ふるさとの祭り home
Profile roots ふるさとの祭り 歩いて暮らせる街つくり
001017 故郷に住む姪から「秋祭り」の写真が届きました。写真をご紹介しながら「ちょっと自慢話」をご披露したいと思います。

近畿の山車と違い、美濃や尾張三河の山車には「カラクリ人形」が付物です。

友人に「山車の文化」を研究している人がいます。彼によれば、故郷の山車は尾張地方から中古を購入したものだそうです。だからと言って、文化的価値がないという訳ではなく「改めて見なおされている」そうです。
(写真は山車の前後から)

これは「乱杭」と呼ばれる最も高度なカラクリで、日本でも大変珍しいのもです。ご覧のように、人形が空中(杭の上)を歩くもので、仕掛けが全く見えません。これは、海外公演でも好評を博したと聞いています。

お判りいただけるでしょうか?
杭を歩き終え、人形が木に吊るされた巻物に飛びつき開く様が演じられています(下3コマ)。
故郷のカラクリ人形の大きな特徴は「空中演技」です。

次ぎは「浦島」をお見せします。
大変「物語」豊かな出し物です。

これは「三番叟」の演技です。

姪によれば、僅かな湿度の変化でもカラクリがうまく動かず、大変精巧にできているそうです。それだけに扱いが難しく、後継者不足はここでも深刻だそうです。

故郷の秋祭りは、毎年10月の第2日曜日です。もし興味をお持ちの方は「是非ご覧下さい」