初夏の道東『野鳥と野草三昧』  130620
野鳥三昧  野草三昧
6月20日(曇り)釧路到着時10℃、最高気温20℃、19時ポロト到着11℃
早朝6時に和歌山をスタート。羽田を経由して12時10分「たんちょう釧路空港」に到着。
この日のコースは、温根内(釧路湿原)⇒釧路自然公園⇒厚岸「愛冠岬」でした。  
 ■温根内(釧路湿原)訪問は3度目です。来るたびに風景が違います。

駐車場から木道を下る。野鳥の声は良く聞こえるのですが、見事に木々が茂っており、日高さんの「あれは〇×の鳴き声です」tp説明を聞くばかりです。

では、順路に沿って写真で紹介します。温根内だけでもとても広く、歩いたのほんの僅かです。

ヤチマナコ
湿原に水面が現れる。底なし沼で、見えないものも多い
木道を歩くに従い、風景が変わっていく。
道東の湿原は「泥炭=石炭になれなかった原始植物」で成り立っている。泥炭層が厚いほど養分(窒素)が少なく、生息できる植物が限られる。泥炭層が薄ければヤチに繁る木もあるが、厚みを増すに従って葦原となり、更に草原に変わっていく。同じ湿原でも泥炭層の厚さで、写真のように風景は変化する。

  ■釧路自然公園訪問は2度目です。
前回(昨年5月)と1月違いでこれほど変わるのか、ここでも木々の大きさに驚きでした。
何故か、ここでの写真がない。写した記憶はあるので、操作間違いでもしたのだろうか

  ■厚岸「愛冠岬」
初めての訪問です。駐車場から新緑の林を抜けると草原に変わります。その先は大きな海に繋がっていました。

愛冠は、アイヌの言葉に漢字をあてたのですが、何ともメルヘンな地名です。今では漢字名がぴったりくる「鐘」がありました。

北海道では、アオダモ(写真右上)は「3年に1度しか咲かない」そうだ。今年はその年で、道東だけではなく北海道全域で「一斉に咲く」と言う。
生石の隣、黒沢山にもアオダモはあり、春先に咲く。落葉樹で、花だけ先に咲くのでとても綺麗で目立つ。この違いは「なんでだろう」と首をかしげてみたが、理由は分からないままでした。

愛冠岬
季節が予定通りなら、草原は「原生花園」になっている筈でしたが、今年は冬が頑張ったおかげで「1週間遅れ」だそうです。私たちにはとても残念でした。
今日の行程はこれで終わりです。
本日の宿泊「ポロト案内舎」へ向かう前に道の駅で夕食です。ここ「厚岸グルメパーク」は厚岸の蠣が1年中食べられるところです。3年連続でNO1の評価を受けているそうです。
「蠣と厚岸ぶたジン・プレート」と注文しました。ジンとはどうやら「ジンギスカンの略」らしい。やはり蠣が美味しかったですね!勿論、ビールを頂きました。