オーストラリア「タスマニア・メルボルン」旅行で感じたこと
タスマニア島の家/斜面しかないタスマニア/低層建物/波板の屋根
オーストラリの国土面積は日本の20倍あり、単独の「大陸」です。
地形は長方形に近く、東西の辺に都市が集中する。
私たちは行ったのは、ケアンズ(東北角)・パース(南西角)・タスマニアとメルボルン(東南角)の3地点です。因みに、北西角には大都市はは存在しない。これで、まだ行ったことがない大都市は、シドニー・ブリスベン・ダーウイン等となる。
なお人口は約4000万人で、大半は都市に住む。言い換えれば「無住の荒野」が広く存在する。
オーストラリアの人口は約4000万人。それが、東西の辺に人口集中している。
https://datacommons.org/ranking/Count_Person/City/country/AUS?h=wikidataId%2FQ40191&hl=ja
オーストラリアは、6つの州と2つの準州に分かれており、ほぼ独立した州政府は「別の国」と思った方がよい。州は、政府機構の違いだけではなく、気候風土もまるで違う(と思う)。私たちの体験は、まだ3コーナーに過ぎないが、もう見事なまでに違う!
今回のツアーは、
 ・ビクトリア州(北海道くらいの大きさ)の州都メルボルン:昨年、人口がシドニーを抜いて、オーストラリア最大の都市になった
 ・タスマニア州(四国くらいの大きさ)で州都はホバート
シドニーでトランジェットして、ホバートに到着。もう、この先は「南極しかない」場所です。訪問する都市ごとに「特徴」があります。空港からTaxiでアマートメントホテルへ向かったのですが「斜面しかない」街というのが印象です。

ホバートから始まり、延べ5泊6日でタスマニア各地を回ったのですが、やはり、どこへ行っても傾斜地ばかりです。
更に、特徴を並べれば
 ・3層以下の「低層建物(民家や商店)」が90%以上を占める。平屋も多い。
 ・住宅は「煙突を持つ」家が多い。
 ・低層建物の屋根は、まるで決めたように「波板(材質はスレートや金属)」が圧倒的に多い。たまに、瓦屋根もあるが例外的です。新しい建物では、金属系の波板が多い、これは気象との関係であろうか?
 ・高い建物で目立つのは「教会」(周りが低層なのでよく目立つ)
 ・都市中心部に僅かに高層ビルがある。
私たちの訪問は「夏の終わり」です。
南緯43度のこの地の寒さは半端ないそうです。ただ、道路にある「雪の深さを示すポール」は1m程しかなく、豪雪というわけではなく「ひたすら冷え込む」のであろう。夏の訪問でも、セーターやアノラックが手放せず、冬に訪問したいと思わない。それでも、「オーロラが見える」そうで、それはちょっとそそられた!