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■探鳥(午前中)
本日は、野鳥ガイドさんをお願いしています。JRで札幌市郊外の発寒駅へ移動し、そこで野鳥ガイド「渡辺さんと合流。ここからは高速道路で、探鳥地へ向かいました。
まずは「北大・苫小牧研究林」です。名が示すように、我が国に適応できる木々を試すため、世界中の木が植えられていますが、その不自然さを無視すれば「いい風景」です。
広大な敷地は湿地の名残をとどめ、清流があちこちの流れている。
現園長氏の信念で、研究林からバードテーブルは撤去されたそうですが、野鳥たちの記憶には残っており、歩いていると「餌をねだって」寄ってきます。とてもフレンドリーでした。 |
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■昼食
「正午では間に合わない」というガイドさんのお勧めで、マルトミ食堂で早昼です。
・家内は「ホッキ貝中心の海鮮丼」 1000円
・私は「特上天丼」 900円
・息子は「ホッキ貝カレー」 900円
ビールがあれば、海鮮丼でいっぱい飲みたかったのですが、飲料は置いていないそうです。持ち込みOKということで付近を探したのですが、自販機はありませんでした。残念!
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■探鳥(午後)
食後は苫小牧漁港、ウトナイ湖と長都沼(おさつぬま)で探鳥。
苫小牧漁港
冬の北海道では結氷するため、開水面のある漁港は「絶好の探鳥スポット」になります。ただ、この時期はまだ結氷しておらず、出会えたのはシノリガモ(写真右)とオオセグロカモメでした。
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ウトナイ湖
とても美しい湖です。
ここにはネイチャーセンターがあり、かつてはシマアオジが観察できたそうですが、今はもう絶滅寸前です。
野鳥の渡り時期に中継地点として活用されるようで、タイミングがあえばたくさんの野鳥と出会えるそうです。この日はオオバンとマガモの大集団でした。 |
長都沼(おさつぬま)
とても細長いぬまで、説明されなければ川と思ってしまう。
北海道の日暮れは早い。長都沼に着いたのは午後3時前で、私のコンデジでは「光量不足」になりそうな空です。
それでも、この日の探鳥のほとんどが「この場所」でのことでした。
沼に隣接する牧草地に、オオハクチョウが食事にやってくる。足元にはガンの仲間も来ており、超希少なカリガネに出会うことができました。 |

長都沼(おさつぬま) |

隣接する牧草地 |
■夕食
「一度は行くべきだ」とのガイドさんの勧めに従い、サッポロビール園を選びました。
メニューは昨夜と変わらないことになりましたが、「ホンマにええ雰囲気」です。
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料理のコースにより、案内される建物が違うようですが、一番見たかった建物に案内されました。
ここは、サッポロビールの工場をできるだけ「そのままに雰囲気を残した」内部空間です。今時の工場は機能だけで味気ないですが、この頃はハンドメイドの香りがいっぱいしますね!
料理は、基本的にジンギスカンです。ドリンクは「飲み放題コース」にしましたが、北海道限定のクラシックビールがとても美味かった。 |
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■ちょっと観光
 
大通公園でタクシーを降り、ちょっと観光です。
覚悟したほどの寒さはなく、快適な散歩でした。時計台もちゃんと見ましたよ!
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この日の野鳥との出会い(野鳥写真は「野鳥三昧」に纏めています。あえて地名は明記していません)
トビ・ノスリ・チューヒ・オオハクチョウ・オオセグロカモメ・オオヒシクイ・マガン・コクガン・カリガネ(超レア)・シノリガモ・マガモ・オナガガモ・コガモ・ミコアイサ・オオバン・ダイサギ・エゾフクロウ・キバシリ・ハシブトガラス・ヤマガラ(本州と頭の模様が違うことに驚き)・シロハラゴジュウカラ・シジュウカラ・ハシブトガラ・ヒガラ・コガラ・コゲラ・キクイタダキ・ミソサザイ・ヒヨドリ・計29種 |
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