
■根室市・明治公園
明治公園は広く、くまなく歩き回る時間はありません。そこで、宿のご主人に主なスポットを教えていただき、まいりました。そこは濃密な空間でした。
・ハシブトガラ
・シロハラゴジュウカラ
・ウグイス
・アオジ
・ノゴマ
・ベニマシコ(写真)
・コヨシキリ
・オオセグロカモメ
1時間ほどの探鳥でしたが、北海道らしい「公園の鳥」でした。 |
|
■落石ネイチャークルーズ(海鳥探鳥)
落石ネイチャークルーズでは、新谷(にいや)さんにお世話になりました。
落石ネーチャークルーズの設立は5年前。某大企業の海外駐在員だった新谷さんは、その赴任中に「海鳥観察の必要性」を感じたそうです。帰国後、早期退職し根室市に働きかけて実現しています。ただ、その道のりは平坦ではなかったそうです。 人口2800人の根室市に日本有数の漁業組合が4組織あることでも分かるように、漁師さんたちはとても裕福だそうです。だから〜ネーチャークルーズが収入につながる〜と言った切り口は、まったく通じず、豊かな自然と貴重な海鳥の存在をアピールすることで、共感を呼んだそうです。
現在、4隻の協力(殆どボランティアに近い)を得て、運行されています。
波はベタでしたがうねりがあり「今年最高の海霧」という濃霧の中で観察になりました。断続的に小雨が降り、海霧もレンズにまとわりつく環境でした。持っていったカメラはコンデジ(50倍ズームと60倍ズーム)で、船も被写体も揺れる中で、高倍率ズームの難しさを味わいました。
海の探鳥を終えて無事に港に帰り着く。
とてもお腹が減っていることに気づき、「何か食べるものはありませんか?」とお願いしたら、出てきたのがコレ。ウニもイクラもないけど、これが普通の「北海道料理なんだ」と素直に肯ける料理でした。 |

エトピリカ館 |

濃霧とオオセグロカモメたち |

なんとも素朴で美味しかった |

今回は装備(準備)不足でした |

エトピリカ(写真上)は数が少なく出会える保証はありませんでした。前日のクルーズは空振りだったそうですが、濃霧のお陰で至近距離での出会いとなりました。良い条件とは言えませんでしたが、エトピリカのほか、ケイマフリ・ウトウ・ハイイロエリアシシギ・ウミウ・ヒメウなどに出会うことが出来ました。 |
■移動中
今回の旅行では、昨日に続いて長距離移動の行程です。私は運転が出来ないので、ドライバーは家内一人。
助手席で様子を見ていては「休憩(仮眠)」と取らせます。
途中、何にもない道路脇に車を止めて仮眠。その間、私は散歩です。
こんな道端にもたくさんの花が咲いています。
この風景はヨーロッパによく似ていますね。緯度的にもヨローッパに近く、環境が似ているのだろうか? |

途中、通過したポロト沼。前回まで毎回お世話になっていた「ポロト案内舎」があるところです。 |
■霧多布湿原センター 長い道のりで、霧多布湿原センターへ着いたのですが、ここは私たちが目指していた場所と違っていました。
霧多布湿原センターで確認したら、それは「霧多布湿原ナショナルトラスト」で、随分手前で分岐すべきでした。ここへ行くには50qほど戻る必要があり、今回は諦めました。クロユリが見たかったのですが「1月前に終わっている」とのことで、これもあきらめがつく理由でした。
その代り入手できたのが「エトピリカの縫いぐるみ」です。これは、霧多布湿原センターの依頼で創られたオリジナルだそうで、倉庫を探していただいて在庫を見つけました。
旅行へ行くたびに、象徴的な「縫いぐるみ」を買い求めており、今回もこれを探していました。これで、霧多布湿原センターの目的を果たせました。
以降、まっしぐらに釧路を目指しました。 |