晩秋の北海道・初めての札幌と友好の旅 141125
野鳥三昧
   ホテルで朝食後、8:00出発/JRで発寒駅へ移動し、そこで野鳥ガイド渡辺さんと合流し、高速で苫小牧へ向かう
北大苫小牧研究林探鳥⇒昼食⇒苫小牧漁港⇒ウトナイ湖⇒長都沼(おさつぬま)で探鳥
サッポロビール園で夕食。食後、大通公園及び時計台を観光。センチュリーロイヤルホテル札幌泊

 ■朝食バイキング
センチュリーロイヤルホテル札幌の朝食バイキングは素晴らしい。レパートリーは和洋中と揃い、今までの旅行で、最高の品数です。シェフも控えており、卵料理は目の前で作ってくれる。
パンはここで焼いており、ジャムだけでも10種はありそう。食後のデザート(フルーツやケーキ)も満載で、何度もお皿を変えたことは言うまでもありません。
いきなりの「食べ過ぎ」からスタートとなりました。

朝食はここの他、23階に和食レストランが有り「海鮮料理」が用意されているそうですが、、ちょっと朝からきついので、こちらを選びました。
ちなみに、翌日もここでしたが、連覇機に備えてでしょうか、メニューは変わっていました。

  ■探鳥(午前中)
本日は、野鳥ガイドさんをお願いしています。JRで札幌市郊外の発寒駅へ移動し、そこで野鳥ガイド「渡辺さんと合流。ここからは高速道路で、探鳥地へ向かいました。

まずは「北大・苫小牧研究林」です。名が示すように、我が国に適応できる木々を試すため、世界中の木が植えられていますが、その不自然さを無視すれば「いい風景」です。
広大な敷地は湿地の名残をとどめ、清流があちこちの流れている。
現園長氏の信念で、研究林からバードテーブルは撤去されたそうですが、野鳥たちの記憶には残っており、歩いていると「餌をねだって」寄ってきます。とてもフレンドリーでした。

 ■昼食
「正午では間に合わない」というガイドさんのお勧めで、マルトミ食堂で早昼です。
 ・家内は「ホッキ貝中心の海鮮丼」 1000円
 ・私は「特上天丼」 900円
 ・息子は「ホッキ貝カレー」 900円
ビールがあれば、海鮮丼でいっぱい飲みたかったのですが、飲料は置いていないそうです。持ち込みOKということで付近を探したのですが、自販機はありませんでした。残念!

  ■探鳥(午後)
食後は苫小牧漁港、ウトナイ湖と長都沼(おさつぬま)で探鳥。

苫小牧漁港
冬の北海道では結氷するため、開水面のある漁港は「絶好の探鳥スポット」になります。ただ、この時期はまだ結氷しておらず、出会えたのはシノリガモ(写真右)とオオセグロカモメでした。
ウトナイ湖
とても美しい湖です。
ここにはネイチャーセンターがあり、かつてはシマアオジが観察できたそうですが、今はもう絶滅寸前です。

野鳥の渡り時期に中継地点として活用されるようで、タイミングがあえばたくさんの野鳥と出会えるそうです。この日はオオバンとマガモの大集団でした。
長都沼(おさつぬま)
とても細長いぬまで、説明されなければ川と思ってしまう。

北海道の日暮れは早い。長都沼に着いたのは午後3時前で、私のコンデジでは「光量不足」になりそうな空です。
それでも、この日の探鳥のほとんどが「この場所」でのことでした。
沼に隣接する牧草地に、オオハクチョウが食事にやってくる。足元にはガンの仲間も来ており、超希少なカリガネに出会うことができました。

長都沼(おさつぬま)

隣接する牧草地

 ■夕食
「一度は行くべきだ」とのガイドさんの勧めに従い、サッポロビール園を選びました。
メニューは昨夜と変わらないことになりましたが、「ホンマにええ雰囲気」です。
料理のコースにより、案内される建物が違うようですが、一番見たかった建物に案内されました。
ここは、サッポロビールの工場をできるだけ「そのままに雰囲気を残した」内部空間です。今時の工場は機能だけで味気ないですが、この頃はハンドメイドの香りがいっぱいしますね!

料理は、基本的にジンギスカンです。ドリンクは「飲み放題コース」にしましたが、北海道限定のクラシックビールがとても美味かった。

 ■ちょっと観光

大通公園でタクシーを降り、ちょっと観光です。
覚悟したほどの寒さはなく、快適な散歩でした。時計台もちゃんと見ましたよ!

この日の野鳥との出会い(野鳥写真は「野鳥三昧」に纏めています。あえて地名は明記していません)
トビ・ノスリ・チューヒ・オオハクチョウ・オオセグロカモメ・オオヒシクイ・マガン・コクガン・カリガネ(超レア)・シノリガモ・マガモ・オナガガモ・コガモ・ミコアイサ・オオバン・ダイサギ・エゾフクロウ・キバシリ・ハシブトガラス・ヤマガラ(本州と頭の模様が違うことに驚き)・シロハラゴジュウカラ・シジュウカラ・ハシブトガラ・ヒガラ・コガラ・コゲラ・キクイタダキ・ミソサザイ・ヒヨドリ・計29種