しむ。
バスレーンは「中央側」と決まっている。市街地では、中央部分に「バス停」があるので、無理はないのですが、道路側にバス停があると「強引なレーン変更」が繰り返される。よくあれで事故にならないものだと感心する。
ウーライは、9年前の5月以来です。バスを降りて、人の流れに乗って歩きながら、9年前の記憶を一所懸命呼び戻しました。

前回と比べ、最初に感じたことは「人が多い」ということでした。外国人も多く、大声で喋ることから「大陸の中国人」と分かる人たちも多かった。随分「観光地」化したのですね!
商店街があるのですが、その入口に橋があり、川で野鳥に出会った記憶があります。
あの時は、まだ多くの野鳥に出会えたのですが「今回は少ないなあ~」
暫し、川を覗いて、少ないながらも探鳥です。いきなり「カワヒタキ(写真右)」に出会えたので、幸先良しと思ったのですが、それが最高の一瞬でした。

ウーライでの1日で、結局「探鳥が出来た」のは、ここだけでした。出会った野鳥たちはこちらでご覧ください。

商店街へ入って、記憶が鮮明になってきました。
あの店であれを食べたとか、台湾かき氷の量を知らずに「山ほど注文してしまった」などの記憶です。



商店街を抜け、大きな橋を渡ると「観光地」になります。
川を渡る「大きな青い橋」の記憶がなくて困った。

橋を渡って「ウーライの滝」へ向かうトロッコ列車の駅へ向かいました。私の記憶では、旋回はTaxiで滝へ向かったと思うのですが、家内は前回もトロッコだったという。随分「記憶が飛ぶ」ようになってきました。

私の記憶では「初のトロッコ列車」で滝へ向かいます。


トロッコ列車は、軌道車を含めて3両連結。一度に10人の観光客を運びます。

緩い上り坂の1.5㎞の道のりを100元(500円)の運賃です。物価の高い台湾で「これで採算は合うのか?」疑問に思ってしまった。

運行表はあるのですが、客が増えれば臨時便だらけのようでした。
ウーライ駅の目の前は「瀑布」です。


ウーライは「高砂族」の地だそうです。像は酋長だそうです。
このお店で、話好きな女将にコーヒーをいただきました。

本来、ウーライは「温泉地」で湯治客が多いそうです。硫黄の匂いがして、日帰り温泉もあるのですが、今回も縁がありませんでした。

この後、川面を見ながら暫し散歩したのですが、野鳥には出会えず帰路に就くことにしました。

その前に腹ごしらえです。
全快立ち寄ったお店に入ったのですが、日本語の達者なおばあさんはおらず、殆ど言葉が通じないおじいさんだけでした。9年の間に変化がったようです。

烏来名物を注文しました
 ・竹筒ご飯
 ・カワエビとワカサギのから揚げ
 ・ソーセージ(甘い味付けの猪肉ソーセージ)

これは商店街でも「共通」の名物でした。案外、卸先も同じだったでしょう。

帰路のバスも長丁場です。始発駅で立ったままだと、1時間半近くたったままになります。そこで、1本やり過ごし並んでから「先頭で乗車」しました。

3時過ぎにホテルへ帰り、少し休憩してから買物へ。
台湾の気温が予想より寒く、夫婦とも、耐寒衣類が不足しています。そこで、近くのユニクロにヒートテックの下着を買いに行きました。ところが値札を見て急にケチになりました。ヒートテックのパッチが4000円すると、流石にしり込みします。なにせ、家へ帰ればいっぱいあるわけですから、せっせと、洗濯して使い回しすることにします。

次に、三越の地下へ土産物の調達です。今日は、現場関係者と友人の20人分の土産です。
 ・嵩張らない
 ・重くない
 ・程よい値段
 ・台湾らしいもの
で、主に「蜂蜜」を購入です。
スシローで夕食をということでしたが、またも、急にケチになりました。コンビニで買い物をして夕食にしました。
ここでも、日本の物価は安すぎると感じました。オーストラリアは日本の3倍、台湾でも「2倍」という感覚です。言い換えれば、日本人の所得がそれだけ少ないわけで、外国から日本を見ると、日本の欠陥が良く分かります。