オーストラリア「タスマニア・メルボルン」旅行で感じたこと
寿司とユーカリ
タスマニアでは、南氷洋の美しい海を見ることが多かった。海水は澄んでおり、海底の「昆布」がよく見える。
ガイドさんに「食べないんですか?」とお尋ねしたら「食べない」そうです。

海藻を食べるには、特殊な消化酵素が必要で、それを持つのは日本人と韓国人くらいだという。
でも、日本食の世界的普及で「海苔」は今や世界で食べられるようになってきた。案外、これをきっかけに、多くの民族が消化酵素を持つようになるかもしれない。

私たちの知る外国は僅かでしかありませんが、それでも「寿司が美味しくなっている」のは事実です。これなら「日本でも売れるだろう」と思う商品も多かった。
樹の名前を訪ねると「ユーカリです」と返って來る。
ユーカリと言っても、600~700種類あるそうで、ユーカリと答えておけば、ほぼ間違いはなそうです。

コアラの主食はユーカリですが、ユーカリなら「何でもよい」わけではなく、食べるユーカリは限られているそうです。

因みに、ユーカリには「毒」があるそうで、コアラはその「分解酵素」を持っているそうです。それでも、毎日「20時間は寝て暮らす」のは、毒の分解にそれだけの時間が必要ということらしい。優雅に見えるコアラですが、そんな事情があったのですね!