オーストラリア「タスマニア・メルボルン」旅行で感じたこと
徹底したホテルの省人化/フロントレス/時間制フロント/多数のホテルをフロント代行
人件費の高いオーストラリアでは、際限もなく「省人化」が進んでいる。
タスマニア アパートメントホテル 1泊
モーテル 2泊
コテージ 2泊
メルボルン アパートメントホテル 4泊
旅行中利用したホテルは、右表のものです。

■タスマニア/アパートメントホテル
ホバート空港でタクシーを拾い、目的のホテルへ。ところが「フロントがない!」
これには、驚きです。予約に利用したシートを読み返すと、当日に「暗証番号をmailで知らせる」とある。どうやら、ルームキーは、キーボックスにあり、それを空けるために暗証番号が必要という。
 でも…海外ドコモが使えない。
従って、暗証番号を受取るすべがない。雨が降って来て、雨宿りする場所もない!もう呆然です。途方に暮れていたら、親切なご婦人に救われました。管理会社に連絡を入れてくださり、暗証番号を聞き出してくださり、無事入室出来ました。
前回の旅行では、1日2時間しか開かないフロントに行動時間を制約された(その時間にチェックインを済まさないと入室出来ない)。それがさらに進んで「フロントレス」になりました。

■タスマニア/モーテル
こちらのフロントは、夕方2時間しかオープンしない。チェックインだけではなく、ルームキーパーや朝食セットの注文もこの時間で済ませる必要がありました。

■タスマニア/コテージ
こちらは別荘地が多い、それでも「持て余す」ことが多いらしく、不動産会社が借り上げて「レンタルコテージ」で運用している。こちらも、フロントはなく、村で1件だけのレストランのレジカウンターが、多くのコテージの受付業務を代行していた。
2日間利用したのですが、こちらにはWiFiがなく、スマホそのものが使えない「完璧なネット砂漠」になった。無事だったからよかったが、なにかあっても「知らせる術がない」危険性があった。起こり得る危険性は「ブレーカーが落ちる」ことです。電気が切れれば「凍え死ぬ」しかない気温でした。
※ブレーカーは集中管理しており、自分の部屋で復帰が出来ない

■メルボルン/アパートメントホテル
街の中心地のホテルで、こちらは24時間フロントオープンでした。オートロックカードの設定が間違っていて、入室出来ない事態もあったが、真夜中でも開いているフロントのお陰で事なきを得た。やはり「人がいることの安心感」は何事にも代えがたいものでした。